今回紹介するのは比較を用いた高齢者向けの脳トレ問題です。この問題の一番いいところは、日常生活の中に簡単に取り込むことができるということです。脳トレの効果が最大限に発揮されるのは、やはり持続してこそ!!この問題をとして、日常生活に脳トレ習慣を取り入れてもらえたらと思います。

どっちが多い?

今回は高齢者向け脳トレ問題の紹介です。
シンプルにどちらが多いのかを答える問題です。

単純すぎてあまり行われませんが、認知機能の低下がみられる方などにはピッタリの脳トレ問題となっています。

比較問題は脳を活性化させる

今回紹介する高齢者向け脳トレ問題は、どちらが多いのかを比較する問題です。
それだけだと簡単すぎるように思うかもしれませんが、少しの工夫で立派な脳トレ問題へと生まれかわります。

何かを比較する、というのは思った以上に脳を活性化させます。
というのも、比較というのは二つ以上のものについて同時に考える必要があるからです。

常にこのサイトにて紹介しているように、脳は二つ以上のことを同時に行っていると活性化しやすくなります。
比較問題を行う際には

  • 二つ以上の比較対象
  • どちらが多いのか

について考えます。

二つ以上の比較対象のことを考えつつ、さらにどっちが多いのかという問題そのものについても考える。
いくつものことを同時に行うこの問題は、実は脳トレとしてかなり優れた問題なんです。

どっちが多い??高齢者向け脳トレ問題

それでは早速問題のほうにうつっていきます。
今回紹介する脳トレ問題は全部で10問です。

脳トレに最適と書きましたが、どの問題も決して難しいものではありません。
落ち着いて、一問一問ゆっくり解いていってもらえれば必ず解ける問題ばかりです。

自分が今頭を使っていることを実感しつつ、楽しみながら取り組んでいってもらえればいいなと思います。

問題

次のうち、どちらが多いのかを答えなさい

第一問

鉛筆4本

消しゴム1個とシャーペン2本の合計

第二問

野球とサッカーの選手の数

第三問

2月と4月の日数

第四問

6月と8月の祝日の数

第五問

350ミリリットルのペットボトル3本と1リットルのペットボトルに入る水の量

第六問

日本円の硬貨の種類

第七問

12分と9分210秒

第八問(難問)

相撲の1場所の日数と5月の奇数日

第九問(難問)

日本の都道府県の数とアメリカの州の数

第十問(超難問)

家で強いのは旦那?妻?

解答

第一問

鉛筆4本

頭の中で想像しながら解いてもらえればより脳トレに最適です。
この問題もそうですが、なるべく高齢者の方達の身近にあるもの、慣れ親しんだものを題材にしてもらえたらなと思います。

第二問

サッカー(11人)

スポーツ好きの方が多い場合や、普段あまり答えない男性利用者の方がいるときなどにこの問題を使用してもらえたらと思います。

第三問

4月

2月は28日、4月は30日まで続きます。
間違っても4月31日までと紹介しないようにお願いします。

第四問

同じ

6月と8月だけは実は1日も祝日が設定されていないのです。
8月は夏休みやお盆休みもあるため、意外にたくさんの方がこの問題を間違えてしまいます。

第五問

350ミリリットルのペットボトル3本

掛け算の問題も兼ねていますので、計算問題にも使えます。
50ミリリットルしか変わらないのが引っ掛かるポイントです。

第六問

日本円の硬貨の種類

硬貨には1円・10円・50円・100円・500円があります。
一方、紙幣には1000円・2000円・5000円・10000円があります。

硬貨のほうが多いですね。
こうして見ると、日本のお金の種類って結構多いですよね。

第七問

9分210秒

210秒=3分30秒ですので、9分210秒は12分30秒となります。

第八問

5月の奇数日

5月は全部で31日あります。
ですので、奇数日は16日となります。

一方、相撲の1場所は15日で争われますので、5月の奇数日のほうが1日多くなります。

第九問

アメリカの州の数

アメリカ州は2016年現在全部で50州あります。
日本の都道府県は47つですので、わずかに及びません。

ちなみに、アメリカの国旗に書いてある星って実は州の数を表していることをご存知でしたか?

第十問

これは、答えは人それぞれでしょうね(・・;)

脳トレばかりしていては飽きてきてしまいます。
息抜きもかねて、時にはこうしたユーモアある問題も織り交ぜていきましょう。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は、高齢者向け脳トレ問題ということで、どちらが大きいのかを考える問題を紹介させてもらいました。

この問題の優れたところは、生活の中でいつでもどこでも行うことができる点です。
例えば、買い物に行ったとき

この豚肉とあの牛肉、どっちが安いかな?

等という風に、比較問題になれておくと日常生活の中でも考える機会を得ることができます。
普段から脳トレを行うことは、認知症予防の観点から考えても非常に効果的な取り組みです。

脳トレにしてもリハビリにしても、ベストは自分で毎日行えるようになることです。
この問題を通じて、高齢者の方達が自然と生活の中で脳トレができるようになっていったらと思います。

最後に、高齢者向け脳トレ問題をまとめた記事を紹介しています。
もっと脳トレがしたい!!という方は是非参考にしてください。

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