マダニに刺されたらどうなるか、その恐怖の症状を知っていますか?

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ダニ、と聞いて良いイメージを持つ方は少ないかと思います。

  • 汚い
  • かまれる
  • 生理的に無理

等々、悪いイメージが先行するかと思います(^^;)
その中でも特に困ったのが、マダニです。

このマダニ、私たち人間を刺して攻撃してきます・・・
この症状がかなり辛いものなんです。

今回は、マダニに刺されたら症状はどうなるのかについて、その対処方法も含め詳しく説明していきます。

そもそもマダニってどんな生き物?

それでは、早速紹介していきます。
今回は、マダニに刺されたらどうなるのかについて詳しく見ていきたいと思います。

とはいえ、そもそもマダニとはどういったものかわからない、と言う方も多いかと思います。

「普通のダニとは違うの?」

「うちにもいるのかしら」

色々な悩みも出てきてしまう事でしょう。
そこでまずは、マダニとはそもそもどういった生物なのかについて簡単に説明しておこうと思います。

マダニってどんな生き物?

マダニは、ダニの中でも特に大型の部類に入ります。
人間や動物などにくっついて、血を吸います。

そう、生物の血液こそがマダニの唯一の栄養源となっているのです。

良く布団などにいるとされる家ダニ。
名前こそ同じダニですが、種類は全く別物と思っておいてください。

普段は3ミリほどのその体も、なんと血を吸うと2センチ近くにまで膨れ上がります。
2センチと言えば、はっきりと視認できるレベルの大きさです。

姿が見えないのも怖いですが、自分の血を吸っているダニの姿が見えるのも、それはそれで恐ろしいですね(^^;)

マダニが潜んでいるのは、主に

  • 森林地帯
  • 草原
  • 広い公園
  • 河川敷

等とされています。
そう、場合によってはあなたの家のすぐ近くにもマダニがいるかもしれないのです!!

活動期は春から秋にかけてとされています。
冬以外は、ほぼ全ての時期で活動しているという事になりますね。

ちなみに、日本ではこれまで18種類ものマダニによる被害が報告されています。
かなり多いですね。

マダニに刺されたらどうなるの?

マダニがどんな生き物か、理解していただけたでしょうか。
それでは、いよいよ今回の記事の本題である、このマダニに刺されたらどうなるのか、またどのように対処すればいいのかについてお伝えしていきます。

最初は、マダニに刺されてしまった時に現れる症状についてです。
これをしっかり理解しておけば、今自分にどういった症状が起こっているのかをすぐに理解することができます。

「痒いから蚊に刺されたのかな・・・」

と思い、かゆみ止めを塗っていても、マダニに刺された場合は全く処置が違うので効果はありません。
薬の種類によっては悪化してしまう事態も考えられるのです。

しっかりとマダニに刺された時の症状を把握しておきましょう。

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症状

マダニに刺された際、まず最初に感じるのは小さな痛みです。
その後、わずかな痒みを感じます。

この時点では、蚊に刺された時とほとんど変わりません。
そのため、多くの方は虫刺されと思いこみ、ほとんど対処をしようとしないのです。

ですが、マダニに刺されて本当に恐ろしいのはここからです!!

実は、マダニはSFTSウイルスと言う、極めて危険なウイルスを持っている可能性があるんです。
他の病気と同様、必ずしも発症する病気と言うわけではありません。

ですが、もし発症してしまったら恐ろしい症状が現れてしまうんです・・・

厄介なのは、SFTSウイルスには長い潜伏期間があるという事です。
その期間は、なんと1週間~2週間にもなります。

長い潜伏期間を経て、SFTSウイルスが発症してしまうと、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という恐ろしい病気になってしまいます。

その症状としては

  • 38度以上の高熱
  • 吐き気
  • おう吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • 頭痛
  • 全身の倦怠感
  • 痙攣
  • 意識障害

といったものが現れます。
・・・どれも恐ろしいですね。

ですが、SFTSの本当に怖いのは、治療薬がないという事なのです!
この病気は現在でも治療薬ができておらず、重症化してしまっては死ぬ恐れもあるのです。

高齢者の方、特にガーデニングなどをしている方はマダニに刺される危険性も高いです。
また、病気が重篤化しやすく、治りが遅いのも高齢者の方の特徴の一つです。

そう、SFTSによって命の危機にさらされる危険性が最も高いのは高齢者の方たちなのです!!
なんと、最も感染報告の多いのは、80代の方たちでした。

今回このような記事を書いたのは、高齢者の方がマダニの被害で危険にあっていると聞いたからです。

本当に、恐ろしい病気ですね・・・

致死率は驚異の10%以上!
実に10人に1人異常はなくなってしまうという計算になります。

他の感染症も

SFTSウイルスの危険性についてはわかってもらえたかと思います。
ですが、マダニはこれ以外にも危険な病気を持っているんです、しかも2つも!

その二つとは

  • 日本紅斑熱
  • ライム病

です。

聞き覚えのない病気かも知れません。
ですが、この二つもまたマダニの恐ろしさをさらに際立てる、危険な病気なのです。

一つずつ見ていきます。

日本紅斑熱

こちらも、SFTS同様重症になると死の危険性がある病気です。

刺されてから発症までの潜伏期間は2日~10日前後。
症状は

  • 高熱
  • 発疹
  • 刺し口

の3つの特徴があります。

日本紅斑熱にかかると、40℃にもなる高熱が出て、体中に赤い発疹が浮かび上がる場合も・・・
この発疹は2週間もの間体に残り続けます。

マダニに刺された刺し口はどんどんと赤く腫れあがり、遂には1センチほどの大きさにまでなってしまいます。
腫れあがった刺し口は、見るだけでも恐怖を誘います。

とはいえ、こちらは早めに気づき受診さえすれば治療可能な病気です。
今あげた特徴が体に見られる場合は、速やかに病院へ足を運んでくださいね。

ライム病

もう一つ、マダニが持っている病気があります。
それは、ライム病。

こちらは、長い人で1カ月間体内に潜伏していることもある、非常に厄介な病気です。
森や草原に行った次の月に発症する場合もあるので、本人も原因が分からなくなっている場合もしばしば・・・

感染の初期には、刺された部位の周辺が赤く腫れあがります。
筋肉痛や関節痛、頭痛や発熱、おう吐などの症状も引き起こします。

この時点で、マダニから感染した細菌が徐々に繁殖を始めています。

そして、第2段階。
この時を、播種期といいます。

体を巡っている血液などと共に、体内の細菌も身体中に散らばってしまいます。
そして、体のいたるところで悪さを始めます。

心疾患や皮膚の異常、神経症状やブドウ膜炎、関節炎や節々の痛みなどの症状が連続して起こります。
そして、更に発展していくことに。

第3段階。
慢性期になると、一度は耳にしたことがあるような恐ろしい病気を引き起こすようになってしまいます。

  • 慢性関節炎
  • 慢性脳脊髄炎
  • 角膜炎
  • 慢性萎縮性肢端皮膚炎

慢性化、つまり常に体に悪影響を及ぼすまでになっています。
しかし、この段階に来るまでにはマダニに刺され発症してから数カ月、長い時で数年かかるとされています。

ライム病も治療法が確立されているため、早期の病院受診さえ行えば命の危険性は極めて低いとされているので、その点はご安心ください。

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処置・対処法

さて、マダニに刺されることの恐ろしさ、分かっていただけたでしょうか。
ここからは、マダニに刺された後に私たちや周りの人がとるべき処置・対処方法についてお話ししていきます。

ここを間違えれば、ただでさえ危険なマダニ刺されを、さらに危険なものにしてしまいかねません。
注意が必要です。

無理やりマダニを取らない

マダニに刺されているのを見たら、つい反射的に取ってしまいそうですよね。

「うわっ、気持ち悪い!!」

「早く取らなきゃ病気になるかも!?」

すぐに取って洗いたくなるところですが、ちょっと待ってください!
実は、マダニに刺されているのを発見しても、すぐに取ってはいけないんです。

というのも、マダニが口を刺し、吸血している最中に取ってしまうとその口が折れ、皮膚に残ってしまう可能性があるからです。

この口から、最近が入り込み上で紹介した3つの恐ろしい感染症にかかる可能性があるのです。

一番いいのは、発見したら慌てずに、かつ迅速に皮膚科へ受診することです。
専門家の方たちですから、私たちとは異なり専門の機器や薬を用いて安全に取り除いてくれます。

しかし、肝心の皮膚科がいつも開いているとは限りません。
また、田舎などの場合そもそも近くに皮膚科のある大きな病院がないなんていう恐れも・・・

そんな時のために、3つの方法をお伝えします。

一つ目は、エタノール+脱脂綿。
エタノールを付けた脱脂綿を、そのままマダニにかぶせます。

すると、エタノールがマダニの体内に浸透していき、どんどん苦しくなっていき、遂には皮膚から自然と離れてくれます。

二つ目は、殺虫剤+綿棒。
殺虫剤を付けた綿棒で、マダニが取れない程度に優しく表面を触ります。

すると、殺虫剤が効いてきたマダニは苦しくて逃げていくか、あるいはそのまま死んでしまいます。

もしマダニが落ちることなくその場で死んでしまった際には、ピンセットや毛抜きで丁寧に取り除きましょう。
出来るだけ皮膚に近い部分でマダニをつかみ、そのまま上へと引き上げればOKです。

三つ目は、ワセリン。
マダニが吸血している部分にワセリンを塗り、しばらく待ちます。

すると、マダニは呼吸も出来ず苦しくなっていき、これもやはり自然に離れていきます。

この三つが、家にあるもので、かつ効果的なマダニの撃退法だとされています。
マダニが取れた後は、必ず消毒することを忘れずに。

子供の場合、目に見えているマダニが気になってしまい、ついつい取ってしまうこともしばしばです。
病院にすぐにいけない場合には、上記の方法で取り除くのもいいのではないでしょうか。

ですが、あくまで素人が行う方法です。
マダニが皮膚から離れたとしても、日を改めて必ず皮膚科を受診し、専門家に見てもらうことは必要です。

マダニが無事取れていても、すでに病気に感染している可能性も0ではありません。
必ず、マダニに刺されたことを説明し、医師の適切な診断を受けましょう。

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マダニ被害予防法

最後に、マダニ被害の予防法についてお伝えします。
それは・・・マダニが良そうな場所に極力近寄らないことです。

専用の治療薬が開発されていないSFTSの事を考えても、マダニがいると報告されている場所に近寄るのは賢くありません。
命の危険がある以上、できるならば関わるべきではないでしょう。

とはいえ、

「森や草むらに絶対入るな!」

と言うのは無理な話でもあります。
もしそういった場所に足を運ぶ場合には、

  • 長袖・長ズボン
  • 軍手
  • 虫よけスプレー

等の装備を行い、対策を万全に整えておきましょう。
心配し過ぎのようにも思えますが、備えあれば患いなしです。

この一手間があなたの身を、そして大切な家族を守ってくれるのですから。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回はマダニに刺されたらどうなるのか、ということで

  • マダニとはそもそもどういった生物か
  • マダニに刺されたらどういう症状が出るのか
  • 刺された時の対処法
  • マダニ予防方法

についてお伝えしてきました。

血を吸っていくと1センチにもなるこのマダニ。
1匹の虫で、尊い命が失われることもあるのです。

マダニによる被害は、現在西日本のみで報告されています。
ですが、東日本でもウイルスを持っているマダニは発見されているので、日本全国どこでもマダニによる被害の可能性はあるというわけです。

また、先ほども書いたように高齢者の方へのマダニによる被害が最も多いです。
草むらへ一番入るのが多いのも、高齢者の方なのかもしれませんね。

対策をしっかり行い、マダニに刺されたらすぐに病院へ受診する。
基本的な対処を徹底して、あなたの命をマダニの脅威から守りましょう!!

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