レクリエーション中の女子

レクリエーションを行うにあたって一番困ることの一つが準備です。
買いに行くのは費用がかかるし、かといって自分たちで作るとなると手間と時間が・・・

今回は、そんな高齢者施設で働く全ての介護士の悩みが一瞬で解決するレクリエーションを紹介します!

スポンサーリンク

施設にあるものを使おう!!

レクリエーションで一番難しいことって何ですか?

  • 司会進行
  • 利用者の安全確保
  • レベルに合わせたレクの提供

どれも私たちを悩ませるものです。
ですが、最も私たちを困らせるもの・・・それはレクリエーションの準備ではないでしょうか?

レクの準備って本当に大変ですよね。
道具をそろえるにしても、少ない予算で買う、あるいは作る必要があります。

そもそも、忙しい介護業務の合間にレクの準備物まで作る暇なんてとてもじゃないですがありません。
多くの職員の方がレクの準備のために自分の時間を削って買い物、あるいはサービス残業されているのが現状です。

ですが、いくら仕事のためとはいえ自分のプライベートな時間までも削るのはおかしな話です。
出来る限り業務時間で終わらせてこそ一流の介護士といえるのではないでしょうか。

時間内でレクリエーションの準備=定時で仕事を終える。
そのために最も大事なのは、いかにレクのための準備の時間を減らす事ができるかなのです。

準備不要な施設レク10選

レクの準備を短縮したとしても、道具不足のためにレクリエーションの質が落ちてしまってはいけません。
質を落とさないのは、サービスを提供するプロとしては当然守るべき事です。

道具を買わず、作らず、しかも質は落とさないためにはどうすればいいか・・・
それは

あるものを使えばいいのです!!

高齢者施設にはたくさんの道具が既に存在しています。
ですが、リハビリやレクを行う人の好みによって多くの道具が使われることなくほこりをかぶっているのです。

私が大学院の調査などで行った施設では、いくつもの使える道具がほこりをかぶってボロボロでした・・・

恐らく、みなさんの施設にも同じように古い道具、使っていない道具がたくさんあるはずです。
それらの道具をもっと活用していきましょう!!

これから紹介するのは、高齢者施設ならほぼ間違いなくおいてある道具を使ったレクリエーションです。
シンプルなものにはなりますが、面白さは道具を駆使した最新のレクにも劣りません。

是非参考にしてもらえたらと思います。
それでは、準備不要・高齢者施設にある道具だけを用いたレクリエーション10選、ご覧ください!!

特盛玉入れとありすぎなカゴ

まずは、玉入れです。
とはいえ、定番の玉入れは何度もしているでしょうし、高齢者の方たちも飽きてしまいます・・・

そこで今回は、玉もかごもたくさん用意しちゃいましょう。

玉はピンポン玉・ゴムボール・風船・新聞紙を丸めたもの等あるものすべてそろえます。
かごのほうは空のゴミ箱・玉入れ用のかご・段ボール・バケツ等こちらもありとあらゆる球が入るものを用意します。

あとは、思う存分球を投げてもらうだけ!!
これだけの玉とカゴです。

どこに投げても、どんな風に投げても必ずと言っていいほどに入ります。

このレクリエーションの一番いいところは、誰がやっても楽しめるということです。
通常の玉入れだと、どうしても身体能力によって成績が大きく左右されてしまいます。

しかしこのレクならば、球もかごも種類は豊富です。
たとえマヒがあって遠くに投げれないとしても、簡単にかごに入れることはできます。

玉の大きさも違うし、見た目も派手なので高齢者の方たちも最後まで飽きずに楽しんでもらうことができます。

紅白玉入れ合戦!!

まずは、入居者の方たちを2チームに分けます。
高齢者施設では人間関係もしっかりと構築されていますので、仲良く楽しめるようなチーム分けをお願いします。

準備するのは、球とかごを2種類ずつです。
大きめのバケツと、もしあれば運動会に使用する紅白の玉を用意してください。

もちろん、普通のボールでも構いません。
そして、広いスペースで椅子を2チームに分けて向かい合わせにします。

チームの前には相手のチームの大きいバケツを置いてください。
紙に白・赤と書いてバケツに張っておくと分かりやすいかもしれませんね。

あとは、座った場所から両軍自分の持ち球を投げるだけ!!
どれだけかごに入ったかで勝敗を競います。

自軍のボールが相手のかごに入った場合には、相手チームのポイントにしたらさらに盛り上がります。

ナンバー1パイロットは誰!?

かっこいいタイトルですが、実際はただの紙ヒコーキ飛ばしです(笑)
ただし、飛ばすだけではありません。

段ボールなどをひき、着地点を作って下さい。
普通の空飛ぶ飛行機と同様に、着陸するための場所を設置するというわけです。

もしあるならば、大きめの白い紙をひき、アーチェリーの的のように真ん中に行くほど点数を高くなるような絵を描いておくとさらに面白みが増します。

逆に、本を一冊おいてそこに飛ばすというハイレベルなレクにした場合にもやはり盛り上がります。
準備が全くできない時にはこちらがおすすめです。

あとは、そこめがけて皆さんが作ったご自慢のヒコーキを投げてもらうだけ。

紙ヒコーキは皆さんに作ってもらうだけですので、準備は必要ありません。
一応、麻痺のある方などのために職員のほうでもいくつか作っておくとさらに安心と言えます。

ビッグキャッチボール

バランスボールを施設で見たことはありませんか?
一時期リハビリに流行ったので、多くの施設で部屋の隅に置かれているのではないでしょうか。

このバランスボールの新しい使い方を開発しました!!
・・・といっても、キャッチボールするだけですが。

大きいボールは、投げるだけでもかなりの運動になります。
ましてそれを狙った相手に投げるとなると、かなり難しいものへと変わります。

ノーバウンドで投げるのではなく、初めからツーバウンド以上させて相手に渡すというルールにすれば、ケガの心配もなくコントロールもある程度はつくのではないでしょうか。

もちろん、筋力のある方たちにはノーバウンドでのキャッチボールに挑戦してもらっても大丈夫です。

ボールの大きさによっては、初めから転がしてもいいかもしれません。

バルーンテーブルテニス

風船と卓球を組み合わせました。
球を風船にするだけですが、これがかなり難しい!!

風船を相手コートに届けるので一苦労です。
しかも軽いですので、まっすぐ飛んでくれる保証等ありません。

このレクリエーション、何とか相手に届けようと高齢者の方が自然と創意工夫をしてくれるのがおすすめの理由の一つです。
自発的に頭を使うことが最も脳を活性化させ、認知症を予防してくれるといわれています。

もちろん、テーブルはなくても楽しめます。
椅子に座ってラケットで風船を打ち合うだけでもかなりエキサイトするレクです。

スポンサーリンク

縛りしりとり

こちらは少し認知機能が高い人向けのレクリエーションです。
しりとりは脳トレでよく用いられるものの一つです。

今回は、さらに脳トレに特化した機能、つまり『縛り』をつけます

あえて

  • 3文字縛り
  • 食べ物だけ
  • 季節のもの限定

等の条件を付けてしりとりを行ってもらいます。
これだけでかなり難しくなりますし、それに伴って高齢者の方たちも熱心にレクに取り組んでくれるようになっていきます。

あまり難しい場合は、しりとりを止めて

  • 3文字の言葉だけ
  • 食べ物だけ
  • 動物限定

等の言葉を言ってもらうゲームもいいかもしれません。
このレクに至ってはついに準備物する必要なくなりました。

クイズ・なぞなぞ問題

続いても、言葉だけでできるレクです。
もっと言えば、スマホがあればより簡単かもしれませんね。

クイズやナゾナゾを高齢者の方たちに出していくのです。
とはいえ、ただのクイズでは飽きてしまいます。

そこで、季節に沿った問題を出していくのです。

  • その月々の豆知識
  • 旬の食べ物
  • 季語

等を題材にした問題を作っていきます。
クイズを楽しみつつ、認知症予防にも必要不可欠な季節感を提供することができます。

当サイトでも季節に関するクイズや豆知識を紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。

➡ 季節のクイズ・レクリエーションをお探しの方はここ!!

テンスポット・ホイール・シュート

英語で言っていますが・・・要するに

10の的がある輪投げ

です。
このレクも含めて、今回紹介するレクの名前がおかしいものばかりナ理由は最後にお伝えします。

このレクは、沢山の的を用意することから始まります。

  • ペットボトル
  • 筆箱
  • 風船

なんでもOKです。
兎に角全部で10個的を用意しましょう。

あとは、適度に配置して輪投げを投げてもらうだけです。
一つの的を狙うのもいいですが、たくさんの的があるとそれはそれでにぎやかで楽しいものになりますよ。

スーパーボーリング

ボーリング場に行ったことがある方ならご存知とは思いますが、ボーリングは老若男女誰でも楽しめる競技です。
当然、施設でのレクリエーションにも最適です。

利用者の方たちもとても盛り上がってくれます。
しかし、折角レクリエーションとして行うのなら、普段とは違うボーリングをしたいとは思いませんか?

そこで私が提案するのは、

スーパーボーリング

です。
どこら辺がスーパーかというと、

ボールもピンも普段より大きなものを使用します。
ボールはバランスボール、ピンはあれば2リットルのペットボトルなどがいいのではないでしょうか。

また、普通のボーリングのルールに縛られる必要はないのですからピンの数も20本・30本と増やしてしまいましょう。

レクリエーションを行う際に、どうしても名前に引っ張られてルールを決めてしまいがちです。
ですが、どんなルールにも決めてもいいのがレクリエーションの面白いところです。

思い切って、利用者の方たちが喜んでくれるようにどんどんルールを変えていきましょう!!

投扇興デラックス

投扇興(とうせんきょう)、という遊びをご存知でしょうか?
扇を飛ばして、的を落としたり、落ちた扇の位置などを点数に換算して競う競技です。

私も一度したことがあるのですが、とても面白いものです。
ですが、ルールがやや難しくそのままでは高齢者の方たちのレクリエーションには不向きです。

というわけで、こちらもルールを高齢者施設向きに変えてしまいます。

まず飛ばすのは扇でもいいのですが、なければうちわで大丈夫です。
次に、的も変更です。

本来の投扇興では的は一つですが、こちらはデラックスバージョンです。
的を増やしましょう。

  • ぬいぐるみ
  • ペットボトル
  • ボーリングのピン

なんでも結構です。
床に並べてもいいですし、リハビリ用の小さな階段があればそこに並べるのもおすすめです。

やってみたらわかるかと思いますが、扇やうちわを狙ったところに飛ばすのって実はとても難しいんです。
ですが、うちわにせよ扇にせよ軽いものですので投げるのは誰でもできます。

誰でも参加できて、身体能力のレベルに左右されないレクリエーションとして私が最もおすすめするものの一つです。

タイトルで興味をつかめ!!

いかがだったでしょうか?
今回は、高齢者施設でおすすめ、準備不要でできるレクリエーション10選を紹介させてもらいました!

今回のレクリエーションの名前のほとんどは、とてもふざけたもののように見えたかと思います。
ですがこれにも理由はあります。

それは・・・

名前のインパクトを利用するため

です。
高齢者の方たちのいつもやっているレクリエーションに対して

  • ある程度結果がわかる
  • いつもやっていて飽きた
  • 新鮮味がない

といった思いを抱えています。
この思いが積み重なると、レクリエーションへの参加拒否につながってしまいます。

そこで、飽きさせない工夫としてまずは名前から変えてみました。
名前はとても大事です。

聞いたときに

いったいどんなレクなんだろうか?

と思ってもらえればその時点でもう興味を持ってもらうことに成功しています。
最初の10秒、今日は何をするかの説明こそがレクリエーションにおいて最も大切な時間なのです。

高齢者施設では、たくさんの困難があります。

  • 時間がない
  • 人手が足りない
  • 費用がない
  • 利用者の方たちのレベルが一定でない

そしてなにより・・・
道具がありません。

ですが、色々なものがないからこそ私たちは創意工夫をします。
いつだって、不足があったからこそ新しいものが生まれてきたのです。

それは、レクリエーションであっても同じことです。
皆さんの施設にないものはたくさんあると思います。

ですが、不足があるからこそ、もっといいものを生み出すチャンスがあるのです。
介護のプロとして、最高のレクリエーションを生み出していきましょう!!

最後に、これまで紹介した高齢者向けレクリエーションをまとめた記事を載せています。
季節ごとに紹介してきたレクを合わせると、今まで紹介してきたレクは100を超えます。

高齢者施設でも、デイサービスでも、どんな現場であっても活用できるものばかりを紹介しています!!
是非参考にしてください。

レクリエーション関連記事

➡ 紹介したレク60種以上!!レクリエーションまとめ記事!!

➡ 随時更新!!季節の歌やレクをお探しの方はここ!

➡ 高齢者用クイズレクをお探しの方、必見の1記事!!

スポンサーリンク