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誰でもなるむくみだけど…

「朝起きたら顔がむくんでいた」

「今日は足がむくんでパンパン」

こういったことは、若い人でも往々にしてあることです。
むくみ自体は珍しいことではないので、誰でも一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか?

30代を過ぎるころになると、筋力の低下や体の代謝が落ちることが原因でむくみやすくなると言われています。

そして、むくみは当然高齢者にも起こりうる症状です。
ですが、高齢者の方にとってこのむくみは「時々あるよね」なんて軽い気持ちでは見過ごせない症状です。

何故なら、高齢者のむくみは、時に重大な病気の前触れとして現れたものかもしれないからです…

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高齢者のむくみ

むくみの原因はたくさんあります。

寝不足や日ごろの疲れの蓄積は顔のむくみとなって表れてしまいます。
また、日ごろから運動していない場合や長時間立っていたり、あるいは座っていた場合には足のむくみが現れます。

このように、日常的にむくみが現れることも少なくないことは知っておいてください。

さて、そんな多くの要因で発生してしまうむくみですが、特に高齢者に多いむくみの原因は大きく分けて二つです。

それは、【血液の循環障害】【病気の前触れ】です。

血液の循環障害

むくみが発生する要因として、体内を流れる血液の循環が大きな影響を与えていると言われています。

本来体内に吸収された水分のうち必要のないものは、血液の流れに乗って、静脈あるいはリンパ管という場所に戻っていきます。

ですが、血液の循環に問題があると、本来戻るべき場所に水分が戻ることができず、不要になった水分が使われることもなく徐々に体内に溜まっていってしまいます。

これが、むくみ発生のメカニズムです。

高齢者の場合には、特に血液の循環に何らかの障害が現れる場合が多いのです。
その要因として、

  • 血液を体全体に送る心臓機能の加齢による低下
  • 座った場合などに足の下側に溜まった血液を、再び体の上に向かって押し上げることができない(足の筋肉の低下のため)

等があげられる。

加齢により、心臓と足の筋肉が低下するのはやはり大きいようです。
足は『第二の心臓』とも呼ばれており、血液を体中に循環させるうえでなくてはならない重要な存在です。

そして、心臓は言うまでもなく、血液の流れをつかさどるとても大事な器官です。

この二つの器官の機能低下は、そのまま体全体の血液の循環が悪くなることを示しているのです。

病気の前触れとしてのむくみ

そして、もう一つ。
本当に怖いむくみはこちらです。

それは、【病気の前触れ】として体にあらわれるむくみの存在です。

先程の加齢による血液の循環障害によるむくみは、いうなれば年を取れば誰もが大なり小なり経験することですし、体への大きな害はありません。

ですが、病気の症状の一つとしてむくみが発生した場合には要注意です。
何故なら、むくみが症状として伴う病気には恐ろしいものがたくさんあるからです。

ここからは、むくみが症状の一つとして現れる病気と、むくみ以外にも表れる症状を紹介しておきます。

もし高齢者の方でむくみと下に書いたような症状が現れた方がいれば、すぐに医療機関を受診することをオススメします。

腎臓病

まずは、腎臓病について。

腎臓は、体内で毒素をろ過してくれるなど極めて重要な働きをしてくれている臓器の一つです。
ここに異常がある場合にはすぐに命にかかわる場合もありますので、内科を受診してくださればと思います。

症状としてよく表れるのは、むくみ以外にも、

  • 短期間での急激な血圧上昇
  • わき腹や胸部の鈍い痛み
  • 尿の色が不自然に濁っていたり泡立つ
  • 血が混じった尿(血尿)

等が考えられます。

腎臓は、体内で主に血液のろ過・老廃物(体内のいらなくなったもの)や塩分を尿として輩出してくれている器官です。

そのため、ここに異常がある場合には、やはり血液や尿に異常が現れることが多いようです。

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心臓病

次に、心臓です。

血液の循環のメインを張っている心臓に異常がある場合は、体中に頻繁にむくみが発生します。

特にその症状が顕著なのが【心不全】【心臓弁膜症】だと言われています。

症状としては

  • 少しの運動でも感じる息苦しさ
  • 胸の激痛や明らかな違和感
  • 普段から息切れするようになる
  • 動悸(心臓がどきどきと動き続けること)が止まらない

等があります。

息苦しさ、息切れなど呼吸にかかわる内容の症状が多いようです。

肝硬変

肝臓という器官も、私たちの体の中において重要な働きをしています。

肝臓エネルギーの貯蔵庫であり、アルコールを初めとした人体に有害な物質の解毒作用も持っています。

更に、胆汁という脂肪の消化吸収を助けてくる物質の生成も行っている、とても働き屋で重要な体内器官の一つです。

お酒の飲みすぎ等が原因でなる肝硬変ですが、主な症状は

  • お腹がパンパンに膨れてしまう
  • やたらとおならが出てしまう
  • 体中に黄疸(おうだん=黄色いあざの様なもの)が出てしまう

等があります。

甲状腺機能低下症

最後が甲状腺機能の異常です。

甲状腺は、甲状腺ホルモンという主に私たちの体の新陳代謝を促してくれる大事なホルモンを生成してくれています。

ですが、それゆえにこの甲状腺期の低下症にかかってしまった場合には、本来当たり前に私たちの体で行われている新陳代謝が不具合をきたし、体が大混乱してしまいます。

主に表れる症状としては

  • いつも体がだるくて、やる気が出ない
  • かすれ声になる
  • 話し方がゆっくりになる
  • うつ病のような状態に
  • 物覚えが急に悪くなる
  • 食欲の低下
  • 徐脈

等など様々な症状が出てきてしまうのです。

異常があれば必ず病院に

今回は、むくみ発生のメカニズムとそれに伴う恐ろしい病気について紹介しました。

今回の記事を見たら

「むくみがこんなに恐ろしいなんて!!」

と怖がってしまう方もいるかもしれません。
ですが、先ほど書いたようにむくみそのものはそこまで怖がる必要がありません。

寧ろ問題は、むくみが何らかの病気の前触れとして現れているときです。

今回書いたのはあくまで一例です。
他にも様々な症状が現れることが報告されています。

ですので、体にむくみが発生し、かつ体の異常・あるいは不調を感じるようなことがあればその際には迷わず病院を受診してください。

受診してもしむくみ以外に問題がなければ一安心なだけですし、仮に異常があった場合にはすぐに治療へとつなげていくことも可能です。

なによりすべての病気は早期発見こそが早期治療へとつながっていきます。

どうか、むくみは体が私たちにピンチを教えてくれているありがたいものだと考えてください。

そして、むくみが続くならすぐに医療機関を受診し、医者に体の状態をしっかり検査していたもらってくださいね。

記事の最後に、高齢者の病気に関する記事をまとめたリンクを張っておきます。
もっと病気のことを知っておきたい!!と思った方は、ぜひ活用してください。

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