万引きをする心理と手口

子供から高齢者まで、最近万引きによる事件がとても増えてきています。
万引きをする方たちの心理とは、いったいどんなものなのでしょうか?

  • 生きるため
  • やってはいけないことだから、
  • スリルがほしくて
  • 誰かにかまってほしい・・・

それぞれが抱える心の問題が万引きに走らせることも少なくありません。

今回は、そんな万引きに走らせてしまう心理を各年代ごとに分析するとともに、万引きの手口について見ていきたいと思います。

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万引きする心理

まず知っておきたいのは、万引きする方たちの心理です。

「欲しいものがあったから盗んだのでは?」

と思うかも知れません。
ですが、それは理由の一つに過ぎないのです。

お金に困っていない裕福な高齢者の方であっても、万引きをしてしまうことは決して少なくはありません。
介護士として、高齢者にかかわる一人の人間として、この万引き問題はしっかり理解しておく必要があると思いました。

各年代ごとに万引きを行う心理状態は異なっているようです。
そのあたりについても詳しく見ていきます。

小学生以下の子供の万引き

「こんな小さな子供まで!?」

と驚いてしまうかもしれませんが、ほとんどの場合この年代の子供たちに

万引き=悪いことをしている

という意識はありません。

「あの子が持っているもの、僕もほしいな」

「あのお菓子食べたいな」

と考えた子供が、何も考えずそのまま商品を手に取り店の外に出てしまう。
このケースが最も多いです。

もちろん、万引きはいけないことなのでしっかりと叱ってあげることは必要ですが、ただ叱るだけではなく『何故いました行為はいけないことなのか』というのをきっちりと説明してあげてください。

小学生・中学生の万引き

家庭の問題

この世代の万引きでは、深刻な家庭問題により万引きを行っている場合もあります。

  • 親からの命令
  • 食べ物を貰えないから仕方なく
  • 親の虐待によるストレス発散のため

これらが背景となって万引きと言う行為に発展してしまうのです。
この場合、子供を責めてはいけません。

ある意味では、この万引き自体が子供たちに出来るSOS信号でもあるのです。

「悪いことだと分かっている。でもしなくては生きていけない・・・」

「お父さん・お母さんに嫌われたくない」

こんな思いで行っている、辛い行為なんです・・・
行為を叱るより、その子供の心を痛みを理解してあげてください。

そして、発見した人やお店は警察や家庭裁判所などと相談し、しかるべき対応を取りましょう。

ゲーム感覚

万引きを犯罪などとあまり考えず、『バレたら負け』程度の気持ち、いわゆるゲーム感覚で行っている子供も増加しています。

かっこつけたいお年頃、と言う時期なのはわかりますがこれは間違った方向への見得の出現です。

早めに発見して、万引きがどれだけ大きな問題なのか、そしてあなたがしたことは犯罪行為なんだ、という事をしっかり教育していく必要があります。

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高校生の万引き

スリルを求めて

高校生にもなると、万引きがいけないというのはしっかり理解しています。
そんな中でも行ってしまう心理の裏には、『スリルを求めて』と言うものがあるようです。

高校生になってくると、段々と日常の変化が少なくなってくるように感じます。
毎日の部活や勉強は平凡であまり変化がないように感じる。

そんな時、日常のちょっとしたスパイスとして思いつくのが万引きと言うわけです。

物がほしいというよりは、万引きにより手にするスリルこそが彼らの本当に求めているものと言うわけです。

受験ストレスの発散

もう一つ多いのは、受験ストレスによるもの。
大学受験って経験した方はわかると思いますが物凄いプレッシャーやストレスが襲ってきます。

「落ちたらどうしよう・・・」

「あの大学に今のままで行けるのか」

「なんで点数が伸びないんだ!!」

色々な思いが頭の中をぐるぐると毎日駆け巡ります。
そんな日々溜まっていくストレスを発散するためのお手軽な行為として選んでしまうのが万引きです。

万引きに失敗したら受験も人生も、今まで行ってきた試験勉強の努力もすべて水の泡です。
そんな危険な火遊びよりも、運動と言う健全な手段でストレス解消を行いましょう。

一日一時間程度の運動は脳を活性化させ勉強の効率を上昇させてくれます。
勉強もストレスも運動で改善していきましょう!!

大人の万引き

生きるため

子供と大人の万引きを考えるうえで、最も大きな違いがこの『生きるため』と言う理由かもしれません。
子供の場合も、親から何ももらえず生きるために万引きを行うことはありますが、珍しいケース(であってほしい)です。

ですが、大人の万引きの場合、リストラにより無職となった方たちがその日生きるための糧を得るために行うのです。
それも、私たちの想像より遥かにたくさんの方が・・・

また、万引きという犯罪を犯すことで刑務所に入りそこで食事を得るための行う方もいます。
この人たちにとって、いわば万引きは刑務所に入るための手段という事です。

ストレス発散

社会人はとにかくストレスが溜まります。

  • 上司からの無茶な要求
  • ほかの社員と仲良くできない
  • 営業成績が上がらない
  • 会社が倒産の危機
  • 仕事内容が自分に合わない

多くのストレスが口を開けて私たちを待ち構えています。
この溜まったストレスのはけ口として行うのが万引きです。

万引きは上でも書いたようにスリルを得ることができます。
そのスリルやドキドキ感、悪いことをしているという背徳感が社会人としての自分のストレスを吹き飛ばしてくれるのです。

ですが、いくら万引きをしてストレスを吹き飛ばしてもストレスの元が無くなることはありません。
結果として、何度も何度も繰り返し行ってしまうのです・・・

アルコール中毒

先ほどの生きるため、という理由と少し似ているのですがアルコール中毒患者などは万引きをしやすい傾向にあります。

アルコール中毒患者、いわゆるアル中の方はお酒が手放せず、その影響から家族をはじめとした人間関係や仕事と言った自分を取り巻くすべてを失うことが多々あります。

そして、全てを失いお金まで亡くしたアル中の方は、それでもお酒が欲しくてたまりません。
お酒を手に入れられる残された最後の手段、それが万引きと言うわけです。

主婦の万引き

一番多いのは、家庭のストレスを万引きで憂さ晴らししているというケース。

  • 旦那とうまくいっていない
  • 育児ストレス
  • ママ友との関係が築けない
  • 家事・育児に疲れた
  • 変化のない日々に刺激がほしい

心の内に抱えている問題は人それぞれですが、どんな理由があっても万引きは立派な犯罪です。
決して、お忘れなく・・・

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高齢者の万引き

生きるため

高齢者の方が貧困問題にさらされているのは、ニュースで騒がれている通りです。
仕事を定年退職した後年金生活を送りつつ、貯金を切り崩して生きていく。

ある程度の貯金額があれば問題なく過ごせますが、貯金が一切ない方たちも多く、その方たちは雀の涙ほどの年金で生活せざるを得ない場合も・・・

「子供たちにはそれぞれ家庭があるから迷惑をかけたくない」

こう考えた高齢者の方たちが、それでも生きていくために行う手段。
それが、万引きなのです。

寂しさを紛らわす

万引きをして捕まるとどうなるでしょうか?
・・・叱られます。そして、警察に捕まります。

私たちからすれば嫌なことですが、高齢者の方たちはこれが嬉しいという場合もあるんです。
その高齢者の方たちとは、独居老人と言われる方たちです。

  • 叱られる
  • 警察にお世話になる
  • 刑務所で集団生活を送る

これらは、一人で生活し周りとつながりを持たない高齢者の方にとっては何よりほしい『他者とのつながり』なのです。

誰かと接するため、つながりを保つため、あえて万引きをして捕まる。
高齢者の方たちの、悲しいコミュニケーション方法です・・・

認知症

そもそも自分が万引きしたと気づいていないケースも。
認知症の方が自分のものと勘違いしてカバンの中に物を入れ、そのまま帰ってしまうケースは少なくありません。

本人は本当に覚えていなくても、他人からすれば覚えていないのか、誤魔化しているだけなのかは判断できないところです。

この判断は専門家でも難しく、お店の方や警察の方も頭を抱えているのが現状です。

万引きの手段

万引きの心理について

万引きを行う方たちの心理、分かっていただけたでしょうか?
続いては、万引きを行う手段についてみていきます。

カバンに入れる

昔からずっと使われている常套手段の一つがカバンの中に万引きした商品を入れるというものです。
大きめのカバンに入れて上に買ったものをかぶせておけば、パッと見ではわからないものです。

ただし、こういった人はかなり不自然な荷物の入れ方をしている場合が多く、警察の方たちから見たら案外一目瞭然なようです。

リュックサックに入れる

カバンは上が開いているタイプも多いため、やや見つかりやすい印象があります。
そこで登場したのがリュックサック。

一度入れてふたを閉めてしまえば外からは何があるか確認できないのが万引きに向いていると思われているようです。

ですが、リュックサックに商品を入れるまでの動作が目立ちすぎです(;´・ω・)
最近は防犯カメラもクオリティが上がっているためそんな怪しい動作をしていたらすぐに見つかってしまいます。

服の中に入れる

逆に荷物ではなく服の中に入れるという発想も。

  • 服のポケット
  • ジーパンの後ろポケット

と言った発想があります。
他にも、以前テレビで見たのは女性が胸の谷間に隠しているといったケースも・・・

確かに男性店員には効果的な手かもしれませんが、女性定員には一切効果がないのですね。

開き直る・・・

一番恐ろしいのがこの開き直りです。

「はいはい、私が盗りました!!それが何か!?」

「お金を払えばいいんでしょう!?はい、これで良い!?」

自分が犯罪を犯したことを棚に上げ、一切をこちらの悪いかのように逆切れしてしまうのです。
万引き自体がたちの悪い犯罪ではありますが、その中でもこの開き直りは群を抜いています・・・

素直に反省すればいいのにと思いますが、このタイプの方にとっては自分の万引きでさえも社会や家庭、妻や旦那のせいですので、自分が悪いとは思っていないのです。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は万引きをする心理とその手口について書いていきました。

高齢者の方の万引きが多発している現状から、こういった記事を書かせてもらいました。
私自身、こうして文章にすることでなんとなく万引きをする心理状態が分かったような気がします。

物凄く当たり前のことを書いてしまい恐縮ですが・・・

万引きは犯罪です

最初に書いた子供のSOS信号としての万引きは例外としての、一般的に決して許される行為ではありません!!

万引きに走る心理はいろいろなものがあると思います。
ストレスに耐えきれず、つい手が出てしまったなど同情する面もあるのでしょう。

しかしそれでも、あなたのストレス発散で他人に迷惑をかけるのは決してあってはならないことです。
どうか、万引きに頼らず他の方法であなたが抱える問題やストレスを解消してくださいね。

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