高齢者の体を洗う道具

高齢者の方の入浴介助をした方はわかるとは思いますが、高齢者の方の肌って本当にか弱いんです。
少しの接触で傷がついてしまったり内出血を起こしたり・・・

そこで重要となってくるのが、体を洗う道具です。
この道具の選択をしっかり出来てさえいれば、高齢者の方の体を傷付けることなく清潔にしていくことが可能です。

そこで今回は、高齢者の方の肌を優しくきれいに洗えるオススメの道具5つを紹介していきます。

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高齢者の方の体はこれで洗え!!厳選5つ

それでは早速紹介していきます。
今回紹介するのは高齢者の方の体を洗うのに最適な道具5つです。

どれも使いやすく、しかも肌に傷がつきにくいものばかりです。
施設で購入しておくのが一番いいのですが、何十人と言う入居者や利用者を要する大規模施設の場合はかなりの費用負担となってしまうことも・・・

その場合は、初めからご家族にお願いして持ってきてもらうのもいいでしょう。
また、購入が難しい場合には先に施設が購入し、ご家族に支払ってもらうのも一つの手です。

その際には、何故この道具を買うのかをしっかり説明することも忘れないようにしましょう。
それでは、高齢者の方の体洗いに最適な道具の紹介、スタートです!!

拭きタオル

おしりふきなどに用いている使い捨ての拭きタオル。
介護施設ならまず間違いなく置いてあるこちらの一品は、体を洗うのに大変オススメです。

おしりと言う肌の中でも敏感で弱い部分を扱う道具ですので、当然柔らかく、肌に優しい作りとなっています。
また、意外と泡立ちもよく少ない石鹸できれいに体を洗えるのも隠れた魅力の一つ。

使い捨てなので簡単に処理できるのも魅力です。
便汚染した方を洗う時には特に重宝する道具となっています。

ただし、アルコールなどがついている場合もありますので、泡をつける前に一度水で濡らししっかりとゆすいでおくのを忘れないように。

海綿

皆さんは、天然海綿でできたスポンジをご存知でしょうか?
所々に穴が開いた、チーズのような形状をしたこちらですが、見かけに反してとても柔らかいんです。

まさに『ふかふか』といった表現がぴったりのこちらのスポンジですが、体洗いように作られているため程よい泡立ちを実現してくれて洗身に最適です。

素材のもととなっている天然海綿の原料はなんとアミノ酸!
アミノ酸は人の肌を構成している物質でもあるので、体に優しいのは折り紙付きです。

肌の成分で肌を洗うのですから、お肌に優しいのは必然です。
少しお値段が張るのも事実ですが、それ以上の価値はあると思います。

アトピーで肌が弱かった僕が実際に使用して満足したのですから、同じく肌が弱い高齢者の方もきっと気に入ってくれるはずです!

シルクタオル

絹、あるいはシルク表記されている製品もオススメです。
絹製品は肌触りもよく、とても柔らかいのがその特徴。

繊維が細かくやや泡立ちが悪いですが、少しずつ水分を含ませてやればしっかりと泡も出てきます。

  • 皮膚が固い人
  • ごしごしと洗わないと気が済まない!!

と言う方にはちょっと物足りないかもしれませんが、それは若い人のお話しなので今回は割愛させてもらいます。(ちなみにそういった方はナイロンタオルがおすすめです。)

高齢者の方には柔らかく、優しい肌触りの絹製品がおすすめです。

ボディミトン

手全体をすっぽりと多く形のボディミトンも、高齢者の方のお風呂介助にはオススメです。

手に持って洗うタイプのスポンジは油断すると力が入りすぎてしまうもの。

私たち自身の体を洗う時には力の加減を誤っても大きな問題になりませんが、高齢者の方の場合は少しの力の入れ具合で出血してしまうことにもなりかねません・・・

そんな力の入れ具合が分からない、と言う方にオススメの一品です。
ボディミトンは手を覆ってくれているので、手で体を洗っているのとそんなに変わらない感覚で洗うことが可能です。

普段から使っている手ですから、そうそう力加減は間違えません。
また、高齢者の方の

  • ここも洗って
  • そこら辺はもう少し優しく・・・

など細かいニーズにも柔軟に対応できますので、肌に優しいだけでなく介助用品としての性能も高いといえます。

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素手

いちばん優しく、繊細で、細かい調整が効く道具といったらもう一つしかありません。
そう、『素手』です。

あなたの手ほどあなたの意思を忠実に再現してくれる道具はありません。
肌で肌を洗うわけですから高齢者の方たちへの負担も少なく、けがをさせる心配もありません。

ただし、これをやる場合にはまず爪をしっかり切っているのが大前提です。
いくら手洗いが肌に優しくても、爪が引っかかるとすぐに出血してしまうのを忘れてはいけません。

また、体を洗う職員・高齢者の双方の病気についてもしっかり理解しておきましょう。
傷口ができやすい高齢者の方たちです。ほんの少しの出血から病気が感染してしまうことも十分に考えらえます。

ですので、病気感染の恐れがある場合には手洗いは控えるのが無難でしょう。

そしてもう一つが、異性には極力行わないです。
実際、手洗いは皮膚を傷付けないということもあり中々優れた洗身方法ではあります。

ですが、異性の体を洗う際に素手で触るのはちょっと恥ずかしいでしょうし、お互い気が引けてしまうもの。
相手の羞恥心やプライバシーへの配慮は絶対忘れてはいけません。

また、陰部などは必ず道具を用いましょう。
そういった思いやりは欠かしてはなりません。

注意点も多いですが、それさえしっかり守れれば手も立派な体を洗うための介助道具になってくれるのです。

コツは優しく、丁寧に

いかがだったでしょうか?
今回は高齢者の方たちの体を洗うために最適な道具5つを紹介していきました。

どの道具も肌に優しく、高齢者の方たちの満足いく入浴ライフをサポートしていけるものばかりです。
是非施設での購入検討やご家族様に薦めてみてもらえたらと思います。

最後に一つ、高齢者の方たちの肌を洗うコツについてアドバイスを・・・
それは、

『優しく丁寧に』

これに尽きます。

  • 細かいところまで洗う
  • 円を書くようにこする
  • 指先の汚れも残さない

色々なアドバイスを受けながら介護技術を磨いてきたと思います。
ですが、技術がついてくるとどうしても初心を忘れてしまうのが私たち人間です。

まして、毎日お風呂介助を行う介護士の方にとっては高齢者の方たちの洗身はともすればルーティンワーク、つまり慣れてしまって同じことの繰り返しとなってしまう危険性をはらんでいます。

そんな時はもう一度、入社1年目の事を思い出してみて下さい。
とにかく丁寧に洗い、時間をかけすぎて先輩に愚痴を言われたころもあったのではないでしょうか。

長湯が高齢者の方たちの体力を奪うことを考慮すれば、確かに洗身は早いほうが良いでしょう。
ですが、それくらい念を入れて丁寧に洗う意識をもっていればこそ、高齢者の方たちの肌の安全を守ることができるのです。

スピードや仕事の効率と丁寧で繊細な仕事はなかなか両立しずらいものです。
介護士のように業務が多岐かつ多量な場合は特にそうでしょう。

しかし、何のための介護かを一度自分に問いかけてみてください。
優しく丁寧なケア、それこそが高齢者の方たちが最も待ち望んでいるものなのかもしれません。

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