皆さん、ひょっとして水分を取りすぎていませんか?

介護の世界では、高齢者の方たちの脱水予防のため水分を取ってもらう事は非常に重要となります。

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また、スポーツなどの場でも

「脱水にならないよう早めに水分を取れ!」

と言われるようになりました。
そのためか、多くの方が普段から水分を持ち歩き、熱心に飲むようになったと感じています。

ですが、ちょっと待ってください!
その水分量、適切ですか?

実は、水分の取りすぎは恐ろしい病気や症状の引き金になっているかもしれないんです・・・

水分の取りすぎが原因の病期や症状とは!?

それでは、早速紹介していきます。
今回皆さんにお伝えしたいのは

【水分の取りすぎにより生じる病気や症状】

についてです。
一般的に言われているように、水分は体にとって非常に重要です。

脱水症状になると

  • めまい
  • ふらつき
  • 頭痛

等の症状が現れるばかりか、最悪の場合意識を失ってしまうこともあります。

特に高齢者の方や幼い子供は、体内の水分がほかの世代と比べると明らかに少ないんです。
そのため、こまめな水分補給を行う必要があります。

しかし、です!
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しというもの。

あまりに水分を取りすぎてしまうと、健康のために行っているはずの行為で体調を崩すだけでなく、命の危険すらある病気になってしまう事にもなりかねません。

ここからは、水分の取りすぎが引き起こす危険な病気や症状について見ていきたいと思います。

胃の機能低下

水分を取りすぎて負担がかかる場所の一つがです。

口から入った水分は、当然胃に到達しますよね。
大量の水分が流れ込んできた胃は

  1. 食べ物を消化するための胃酸が薄くなり
  2. 消化能力が低下
  3. 食欲不振・胃もたれ・消化不良

といった症状を引き起こすのです。

下痢

胃が消化不良を起こした場合、同じく食べ物などを処理してくれている腸への負担も増加し、更に排せつ物が正しく形成されません。

その結果、お腹の調子がおかしくなり、下痢となってしまいます。

血圧上昇

水分を多くとると、血液の量も増えます。
これだけ聞くと良さそうなのですが・・・

血液量が増えるという事は、血液を体中に回すポンプの役割りを持つ心臓の負担が増加するということでもあります。
そして、血圧が大きく上がってしまいます。

高血圧の人にとっては、この症状一つ見てもかなり危険度が高いといえます。

体がだるい

胃や腸・心臓といった内臓器官への大きな負担は、体がダメージを受けているということでもあります。
また、消化不良による胃からくる不快感も辛いものです。

こういった症状が混ざり合い、

  • 常に体がだるい
  • 倦怠感が付きまとう

といった症状に悩まされることとなってしまいます。

頻尿

水分が体にたくさん入るという事は、それだけ排出する量も増えるという事です。
つまり、頻尿になってしまいます。

頻尿は日中に起こっても辛い症状なのですが、更に辛いのは夜に起こってしまった時。

夜間何度もトイレに通っているうちにいつの間にか朝・・・
こんな経験、出来るならしたくないですよね。

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むくみ

むくみが生じる原因の一つは腎臓の不調です。
水分を取りすぎると、頻尿になると説明しましたが、排尿には腎臓の働きが非常に深くかかわっています。

そして、多量の水分をおしっこに変えるべく働き続けていると、当然、腎臓の負担がかかりすぎてしまいます。
そのうち、小便が十分に排出されなくなってしまうようになっていきます。

このように腎臓が弱ってしまうと、体がむくんでしまうんです。
実際、体のむくみの原因の多くは腎臓に原因があるといわれているほどです。

ただし、脱水症状でも体がむくむことがありますので、そのあたりはしっかり見極めが必要となります。

動悸や息切れ

先ほど、水分の取りすぎは心臓に負担をかけていると説明しました。
そして、

  • 動悸
  • 息切れ
  • 不整脈

これらの症状もまた、心臓に負担がかかっている証拠です。

「ちょっと速足で歩いただけなのに息が切れる・・・」

このような症状は、ひょっとしたら水分の取りすぎを訴える体からのSOSサインなのかもしれません。

冷え

水分の取りすぎは、体温の低下も招きます。

大量の水分摂取は、体の中から体温を下げる行為そのものです。
また、体内に留まった水分は、代謝や排せつがうまくいかないとずっととどまってしまう危険性もあると指摘されています。

先ほど述べたように、腎臓に負担がかかりすぎてしまった時にこのようなことが起こってしまいます。

冷えは万病のもとです。
健康維持・増進のために水分を取っているはずなのに、そのせいで病気になりやすい体質になったのではつまらないですよね。

「体が冷えてきた・・・」

そう感じたら、それは飲み過ぎのサインなのかもしれませんよ。

胃がちゃぷちゃぷ

水分の取りすぎを分かりやすく知らせてくれる症状がこれです。

これは、なんとなくそう感じるといったものではありません。
実際に体を動かしたときなどに胃から感じる振水音=水が震えている時の音が【ちゃぷちゃぷ】という音となって聞こえてくるんです。

僕も学生のとき、2~3度体験しましたがかなり気持ち悪いです。
ずっと胃の中身が揺れているような感覚で、かなり辛い思いをしたのをはっきり覚えています。

花粉症

なんと、東洋医学においては花粉症すらも水分の取りすぎによって生じる症状の一つと言われています。
花粉症とは、体のアレルギー反応によって生じる一種の防衛反応です。

このアレルギー反応は、全て体内の余分な水分を体外に排出するために起こっているものだとされています。

この東洋医学の考え方を裏付けているのが漢方薬です。

アレルギー症状に対する漢方薬は、その多くが体温向上や利尿・発汗作用をもたらすものです。
これらは、全て体内の余分な水分を排出するための行為です。

ポッコリとしてお腹

脂肪がついてポッコリとなってしまったお腹・・・ではないかもしれません!
実は、水分の取りすぎによりお腹が出てしまうこともあるんです。

脂肪か水分かの見極め方法は、触ってみることです。

  • ひんやりと冷たい
  • ぷよぷよとやわらかい

このような場合、そのお腹のぷよぷよは体から排出されずに残ったままの水分かもしれませんよ。

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水毒

東洋医学では、水分の取りすぎにより体に不調が生じてしまっている症状の事を

【水毒】

と言うそうです。

「水を飲みすぎると水毒という病気になるらしい」

と誤解している方も多いですが、水毒は水の飲み過ぎによる症状の総称なので、勘違いしないよう注意が必要です。

その他症状

上で説明した以外にも、様々な症状が現れます。

  • 手足の冷え
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 鼻水やくしゃみが出やすい
  • 偏頭痛

これらの症状が突然現れた場合は、自分が水分をたくさん取るようにし始めた時期と、症状の出始めた時期とを照らし合わせてみてください。

ピッタリ一致しませんか?
その場合は、水分の過剰摂取を疑ってみてくださいね。

適切な水分量はどれくらい?

水分の取りすぎにより体に生じる病期や症状、恐ろしいものばかりですね・・・
では、適切な水分量はいったいどれくらいなのでしょうか?

「1日2リットルが理想だ!」

「1リットルあれば十分らしいよ」

等いろいろな情報が飛び交っていますが、そもそも必要な水分量は年齢や体重によって異なります。
ですので、

「○○リットル必要だよ」

などという情報自体がすでに間違っている可能性が高いんです。
とはいえ、これで終わっては無責任ですよね(;´・ω・)

そこで、一応の目安を載せておきます
体重1キロ当たりで

  • 新生児=50~120ml
  • 乳児=120~150ml
  • 幼児=90~100ml
  • 学童=60~80ml
  • 成人=40~50ml
  • 60歳以上高齢者=40ml

程度取れていれば、大丈夫と言われています。
ただし、ここで一つ注意する点が・・・

それは、この目安通り水分を取ればいいというわけではない!ということです。

「こいつは何を言ってるんだ?」

とか思わないで下さいね(^^;)
水分=水やジュースといった液体を想像してしまいますが、実際には食べ物からも沢山の水分を私たちは体内に取り入れています。

ですので、3食しっかり食べていれば上の数字通りに水分を取る必要はないんです。
成人で大体1.5リットル、これだけとれていれば問題ないといわれています。

むしろ、数字通り飲んでしまってはそれこそ水分の取りすぎです。
食事から得られる水分の事も忘れないよう、注意しておきましょう。

水分の取りすぎを解消しよう!

いかがだったでしょうか?
今回は、水分の取りすぎにより生じる病気や体の様々な病気についてお伝えしていきました。

・・・怖いですね(・・;)

たかが水と侮ってはいけないというのがビシビシと伝わってくる。
そんな危険な症状の数々だったと思います。

最後に、水分を取りすぎしてしまった時の解消法についてお伝えしていきます。
もし、今あなたがこの記事を見て

「私、水分取りすぎちゃってるかも・・・」

と感じてしまっても大丈夫です!
これから紹介する5つの方法を実践すれば、必ず解消できますよ♪

白湯を飲む

水分を摂取する際、ついつい冷たい飲み物ばかりに頼っていませんか?
そんなあなたには、白湯を飲むことをお勧めします。

白湯を飲むことで体の中からぽかぽかと温めてくれる効果が期待できます。
体もあったまるし、代謝も向上するため水分の取りすぎ改善ができ、更にダイエットにも効果的です。

体を温める食べ物を

体が冷えてしまうと、水分の代謝が悪くなり、結果的に水分がどんどん体にたまっていってしまいます。
それを防ぐためには、体を温める食べ物を口にするようにしましょう。

  • 大根
  • ニラ
  • ネギ
  • ショウガ
  • ニンニク

これらは手軽に調理でき、しかも体を温めてくれるおすすめの野菜です。
スープや温野菜など温かい調理法で頂きましょう。

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お風呂にしっかり浸かる

お風呂に入り体の芯まで温めれば自然と汗が出て、余分な水分を体の外に排出してくれます。

更に冷え性改善も期待できるので、代謝がよくなりますます水分の取りすぎによるダメージを体が受けづらくなってくれますよ。

適度な運動

適度な運動には様々な効果があります。

  • ストレス改善
  • 集中力向上
  • 活力アップ
  • 代謝向上
  • ダイエット

などです。
良く言われることですが、やはり運動は健康の源です。

1日20~30分、週に3回ほどでいいのでウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。

サウナ

手っ取り早く汗をかき水分と外に排出したいなら、サウナや岩盤浴なんてどうでしょうか。
ただし、そのあとに水分を大量に取ってしまっては意味がありません。

「冷たい飲み物を一気に飲み干したい!!」

その気持ちは良く分かりますが・・・グッと我慢して、体調を壊さない程度に水分を摂取するよう心がけましょう。

大事なのはこまめな水分補給

水分の取りすぎは確かに危険なものです。
しかし、それを危険視して最低限しか水分を取らないこともまた、同様に危険な行為です。

一番大事なのは、こまめな水分補給を行う事です。

  • 朝起きて
  • 通勤時
  • 休み時間
  • 昼食時
  • 昼休憩
  • 夕方
  • 夕食
  • 寝る前

とこまめこまめに水分を取っていくのが理想的だといわれています。

1回200ml前後を1日何回も摂取する。
これだけで、健康は十分保てます。

  • 飲み過ぎ
  • 飲まなすぎ

両方体にとってうれしい行為ではありません・・・

あなたの健康を守れるのは、あなただけです!!
適切な水分摂取を行い、毎日を明るく元気に過ごしましょう(^^)

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