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冬の風物詩【こたつ】

寒くなってくると、こたつが恋しくなりますよね。
『こたつでミカン』、というのは昔から言われている冬の風物詩ですが、寒い日に温かいこたつでこれをすると何となく幸せな気分になります。

暖かいこたつに足を入れ、気持ちよくうたた寝・・・これこそが至福の時、というのは言い過ぎでしょうか。
しかし、この温まるための道具であるはずのこたつで毎年風邪をひいてしまう人が続出しているのをご存じでしょうか?

何故、温まるはずのこたつで風邪をひいてしまうのでしょうか。
それには、先ほど述べた『こたつで寝る』という動作が大きく関係していたのです。

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こたつで風邪をひいてしまう理由

こたつは、正しく使えば体を温めてくれる素晴らしい道具であることは言うまでもありません。

ですが、使い方を間違えると私たちの健康を大きく損ねてしまうことにもなりかねません。
昔からのことわざで「こたつで寝ると風邪をひく」とありますがこれは本当なのです。

先人の知恵、恐るべしですね・・・

しかし、何故風邪をひいてしまうのかと言われれば、「?」と疑問が浮かぶことでしょう。
それでは、ここからは風邪をひいてしまうメカニズムを解き明かしていこうと思います。

脱水症状

こたつは下半身をあっためているわけですが、実はこれが思った以上に体に負担になっているのです。
というのも、局所的に暖められた足~腰の部分は私たちが思っている以上に汗をかいています。

すると水分やミネラルといった健康を保つ上で必要な成分が、かなりの量体から抜け落ちてしまいます。

通常私たちは眠っている間に冬場でもコップ一杯の汗をかいていると言われています。
それでも大変なのに、ましてこたつで眠ってしまえばこの何倍もの汗をかいていることになります。

これでは、脱水症状で体調を崩してしまうのも当然と言えるでしょう。

睡眠不足

こたつで寝てるのに睡眠不足?と思った方もいるかもしれませんが、これには理由があります。

こたつに入っている状態は、自分の体温よりも高い環境で過ごしているというわけです。
このような状態では、私たちの体は熟睡することができないのです。

さらに、こたつを置いているということは、当然その下は布団ではなく固い床、あってもうすいこたつ用の毛布一枚程度です。
また、こたつで寝る際には、枕なども用意していないのではないでしょうか?

これでは、質の良い睡眠などとても望めません。
それどころか、おかしな姿勢での睡眠は肩こりや腰痛を誘発させることすら考えられます。

このような理由から、こたつの中で何時間寝ても体は十分な睡眠がとれておらず、結果として睡眠不足に陥ってしまうというわけです。

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温度差

下半身が入っているこたつの中と、こたつから出ている上半身との温度差も問題になります。

体は、本来自動で温度調節を行う機能を持っています。
この機能のおかげで、私たちは夏でも冬でもほぼ一定の体温を保つことができています。

ですが、長時間こたつで眠っているうちに、この調節機能が壊れてしまうのです。
この調節機能は、体の温度変化を敏感に感じとり、体温をコントロールしているわけですが、こたつの中に入ってしまうと

下半身はあったかいのに上半身は冷たい

というおかしな状態になってしまいます。

こうなってしまうと、体のほうも
『汗をかいて体温を下げるの?それとも体温を上げなきゃいけないの?』と疑問に思ってしまい、うまく働くことができません。

そうしているうちに、体の体温調節機能が誤作動を起こし、さらには免疫機能まで低下してしまいます。
ここまでくると、ちょっとしたきっかけですぐに風邪をひいてしまいます。

脳梗塞

こたつで脳梗塞!?と思うかもしれませんが、これは特に高齢者ではかなりのリスクが想定される出来事です。

先ほど述べたように、こたつでの睡眠は大量の水分を汗として体外に放出してしまいます。
すると、私たちの血液も水分を失いどろどろの状態になっていきます。

こんな血液の状態では、いつ血管が詰まってもおかしくありません。
特に、高齢者の方はもともとの体内水分量が約50%と言われており、これは一般成人よりも10%も低い数字です。

つまり、高齢者の方のわずかな脱水も、私たちが考える以上の体へのダメージにつながっているというわけです。
高齢者の方も冬場の脳こうそくの原因の一端には、このこたつでの居眠りも含まれているのです。

低温やけど

こたつのように心地よい温度でも、長時間当たってしまうと私たちは低温やけどをしてしまうのです。

普段こたつに入るくらいなら、せいぜい2~3時間程度ですし、トイレや飲み物を取りに行ったりと細目にこたつから出るのでやけどの心配はほとんどありません。
ですが、狭いこたつの中で眠っていると寝返りを打つのも難しく、ずっと同じ個所を温めてしまうなんてこともしばしば。

さらに質の悪いことに、この低温やけどはなっている最中には気づきにくいのです。
こたつを出ても少しかゆい程度なのですが、時間がたってくると痛み出してしまい、よく見るとやけどや水ぶくれになっていた・・・というケースも。

痛いのはもちろん嫌ですが、こたつでやけどなんて、かっこ悪すぎて絶対避けたいですよね。

こたつにミカンの本当の理由

こたつで寝ることの恐怖が皆さんに伝わったでしょうか。
まさか普段しているこたつでのうたた寝だけで、ここまで健康を害してしまうとは思っていなかった方も多いのではないでしょうか?

では、最後にはじめに述べた『こたつでミカン』について少しふれておきます。

実は、『こたつで寝ると風邪をひく』同様に、この組み合わせも先人の知恵なんだってこと、ご存知ですか?

みかんには、水分とミネラルが豊富に含まれています。
そう、こたつで知らないうちに汗をかいてしまい失ってしまう水分とミネラルです。

昔の人は、汗をかいて脱水状態になるのを防ぐために、こたつでミカンの組み合わせを取り入れていたというわけです。
まったくもって、先人の知恵は素晴らしいものですね。

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