bsLIG63_kikoenaine20130713

何故耳が聞こえにくいのか

高齢者の方は一般的に若い人たちに比べて耳が聞こえにくいというのが一般的ですよね。
では、何故高齢者の方のほうが耳が聞こえにくいのでしょうか?と聞かれると意外とその理由は答えれなかったりするんです。

高齢者の耳の不調や、聞こえにくさの原因は一体とこにあるのでしょうか?

老人性難聴とは

高齢者の耳が聞こえにくい一番の要因は老人性難聴と言われる症状によるものです。

文字だけ見るとすごい病気のようにも思えるかもしれませんが、ようするに年齢に伴う音を聞くための機能の衰えだと思っていただいて大丈夫です。

ただし、老人性難聴とひとくくりに行っても、その程度の差は様々です。

健康状態はもとより、これまでの生活習慣や、日々のストレスなどによっても音の聞こえ方に大きな差が現れると言われているため、どの程度の難聴かは人によって大きく異なります。

人によっては、80代以上であってもほとんど昔と聞こえ方が変わらないという人がいることも報告されています。

スポンサーリンク

原因

高齢になるにつれて耳の機能が衰えると以下のような症状が出てきます。

  • 加齢に伴い、耳の中にある感覚細胞が障害を受けてしまう
  • 脳へと音を伝える神経経路や中枢神経系に障害が生じる
  • 耳の中にある血管に障害が起こってしまう
  • 耳の中での音の伝達が悪くなってしまう

これらの症状が2つ以上の複数組み合わさってしまうことにより、老人性難聴の症状が現れるようになると言われています。

症状

高齢者の難聴は音がすべて聞こえずらくなるというわけではありません。

聴力の低下は高音域、つまり高い音から始まり、徐々に会話音域や低い音まで広がってきます。

そのため、女性の声に代表される高い音が段々と聞こえにくくなってきます。
日常生活で最初に阻害される部分は、この若い女性とのコミュニケーションなどが多いようです。

またどちらか片方だけ聞こえにくくなるということは少なく、両方の耳とも同じように聞こえにくくなっていきます。

そのため、本人は聴力の衰えを自覚しにくいという特徴があり、大分聞こえにくくなった後に家族などに指摘されてようやく病院を受診する、といったことが多いです。

スポンサーリンク

また、声は聞こえているが、それが何を言っているのかはわからない、といった症状が現れるのも老人性難聴の症状の一つです。

50~60歳頃に顕著にこの症状が現れるとされており、このころから会話に不自由さを覚える人が急増していきます。

対処法

補聴器

治療ではなく対処と書いたのにはわけがあります。

実は、老人性難聴は加齢に伴う機能の低下によるものであるため、病院に行ってもほとんどの場合治療することはできません。

そのため、補聴器などをつけて聞こえるようにするのが一般的です。

昔の補聴器は『ピーピー』といった雑音が入ったため「つけたくない」という方も多いのですが、現在では補聴器の技術もかなり向上しており、雑音が入りにくいものも数多く販売されています。

また、その形状も様々で、ポケットにしまうことのできる箱形、耳にかけて使用する耳掛け形、そして耳の中に直接入れ込んで使用する挿入形の三つがあります。

耳鼻科を受診したうえで、聞こえ具合を確かめ、自分に合った補聴器を専門家と一緒に探していくのが求められます。

周りの人の話し方

最も大事なのは、やはり周りの配慮でしょう。

高齢者の方と話すときには、とにかく

  • ゆっくり話す
  • 少し大きな声で話す
  • 低い声を意識して話す

の三つを心がけてください。

まず大事なのはゆっくり話すこと。

高齢者の方は、情報が耳から入っての腕理解するまでに若い人と比べると若干もタイムラグがあります。
そのため、早口で話されてしまうと情報が処理しきれず聞こえていても相手が何を言っているのか認識できないことがあるのです。

また、少し大きめな声で話すことも大事です。
年を取ると、多かれ少なかれ聴力の低下は見られます。

そんな時に小さな声で話をされてしまっては、聞き取ることができず会話自体がストレスになってしまいかねません。
相手の聞こえやすさに応じて、聞き取りやすい大きさで話をしましょう。

そして、最後が低めの声です。

一般的に高音域から聞こえずらくなるのが高齢者の方の難聴の特徴です。
しかし裏を返せば、ある程度年をとっても低音域なら音がしっかりと聞こえるということです。

話をするのが男性でも女性でも、そこは変わりません。
いつもより少し低めで、お話をするように心がけましょう。

それだけで、劇的に聞こえやすくなります。

耳は大切に

補聴器に頼らず、テレビの音量を大きくするなどして過ごすかたもいますが、それは難聴を悪化させるだけです

また、耳が聞こえにくいためにコミュニケーションに困難が生じ、他人との関りがおっくうになってしまい、そこから認知症に…という方も大勢います

ですので、どうか聞こえにくさを自覚した時点で早めに耳鼻科を受診してください。
早めに対処することで、難聴の進行を遅らせることができます。

目や鼻、口と同様に耳も生活していくうえで欠かすことのできない大事な器官です。

大切に扱ってあげましょう。

記事の最後に、高齢者の病気に関する記事をまとめたリンクを張っておきます。
もっと病気のことを知っておきたい!!と思った方は、ぜひ活用してください。

体の不調関連記事

➡ 食べたらすぐ下痢と腹痛に襲われる原因は!?

➡ 心筋梗塞の前兆症状があったなんて・・・

➡ ものもらいが痛い!?自然治癒の期間はどれくらい?

➡ 食べ過ぎによる腹痛、苦しい時の対処法は!?

➡ 咳が止まらない夜の対処方法はこれだ!

➡ 耳の中にかさぶたができたけど、どうしよう

➡ 深爪の痛みを減らす方法があったとは♪

スポンサーリンク