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高齢者と正月

外は冷たい風が吹き、カレンダーも残すところあと一枚。
こうなってくると、「今年も、もう終わりなんだな」と感じますね。

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そんな一年の終わりも、デイサービスの職員の方にとっては、

「一月はどんなレクをしようか」

等と悩んでしまい、年末年始ゆっくりと休む暇はないのかもしれません。

正月、つまり一番寒い時期です。
この時期は、高齢者の方に限ったことではないのですが、皆さんなかなか外に出たがりません。

しかし、寒いから…などという理由でデイサービスに行くのを中止していては、リハビリや認知症の予防に支障をきたします。

一人暮らしの方の場合には、何日か一人でいるうちに、風邪をこじらせるなどして健康を損なう恐れも出てきます。

このようなことを防ぐためには、デイサービスで魅力的なレクリエーションを提供するのもいい方法の一つです。

新年早々から来てくれる利用者の方、年末年始にも休まず働いている施設職員の方のためにも、今回は正月レクとして使えるレクリエーションを10個まとめて紹介します!!

正月レク

正月のレクでは、リハビリなどの効果も重要ですが、正月らしい華やかなものや、盛り上がるレクが好評です。

今回はその観点をもとに、利用者の方ができるものや、スタッフが体を張って行う出し物なども含めて紹介します。

二人羽織

スタッフ二人の力で行う、ご存じ二人羽織です。
正月のように気分が華やいでいるときには、利用者の方もこういった見て楽しむ出し物を大変喜んでくれます。

二組で行えば、広いデイサービスであっても、ずべての利用者の方が見ることができますし、恥ずかしさも半減します。

コツは、とにかく全力で取り組むこと。
「失敗したほうが面白いだろ?」などといった気持ちで挑むと、案外利用者の方には見抜かれてしまいます。

ですので、「当日は完ぺきにこなしてやるぞ!」というくらいの気合で臨みましょう。
そのほうが、見ている側も楽しめます。

やることは、べたに食べ物を食べる、でいいと思います。
正月らしく『みかん』から始まり、見て楽しい『ケーキ』『ラーメン』等も取り入れたら、職員の方は大変ですが、利用者の方は大爆笑してくれますよ。

リアクションは大きく、声ははっきりとです。

「熱い熱い!」

「もうちょっと右!」

介護職員の方が芸人でないのは重々承知なのですが、大きな声で、かつ大きな動きでないと利用者の方はなかなか理解してくれません。
気分は正月の特番に出ている芸人さんの気持ちで、会場を盛り上げていきましょう。

風船羽子板

羽子板の羽を代わりに風船を用いて行います。

普通の風船でももちろんいいのですが、紙風船を用いたほうが何となく正月らしさも出るので私はこちらをお勧めします。

立って行ってももちろんいいのですが、スペースにさえ気を配れば車いすの方や椅子に座った方も参加できます。

バレーに近くなってしまいますが、3対3形式にするなど、チーム対抗戦を行っても盛り上がりますよ。

利用者の方の性格などにもよりますが、墨を塗る罰ゲームは大変盛り上がります。
ただし、これは職員が相手をして負けた時だけです。

利用者の方がいくら盛り上がってくれて、冗談が通じる方であっても、やはりそこはお客様です。

墨を顔に塗るなどの行為は控えるべきでしょう。

利用者の方に行う場合には、あらかじめ似顔絵や写真を撮っておいて、そこに負けるたびに筆を一筆ずつ入れていってください。

これはこれで、独創的な作品が出来上がるので、お土産として家に持って帰られる利用者の方も大変喜ばれます。

投げ福笑い

福笑いを、大きな紙で作ります。
そして、目隠しをする代わりに、利用者の方に『目』『口』等のパーツを投げてもらって顔を作ってもらいます。

これが驚くほど変な顔になってしまいますので、完成品を見ると利用者の方も職員も思わず笑ってしまいます。

もし、レベルの高い利用者の方が多い場合にはアイマスクなどを用いて目隠しをしてもらってもさらに楽しめます。

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玉入れ

「それは運動会では?」と思うかもしれませんが、正月遊びとしてもおすすめです。

玉は紅白色のものを用意してください。

正月といえば、やはり『紅』『白』ですよね。

縁起物を使っての競技になりますので、正月らしさを持ちつつも、にぎやかに皆さんで楽しめるレクリエーションです。

玉を入れるかごに

【賀正】

【2016】

【謹賀新年】

等の張り紙をしておくと、ますます正月らしさが出ていいですよね。

かるた

正月といえばやはりこれですよね。
ですが、高齢者の方の場合、どうしても小さいと字が見えにくくなってしまいます。

ですので、あらかじめスタッフが大きい紙に書いて作ったかるたを用意しておくことをお勧めします。

作るのは面倒のように感じますが、正月前からスタッフで手分けして作ってしまっておくと、案外手間もかからず簡単にできるものです。

こういった昔遊びは、最近ではなかなか遊ぶ機会も減ってしまいました。
高齢者の方が集う施設出るデイサービスだからこそ、昔ながらの正月遊びをもっと取り入れていくべきのように感じます。

かるたの読み手となった職員は、【ゆっくり、はっきり】と読むことを心がけましょう。
また、大体同じくらいのレベルの方が一緒に楽しく遊べるように席順の工夫もできればいうことはありません。

絵馬に願いを

折角の正月です、利用者の方には絵馬に願いを書いてもらいましょう。

一人暮らしの方や、足が不自由な方などは正月に入ってもなかなかお寺参りに行けないことも…

そんな方のためにも、デイサービスで絵馬を書く機会を設けましょう。
願いを書いた絵馬は、施設に飾ってもらうもよし、家に持ち帰って飾ってもらうのもいいかと思います。

絵馬は作るのが少し難しいので、画用紙や厚紙などであらかじめスタッフが作っておいてください。

当日は、利用者の方に筆ペンやサインペンを手渡し、願いを絵馬に書き込んでもらいましょう。

落語

もし、スタッフの方の中に落語ができる方がいれば、ぜひ披露してください!

落語を生で聞ける、というだけで普段から利用者の方は喜ばれるのですが、特に正月にはみなさん喜んでくださいます。

難しい噺をしたり、クオリティの高いものを披露する必要はありません。
小噺で十分ではないでしょうか?

正月に落語を聞く、ということ自体が利用者の方の喜びにつながるのです。

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正月飾り作り

正月飾りを、利用者の方全員に作ってもらいます。

自分で正月飾りを作るというのは、最近ではなかなかありませんよね。
この機会に、自分好みのものを作ってもらうのもいいのではないでしょうか?

幸い、ほとんどの必要なものは100均で手に入りますので、費用もほとんどかかりません。

ただし、何もないところから作れ、では利用者の方のレベルによっては難しい場合も…

  • いくつか見本を提示しておく
  • 作り方の参考例(説明書)を置いておく
  • スタッフが一緒のテーブルに座って作る

等の気配りを忘れないように。

また、デイサービスに飾る大きな正月飾りをみんなで作るのもおすすめです。

できることに合わせて、色塗り、小物づくり、切り貼り(絶対にスタッフがつくこと)等を行ってもらえば、当日来られるほとんどすべての利用者の方に参加していただけるのではないでしょうか?

「あそこは私が作った」

「あの色はだれが塗ったの?きれいね」

等会話のきっかけにもなるのでお勧めです。

演奏会

どのシーズンでも、音楽はみんなが楽しめるレクリエーションの一つです。

正月らしい歌を選んでみんなで歌うもよし、華やかな音楽の演奏を皆さんに聞いてもらうもよし。

いろいろな楽しみ方ができますよね。

なお、演奏ではありませんが、正月の間はBGMとして正月の音楽をデイサービス内で流しておくことをお勧めします。

この音楽が流れているだけで、正月らしさがぐっとアップしますよ。

正月遊びセット

凧あげ・けん玉・お手玉に福笑い、コマにかるた…いろいろな正月遊びがありますよね。

もちろん、職員やほかの利用者の方と一緒にワイワイ騒ぐのも楽しいのですが、中には

「落ち着いた正月を過ごしたい…」

なんて方も。

そういった方のために、デイサービスの一角に、正月遊びセットを置いたくつろぎスペースを用意しておくといいでしょう。

遊び疲れた方や、正月疲れでちょっと休みたいなんて方もそこで休憩ができますし、普段しない遊びに案外夢中になっていることも。

にぎやかにするだけがレクではありません。
過ごしやすい場を提供することも立派なデイサービスの役割です。

正月を満喫してもらう

いかがだったでしょうか?
もしかしたら、「正月はデイサービスじゃなくて家で過ごしたかったのに…」といった利用者の方もいるかもしれません。

そういった利用者の方に、どうやって正月を満喫していただけるか考え実行するのも私たち介護士の腕の見せ所です。

楽しい正月を送ってもらうためにも、創意工夫で楽しいレクリエーションを提供していきましょう!

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