こんにちは・こんにちわ?

おそらく最もよく使うであろうあいさつ

こんにちは

言葉で出す分には間違えがないのですが、いざ文章にすると一つ問題が・・・
それは、

こんにちはとこんにちわ、どちらが正しいのか分からない

ということです。
私も、介護記録を書いている時に良くどちらを使用すべきか迷ってしまいます。

(ちなみに僕はこんにちわ派です)

皆さんの中にも、どちらが正解かわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、私を含めた皆さんの混乱を正すべく、こんにちはとこんにちわ、どちらが正しいのかについて説明していきたいと思います。

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こんにちは?こんにちわ?

先に答えを言ってしまいますと、正解は

こんにちは

です。
この時点で、僕の20年以上にわたる間違えが証明されてしまいました(;´・ω・)

とはいえ、なんとなくこんにちわと書いている方も多いのではないでしょうか?
ですが、皆さん既に忘れた方も多いとは思いますが、小学校の国語の授業にて、ちゃんとこんにちはが正解ですと習っているようです。

こんにちはの語源

そもそも、「こんにちは」は

今日は御機嫌いかがですか?

というあいさつの後半部分を省略し、前半の今日は(=こんにちは)だけを残したものなんです。

そのため、以前は今日はと書くのが一般的だったそうです。
つまり、

  1. 今日は、ご機嫌いかが?
  2. 長いから「今日は」に
  3. 読みやすくするために「こんにちは」に変化

という流れをたどったようです。
とてもありふれたあいさつなのに、意外と複雑な道筋を通っているんですね、こんにちは・・・

何故こんにちわが流行ったのか

こんにちはの語源について理解してもらったところで最大の疑問について考えていきます。
それは、何故こんにちわと言う言葉が生まれたのかということです。

小学校で正しい書き方を習ったはずなのに、どうしてこんにちわがこれほどまで一般的に使われるようになったのでしょうか。
それには、2つの理由があります。

こんばんはとの関係

一つには、こんばんはとの関係です。
こちらも「こんばんは」か「こんばんわ」か、その書き方についつい迷ってしまう言葉ですよね。

実は、昭和60年まで「こんにちは」と「こんばんわ」が正しい言葉であるとされていたのです。
そのため、この二つが混同してしまい、

どちらが『は』でどちらに『わ』を用いるのか分からないといった人が続出・・・
そして翌昭和61年、遂に内閣府から直々に

こんばんはが正しい

というお達しが流れたのです。
これ以降、

  • こんにちは
  • こんばんは

両方ともに、末語に『は』を使うことが正しいと統一されたのです。
高齢者の方を中心にどちらが正しいかわからないという人はこの当時混乱した覚えがある方たちの可能性が高いです。

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和を重んじて

もう一つは、日本人特有の考え方である「和」を重んじたためである、と言われています。
これだけ見ても何のことかわからないかと思います。

ですが、実は日常的にこのことを無意識に私たちは実感しているのです。

ここで一つ質問ですが、皆さんは

  • こんにちは
  • こんにちわ

どちらの方が親しみやすく感じますか?
先に言葉としての正解を言っている中で申し訳ないですが、先入観なしで考えてみてください。

・・・おそらく、こんにちわの方に親しみを覚える人が多いのではないでしょうか?
これには訳があるんです。

私たち日本人にとって、無意識に「わ」は「和」に通じているのです。
そのためか、正しい正しくない関係なく、こんにちわの方が何となく親しみ深く感じてしまうことが多々あるのです。

この辺りは、日本人に深く刻まれたDNAとしか言いようがないですね。
こういった習性から、間違っていると知りつつも、あえて親しみやすさを覚えてもらうため

こんにちわ

を挨拶として用いる機会も増えているようです。
その結果、こんにちはとこんにちわ、どちらが正しいのかわからないという事態に発展してしまったのです。

正式にはこんにちは

いかがだったでしょうか?
今回は、こんにちはとこんにちわ、正しいのは?という内容でお届けしてきました。

私自身が間違えていたのであまり偉そうなことを言えないのですが、どうやらこんにちはが正しいようです。

しかし、上で書いたように親しみを持たせるべくあえてこんにちわ表記をすることもだんだんと増えているのもまた事実です。
ですので、使い分けとしては

  • 基本的にはこんにちは
  • 友達同士、広告などで親しみを持ってもらいたいときなどはこんにちわ

と言う風に使い分けていけばいいかと思います。

今の時代、もしかしたら本当に正しい日本語というものはないのかもしれませんね。
言葉は道具であり、道具は常に進歩していくものです。

もっともありふれた挨拶だからこそ、進歩していき、今のこんにちは・こんにちわの共存する状態に落ち着いたようです。
皆さんも、これから先このあいさつを書くときは、どういった意図で書くのかを意識しながら使い分けてみてくださいね♪

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