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風邪は恐ろしい?

風邪、と聞くと皆さんどのような症状を思い浮かべますか?

  • 鼻水
  • くしゃみ
  • 少し熱が出る

こんなところではないでしょうか?

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一般的に、風邪=症状が軽いものという認識がされているように思います。

風邪で体調を崩し、もっと大きな病気にかかる危険性はありますが、【風邪】自体をそこまで危険なものと私たちは考えていないのかもしれません。

しかし、これが高齢者の方になると少し話が異なります。

実は、高齢者の方にとって風邪はそのまま命の危機にまで直結してしまうこともあり得る恐ろしいものなのです…

高齢者の風邪

高齢者の風邪について若い人といくつか症状に違いがあります。

まずは、高齢者の方の風邪が何故恐ろしいのかを分かってもらうためにも、高齢者の方の風邪の症状について一つずつ見ていくことにします。

これを見ていただければ、何故風邪に注意を払わなければならないのかよく分かっていただけると思います。

高い熱は出ない

高齢者の方は、風邪をひいても高い熱が出ないことがほとんどです。

一般的には、風邪をひくと熱が出るのが常識なのですが、高齢者の方の場合は必ずしもこれが当てはまりません。

体温調節機能が衰えてしまっているため、高齢者の方は風邪をひいていてもすぐに体温が上がるとは限らないのです。

風邪が重症かどうかを調べる基準の一つが体温だと思います。

ですが、高齢者の方の風邪が重症かを判断するときには、体温だけを基準に病気の重症度を判断するのは危険だということを覚えておいてください。

なかなか治らない

私たちの考える風邪のイメージでは、

高い熱が出る⇒2~3日で治るといった所ではないでしょうか。

ですが、高齢者の風邪は違います。

基本的に、高齢者の方は若いときに比べて体力や内臓機能の低下が見られます。
そのため、どうしても若いときに比べて体の回復力も落ちており、その分風邪が治るのも遅くなってしまいます。

熱もあまり出ないで、「何となく体がだるいな~」という日が続いた場合には、風邪が治っていないのかもしれません。

重症化しても分かりづらい

熱が出ない、と言いましたが、これはつまり重症化しても分かりづらいということでもあります。

若い人が重症化すると、

  • 高熱が出る
  • 体中が痛い
  • しんどくてたまらない

等の症状が出るためすぐにわかります。

ですが、高齢者の場合にはたとえひどい風邪をひいていた場合でも

「なんとなく最近しんどいな」

「頭が重い気がするな」程度の自覚症状しかなく、発見が遅れてしまいがちです。

早期発見のカギは、身近な人の感じる【違和感】です。
なんだかいつもと違う、というのはとても重要な感覚であることを胸に刻んでおいてください。

高齢者の方と同居する家族や施設職員は、冬場は特にどんな小さな変化でも気にかけるようにしましょう。

風邪をひきやすい

一般的に、疲れているときなどに私たちは風邪をひきやすいですよね。

これは、体力が落ちているため風邪のウイルスに体が対抗するだけの力が残っていないためと、いうのが要因の一つです。

では、若い人よりも体力のない高齢者の方はどうでしょうか?
若い人があまり気にならないような風邪のウイルスでも、体力や抵抗力が下がっている高齢者の方にとっては脅威です。

ほんの少しの疲れから風邪をひき体調を崩してしまうことは、高齢者の方にとって決して珍しい出来事ではないのです。

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薬の副作用が出やすい

全ての薬には、必ず【効果】と【副作用】の二つがあります。

効果が病気を治すことなら、眠気や胃のムカムカなどがよくある副作用でしょうか。

この副作用も、高齢になるにつれ体への影響が大きくなります。

これは、胃腸の働きが衰えるため、薬をうまく消化できず、胃や腸の中で悪さを働くことが原因の一つです。

更に、薬が効きすぎてしまうことも…

睡眠薬等を処方された高齢者が、薬が利きすぎて一日中ボーっとしていることが増えてしまうというのはよく聞く話でもあります。

咳・痰が出やすい

体力などと同様に、のどや気道の粘膜が弱くなっている高齢者にとって痰も厄介な症状の一つです。

また、のどに詰まった痰を何とか切ろうとしても粘膜が少ない状態ではなかなか切ることができず、のどの奥に痰がへばりついてしまって一層苦しくなってしまうこともあります。

咳を強くしても痰を切れるようになるわけではないので、これが原因で呼吸がかなり苦しくなってしまうこともしばしばあります。

食欲が落ちやすい

風邪で体力が低下すると、当然食欲はなくなります。

私たちも、風邪をひいているときはほとんどご飯を食べる気がせずに、今日は素うどんだけ、おかゆで充分なんてことありますよね。

高齢者の場合はさらにひどく、何ものどに通らなくなってしまうことも多々あります。

これも体力の低下によるものが大きく、一度風邪をひいて体調を崩した高齢者は、なかなか体調が戻らず、食欲も戻りません。

こうなると、高齢者の方はかなり苦しみます。
食事ができないため体に必要な栄養素を摂取することができず、ますます回復が遅れて辛くなる…という負の連鎖が続いてしまいます。

病院に行かない

これは症状とは少し症状とは違うのですが…

高齢者の方は医者嫌いな場合が多くあります。

「昔はこの程度医者になんていかなかった」

「寝とけば治る」

というのは、高齢者の方からよく聞くセリフです。

特に、今の世代の高齢者の方は、昭和の時代に一生懸命働いていて、しかも車などが普及していない分、体力や気力にあふれる若者でした。

そういった方たちにとっては、病院に行くのが一種の【恥】のように思えているそうです。

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合併症を起こしやすい

風邪単体ももちろん恐ろしのですが、高齢者の風邪で特に厄介なのは【合併症】です。

全体的な免疫力や抵抗力が落ちている高齢者の方。
風邪をひいている時には、更にその傾向が強くなってしまいます。

免疫力・抵抗力が落ちているということはそれだけほかの病気が侵入しやすいということでもあります。

代表的なものに

気管支炎

肺炎

があげられるのですが、どちらも大変厄介な病気です。

場合によっては、治療のため入院が必要になったり、高齢者の方の命すら脅かす程の症状が出かねないのですから。

肺炎を併発することも

肺炎は日本での死因第3位に入る大変危険な病気です。

高齢者の方にとっては特に警戒するべき病気の一つでもあり、風邪から簡単に併発してしまう恐ろしい病気でもあります。

また、先ほど挙げた気管支炎も、最終的には肺炎に移行してしまう場合もあります。

高齢者の肺炎は、風邪と同じような症状を持っており、

  • 熱が出にくい
  • 自覚症状がない

等大変厄介な症状があります。

ですので、高齢者の微熱がなかなか治らず、呼吸が苦しそうだったりしている場合には、風邪から肺炎を誘発してしまったと考えるべきかもしれません。

たかが風邪と思わない

いかがだったでしょうか?

風邪の恐ろしさを少しはわかっていただけたなら幸いです。

高齢者の風邪は、

  • 分かりにくい
  • 治りにくい
  • 肺炎を併発
  • 他の病気に発展

と数々の特徴を併せ持つ厄介なものです。

ですが、風邪はひかなければまったく怖くありません。
風邪も、結局はウイルスに感染して初めてその症状が現れます。

ですので、皆さん、どうか日ごろから風邪の予防を徹底してくださいね。

風邪の予防は『手洗い』『うがい』『マスク』に尽きます。
ここに、栄養のある食事と十分な睡眠がついていたら更にいいです。

わずか1分の手洗い・うがいと、100円で買えるマスクだけで命の危険から身を守り、毎日を平和に過ごせるのです。
どうか、「たかが風邪だから」等と思わずに、今日から皆さん風邪予防を徹底してくださいね。

記事の最後に、高齢者の病気に関する記事をまとめたリンクを張っておきます。
もっと病気のことを知っておきたい!!と思った方は、ぜひ活用してください。

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