夜も咳が止まらない女性

ゴホン!ゴホン!!

夜寝るときになっても、一向に咳が止まらない時ってありますよね?
日中はそれほどでもないのに、なぜか夜になると急に咳がひどくなってしまう・・・

この症状、悩まされている人が意外と多いんです。

気のせい、たまたまだとして終わらせてしまいがちのこちらの症状・・・
実は、ちゃんとした原因があったのです!!

今回の記事では、咳が夜に止まらなくなる原因と、その簡単対処法10個を紹介していきます。

夜咳が止まらなくなる原因

風邪をひいてしまうと、朝も夜もなく咳に苦しめられることになります。
日中はもちろん、寝ている最中に自分の咳で目を覚ましてしまうこともしばしば。

風邪が治るまでの辛抱だ

こう自分に言い聞かせ、我慢します。
ですが、なぜか風邪がほとんど治っているにもかかわらず、咳が一向に止まらないことも・・・

しかも、日中はどうもないのに夜寝るときになると急に咳が出始めてしまいずっと寝不足。
このような症状に苦しめられている人って意外と多いんです。

一体何が原因なのでしょうか?
まずはそこから説明していきます。

スポンサーリンク

副交感神経の活発化

私たちの体には自律神経というものがあり、交感神経副交感神経の2種類があります。

交感神経は主に日中起きている時に活発になる神経です。
私たちの体を興奮状態にし、心臓の鼓動を早める効果などがあります。

日中精力的に働く際に活躍してくれています。

一方で、副交感神経は主に睡眠時に活発化する神経です。
副交感神経は交感神経とは逆に体の興奮を抑え、筋肉の緊張を緩める働きがあります。

副交感神経が働いている時は、私たちの体全体が休息・リラックスモードへと変わっているのです。
この神経が夜間活発に働いてくれることで、私たちはようやく体を休め眠ることができるのです。

ただし、この神経の作用で筋肉を緩める際に私たちが空気を吸うために必要な気道を狭めてしまうこともあるのです。
人によっては睡眠中、かなり気道が狭くなってしまうことも・・・

そのため、狭くなった気道は普段なら気にもならない呼吸による空気の出入りにも敏感になってしまい、咳が出やすくなってしまうのです。

鼻水が気道に

これは日中にも言えることですが、鼻水が軌道に入り込んだら咳が止まらなくなってしまいますよね。
起きている間なら先に鼻をかむなどして防ぐことができますが、寝ている時にはそれもかないません。

この症状は、特にあおむけになって寝る人に多い癖だといわれています。
仰向けでの睡眠は軌道に鼻水や痰が軌道に入りやすいようです。

そのため、気道内に侵入した鼻水・痰が気道を刺激し、結果として咳が出やすくなってしまうのです。

大きな口を開けて寝ている

寝ている時に大きな口を開けて寝る方、いますよね?
朝起きたらのどがとても乾いていたり、口の中がぱさぱさの方は要注意です。

口の中が乾燥しているということは、それに続くのども乾燥しているということ。
のどの乾燥が原因となり、夜間の咳を引き起こしてしまうことは少なくありません。

気道過敏症によるもの

『気道過敏症』という病気をご存知でしょうか?

  • かなりきつい咳が続いた風邪
  • 喘息

これらの症状を経験した方に多く発症する症状です。
名前の通り気道が敏感になってしまい、通常なら気にならないようなわずかな刺激でも気道が反応してしまいます。

先ほど挙げたように、夜間は副交感神経の働きで気道が狭くなってしまいます。
ただでさえ気道過敏症で敏感になっている時に、気道が狭まり空気や鼻水が流れ込んでしまうと当然咳も止まらなくなります。

実は、風邪が治ったにもかかわらず夜間の咳に苦しめられている人の多くは、この気道過敏症が原因ではないかといわれているのです。
心当たりのある方、夜間の咳がずっと止まらない方は一度病院で診てもらったほうがいいかもしれません。

アレルギー反応

これは夜間に限ったことではないのですが、やはりアレルギー反応による咳も見逃すことはできません。

  • ほこり
  • 羽毛布団のうもう
  • 布団についたダニ

これらはすべてアレルギーを引き起こす原因ともいわれています。

最近部屋の掃除をしていない

布団をいつ干したのかわからない

布団を新しくしてから咳が増えた

こういった方はアレルギーによる咳をまず疑ってみてください。
布団を日中干すだけで劇的に症状が改善される場合もあります。

また、アレルギーの代表例の一つ『そばアレルギー』
こちらも夜間の咳を引き起こす原因になってしまうことが・・・

そばを食べていないから大丈夫!!と思うかもしれません。
ですが、そばアレルギーは直接そばを食べなくても、近くにそば殻があるだけでも起こってしまうんです。

日本の枕には、時折そば殻が中身として使われています。
最近枕を変えたら急に咳が増えちゃって・・・

こういった方は要注意!!
自分の体質に合わせた枕選びも夜間の咳を止め、快眠を手に入れるためには重要です。

スポンサーリンク

夜間の咳を止める対処法10個

夜に咳が止まらなくなる原因はわかってもらえたかと思います。
ですが、それがわかったとしても対応策を理解しておかなければいつまでも夜の咳に苦しめられてしまうことになってしまいます。

ここからは、今日から実践できる簡単寝る前対処法をお伝えしていきます。
これを実践すれば、夜寝る前・寝ている最中に咳で苦しめられることはなくなります!

ぜひ試してみてください。

マスク着用

寝る前にマスクをするとかなり夜間の咳を抑えることが可能です。
マスクをつけておくことで、

  • 夜間の口腔内の乾燥を防ぐ
  • 空気やほこりなどによる刺激
  • 呼吸による口腔内の加湿

といった効果が期待できます。
これらは一つ防ぐだけでもかなり効果的に咳を抑えることができる要因となっています。

それを3つ防ぐことができるマスクは、夜の咳に悩まれている方にとっては素晴らしい安眠グッズとなってくれるはずです。

加湿器の設置

口の乾燥を防ぐには、まず居室の乾燥を防ぐ必要があります。
部屋の中が乾燥していると、その乾燥した空気を吸い込む喉にも同様に乾いてしまいます。

すると、咳が出やすくなってしまいます。
咳以外にも、部屋が乾燥していると風邪を引きやすくなるというデメリットも。

部屋が乾燥しがちな方、マスクをつけて寝るのは寝苦しい・・・といった方には加湿器による乾燥対策がおすすめです。

パイナップル

パイナップルがのどにいい食べ物だというのはあまり知られていません。

パイナップルに含まれている酵素である『ブロメライン』は、お肉を柔らかくすることなどで知られていますが実は炎症による腫れ・痛みを抑え、さらには痰を分解、のどに絡みにくくしてくれる作用も持っているのです。

実は一部の企業などではこの酵素の力に注目しており、すでに花粉症対策サプリメントとして販売されています。
医療分野においても、慢性気管支炎という文字通り慢性的な機関紙の炎症を治療するための薬としても用いられているのです。

生のまま摂取するのがいいそうなので、夜間の咳でお困りの方は、寝る少し前くらいに100%パイナップルジュースを試してみてもいいかもしれません。

はちみつ

パイナップル以外では、のどにいい食べ物としてはちみつがあげられます。

アメリカで行われた研究によるとその効果は大変高く、なんと小児用の咳止めシロップと同等、その人の体質やはちみつの種類によってはそれ以上の効果を発揮することが明らかとなったのです!!

ドイツでは民間療法として寝る前にはちみつを少量飲むとのどの調子が良くなるとして昔から各家庭で実践されているそうです。

世界各地で実践されている以上、はちみつののどへの効果はかなり信ぴょう性が高いといえます。

アレルゲン除去

アレルギーによる咳はかなり重症で、しかももととなるアレルゲンを除去しなければ決して治ることはありません。

枕の中のそば殻

羽毛布団

こういったアレルギーを引き起こす物質を使用した寝具は、自身の体質と相談し場合によっては使用を控えるのが賢明な判断といえます。

部屋の掃除

こちらもアレルゲンの除去に近いのですが、部屋の掃除を行うことも夜の咳を抑えるうえで欠かせない対策です。
部屋の掃除を長期間行っていないと、どうしてもホコリが出てしまいます。

このホコリが場合によってはアレルゲン物質となり、夜間の咳となってその作用が表れてしまいます。
また、これはめったにないのですが・・・

梅雨時期などに汚れ物を部屋に置いておくなどした場合、最悪カビが生えることも☠
カビ菌は肺に作用し咳をはじめ様々な恐ろしい症状を引き起こします。

カビ菌に関しては部屋の中で増殖することはめったにないとは言えますが、それでも普段からこまめに掃除しておくよう心掛けておいて損はないといます。

禁酒・禁煙

健康のため、というわけではありません。
お酒とたばこをやめることで夜咳で眠れないことがなくなった方も多いです。

喫煙は気管を細くしまう作用があります。
そして細くなった気管は少しの刺激にも反応し咳が出やすくなってしまいます。

また、喫煙歴が長いと肺が弱ってしまいます。
すると、少しのことで簡単に咳が止まらなくなってしまうのです。

そして、お酒。
実は夜寝る前に飲酒をすると、アルコールの作用で気道がかなり狭くなってしまうんです。

飲酒後ある程度時間があけばアルコールの影響も抜けて大丈夫ですが、普段から寝酒の習慣のある方は控えるほうがいいでしょう。

➡ タバコは不治の病の引き金にもなるんです・・・

横向きで寝る

先ほど、あおむけで寝ると鼻水や痰が気道に入り込み、咳が出やすくなってしまうと書きました。
では、逆に咳が出にくい寝方はあるのでしょうか?

その疑問の答えが『横向き』で寝ることです。
横向きで寝ると気道がふさがりにくくなり、咳の原因となっている鼻水や痰の気道への侵入を防ぐことができるようです。

夜寝ていると咳が止まらない・・・

こんな悩みを抱えている方、ぜひ横向きになって寝てみてください。
それだけで、今日から安眠できるかもしれませんよ。

背中を温める

背中には、様々な神経やツボがあります。
その中でも、左右の肩甲骨の間には刺激すると咳止めに効果のある神経や、風邪に効くツボがあります。

一人でここを刺激するのは一苦労・・・
そこで、お風呂などに入って温めることをオススメします。

温めるとツボが刺激され、神経の動きが活発になります。
寝る前に暖かいシャワーを一分ほど背中にあてるだけで、効果があるそうです。

体が温まると快眠の効果も期待できるそうなので、夜ぐっすり眠りたい方は是非お試しを!!

ツボを押す

最後は、ツボです。
以前はアジアのみで行われていたツボ押しですが、最近では欧米諸国でも一般的な治療となってきました。

それだけツボ押しの効果が健康にいいと実証されている証拠とも言えます。

咳止めに効くツボはいくつかあるのですが、寝る前に最も有効なツボは天突(てんとつ)です。
このツボはほかの咳止めのツボとは効果が少し違い、気道を緩め、広げる作用を持っているのです。

そのため、夜寝る前に刺激することで気道が緩んだ状態になり、鼻水や痰などがつまりにくく、また多少の刺激で咳が起こることも少なくなります。

また、のどの痛みも和らげてくれるそうなので、風邪をひいてのどの痛みに悩まされている人にも効果的なツボといえます。

肝心のツボの場所ですが、左右から延びる鎖骨とのど仏の下の直線の交差した部分です。
触ってみるとへこんでいる部分がはっきりとわかるかと思います。

押し方は触る程度の力で、優しく押してあげましょう。
あまり長く押しすぎると痛くなってしまいますので、3秒を目安に手を放し、少ししてからまた押してあげるといいでしょう。

こんな時は病院に!!

いかがだったでしょうか?
今回は夜に咳が止まらない原因と、その対処方法をお伝えしました。

見ていただいた通り、横になって眠る、マスクをつけるなど今日から早速行えるような対処法です。
夜間の咳に悩まされている人、寝ても咳ですぐ目を覚ましてしまう人は、さっそく今日からできることを実践してもらえたらなと思います。

また、今回紹介したような対処法を実践してもあまりに長く症状が続く場合は病院への受診を検討してください。
具体的には・・・

  • 一週間以上ひどい咳が続く
  • 風邪が治っているのに咳だけがずっと止まらない
  • 夜間は咳で悩み、一日中体調がすぐれない

これらは風邪やのどの不調ではなく何らかの危険な病気の恐れがあります。

今回紹介したような対処法で治せるのは、あくまでのどの不調や風邪によるものだけです。
肺炎・結核、喘息なども同じく咳で悩まされてしまいますが、こちらは適切な治療法、服薬治療を行わなければ決して治りません。

怪しいと思ったなら必ず病院を受診しましょう!!

最後に、関連記事にてこれまで紹介した病気に関する記事をまとめています。
心筋梗塞、肝硬変、肺気腫など生活習慣と深くかかわっている病気や、病気の末期症状についてまとめたものです。

体調が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

➡ 病気に関するまとめはこちらから!!

➡ 末期症状を知っておけば余命の大切さがわかります

➡ 肺気腫末期の恐ろしさがヤバイ・・・

スポンサーリンク