肝臓痛い

肝硬変という病気をご存知でしょうか?

名前を聞いたことはあるけれど、いざどういった病気かと聞かれれば答えれない方も多いのではないでしょうか。
この病気、私たちが思っている以上に恐ろしい病気なんです。

今回は、肝硬変とはどういった病気なのか、その初期症状や自覚症状などについて詳しく調べてきました。

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そもそも肝硬変ってどんな病気?

まずは、肝硬変とはいったいどんな病気なのかについて説明していきます。

肝硬変とは、簡単に言うと

肝臓が小さく硬くなってしまう病気

です。

肝硬変になってしまった肝臓は、岩のようにごつごつとした形になり、とても硬くなってしまいます。
さらに、肝硬変は

  • 腹水
  • 食道静脈瘤
  • 肝臓機能低下に伴う肝性脳症
  • 黄疸

等の病気を引き起こしてしまう恐ろしいものなのです。

肝硬変の原因

肝硬変になってしまう原因はいったいどんなものでしょうか?
この病気になる人の代表例として、お酒を飲みすぎる人が挙げられます。

もちろんこれは間違ってしないのですが、お酒に含まれるアルコールは、肝硬変の原因のほんの一部にすぎません。

実際には、

  • 肝炎
  • アルコール
  • 薬物による副作用
  • 栄養不良
  • 寄生虫

などなど、その原因は多岐にわたります。
お酒も飲んでいないからといって、

私には関係ない病気

という風には決して思わないでください。

自覚症状はないってホント?

肝硬変には、自覚症状がないといわれています。
実際、気づきにくい症状も多い病気であります。

そのために病気の発見が遅れてしまい、肝臓の機能が大きく低下した後にようやく異変に気づき病院へ受診という流れがほとんどです。

最悪の場合、日常生活に支障をきたすほどに肝機能が低下、あるいは肝硬変の進行に伴う肝臓がんにまで発展してしまうことも少なくありません。

気付きにくい症状にいかに早く気付くが、この病気の早期発見・早期治療へのつながっていくのです。

肝硬変の予兆!?13の自覚症状・初期症状

気付きにくい、というだけで実際には多くの自覚症状や肝硬変の初期症状が体に表れています。
ですが、その多くは

疲れのせいかな?

などと思って見過ごされてしまいがちです。

ここからは、私たちでも気づける肝硬変の13の自覚症状や初期症状について紹介していきます。
いくつも当てはまる場合には、ぜひ近いうちにお近くの医療機関を受診してもらえたらと思います。

食欲不振

肝硬変の最も代表的な症状の一つが、この食欲不振です。
食欲が出ない、食べたくないという気持ちになってしまう理由はいくつかあります。

一つは、肝機能の低下に伴う胆汁の分泌量の減少です。
これにより食べ物に含まれる脂肪やたんぱく質の吸収・分解ができなくなってしまい、結果として胃もたれを起こしやすくなってしまうのです。

二つ目は、血流の悪化による胃のただれです。
肝硬変の人は、胃がただれた状態になってしまいやすく、その結果として食欲が低下してしまいます。。

最後に、胃の圧迫による食欲不振
肝硬変になると、肝臓の左側の部分が大きくなってしまいます。

これにより胃が圧迫され、食欲不振に陥ってしまうといわれています。

  • 疲れがたまっている
  • お酒の飲みすぎによるもの

などど勘違いしてしまいがちですが、あまりに長く続くようならば一度病院を受診することをお勧めします。

体がだるい

こちらも肝硬変の代表的な初期症状の一つです。
人間が疲れを感じる理由の一つは、体に溜まった乳酸の働きによるものです。

乳酸は、肝臓にて体に害のないものへと変換されるのですが、肝硬変になってしまうと肝機能が低下し、体にたまった乳酸をスムーズに処理できなくなってしまいます。

すると、体には常に疲労の原因となる乳酸がたまった状態に・・・
その結果、私たちの体はいつも疲れがたまっている状態へとなってしまうのです。

また、食欲不振による栄養やカロリー不足も疲労がたまりやすい体づくりに貢献してしまいます。

この症状も、ついつい疲れのせいにしてしまいがち。
ですが、私たちの体はよっぽどの疲れでもない限り一日しっかり休めば疲労はほとんど抜けてしまいます。

数日休んでも全くだるさが取れない場合には、何らかの病気を疑ったほうがいいかもしれません。

下痢

下痢も肝臓に異常があるかどうかを見極める上での重要です。

肝機能の低下により、脂肪やたんぱく質の吸収・分解機能も低下します。
そのため、体に取り入れたそれらの成分がそのまま腸に流れてしまいます。

腸は胃や肝臓ほどの分解スピードはありません。
一度に大量の食べ物が入ってきてしまうと、栄養を吸収する前に便として体外に排出してしまいます。

その際に、水分も吸収しきれないままでの排出となってしまうため、結果として下痢となってしまうのです。

肝臓周辺の痛み

肝硬変になった人の約8割の人がこの症状を感じています。

  • お腹が痛い
  • 肝臓の辺りがきりきりする

等の自覚症状があった場合には、自分では判断せず、病院にて適切な診断を行ってもらいましょう。

腹水・むくみ

肝硬変の人は、むくみやすい体質になるといわれています。

腹水のように明らかな異変には気付くのですが、もともと体質的にむくみやすい人は

最近むくみやすいかも?

程度にしか感じません。
手や足、さらには全身がむくむようになった場合には、一度病院で詳しい検査を受けてみましょう。

貧血

肝硬変になってしまうと、脾臓が膨れ上がります。
その結果として、脾臓で赤血球の破壊が多量に発生し、貧血症状が起こってしまいます。

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ホルモンバランスの崩れ

これはかなりわかりやすい部類の自覚症状の一つです。

男性は女性ホルモンの増加に伴う変化が。
反対に、女性には男性ホルモンの影響が出てしまいます。

具体的には

  • 男なのに胸が大きくなってきた
  • 妊娠したわけでもないのに、突然生理が止まってしまった

等の症状です。
肝臓は数ある臓器の中でも重要な部位の一つです。

体全体にまでその影響力は行き届いており、ホルモンバランスにも大きな影響を及ぼしてしまうのです。

ちなみに、の症状に気づいた時にはすでにかなり病気が進行している可能性があります。
すぐに病院へ駈け込んでください。

鼻血や歯茎からの出血・内出血

肝硬変の初期症状の一つに、

  • 鼻血
  • 歯ぐきからの出血
  • 体中に起こる謎の内出血

が挙げられます。

これは、肝機能の低下に伴う血小板の減少や血液を固める成分が低下してしまうために起こる症状です。

体中が黒くなる

肝臓の機能が低下すると、黒ずみの要因といわれているメラニンが増加します。
すると、皮膚が段々と黒くなっていってしまいます。

夏でもないのにまるで日焼けしたみたいになっている、という方は要注意です。

黄疸

肝臓の機能が低下すると、血液中にビリルビンという細胞が増えてしまいます。

この細胞は、通常ならば適切に処理されているため問題ないのですが、肝硬変になっていると処理しきれず血液中に多量に発生してしまいます。
すると、体中に黄疸が出てくるようになってしまうのです。

黄疸は、肝硬変に限らず何らかの体の異常を示していますので、一度医師に診てもらうべきといえます。

手のひらが赤くなる

肝炎や肝硬変により肝臓の機能が低下した人の約半数に見られる症状が、手のひらや指の付け根が赤くなるというものです。

これは手掌紅斑と呼ばれる症状です。

肝臓には余分な女性ホルモンを分解する働きがあるのですが、先ほど述べたように肝機能が低下すると体内のホルモンバランスが崩れます。

そのため、本来余分な女性ホルモンまでもが分解されず残ってしまうことも・・・

女性ホルモンには末梢の血管を拡げる働きをもっています。
そのため数が増えすぎてしまうと、指先などの血管が開き赤く見えてしまうのです。

こむら返りが起きやすくなる

肝機能の低下は、体内のミネラルバランスをも崩してしまいます。
このミネラルバランスが崩れると、筋肉が常にけいれんしやすい状態になってしまうのです。

つまり、こむら返りしやすい状態です。

  • ちょっと指先や足に力を入れただけでもすぐに足がつってしまう
  • 最近頻繁に足がつる

という場合には、肝硬変や肝炎、あるいは糖尿病などの病気を疑うべきです。

お酒に弱くなる

肝硬変になると、今まで全然お酒に酔わなかった人が、急にお酒に弱くなってしまいます。
これは、肝臓のアルコール分解機能が低下している明確な証拠です。

年のせいかな?

等と考えず、ただしに病院にて肝臓の働きをチェックしてもらいましょう。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は、肝硬変の概要とその初期症状・自覚症状についてご紹介しました。

見て頂いた通り、肝硬変は恐ろしい病気です。
しかも、その自覚症状の多くは疲れ気味かな?等と思われがちなものばかり・・・

今回あげた症状を参考にして、少しでも早めの病気の発見に近づいて行ってもらえればと思います。

最後に、高齢者の病気に関する記事をまとめた記事を載せています。
この病気、いったいどんな病気なんだろ?と疑問に思うことがあれば一度覗いてみてくださいね。

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