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インフルエンザが介護施設で大流行すると、とても大変なことになります。
一般の人が思っている以上に、介護職にとってインフルエンザが施設内で大流行することは危険なことなのです。

何がそんなに危険なのか、実際に起こった事例を踏まえてお伝えしていけたらなと思います。

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インフルエンザだけは・・・

介護職員が冬に最も恐れるもの・・・
それは

インフルエンザ

です。

この病気ほど、私たち介護士が恐れるものはありません。
しかし、介護施設でのインフルエンザが流行する恐ろしさがあまりほかの方に伝わっていないように感じます。

というより

インフルエンザはどこで流行っても大変だろ?

と思われているはずです。

私は、高齢者の方たちの生活がより良いものになるためには、一番近くで接する専門職である介護士の地位向上や理解の促進も必要不可欠だと考えています。

この記事も介護施設への理解と、介護士の仕事について理解してもらうためのものです。

毎年大流行するインフルエンザを例にして、今回は施設でインフルエンザがはやる恐ろしさを皆さんにお伝えしていきます。
思った以上の事態に、怖くなってしまうかもしれませんが・・・

介護施設でインフルエンザ巻き起こす実際の事例

早速事例を紹介していきます。
毎年同じようなことが、あるいはさらにひどいことが核施設で実際に起こっているんです・・・

利用者が・・・

介護施設でのインフルエンザの感染源は、主に

  • 利用者の面会者
  • 職員

のどちらかです。
そして、この両者に関係しているのは、利用者に接触するということです。

つまり、利用者の方はほかの誰よりも感染源と接する可能性が高いのです。

利用者の方が感染すると、本当に恐ろしいことになります。
まず第一に、命の危機です。

高齢者の方たちは当然若い人よりも体力がありません。
介護士がインフルエンザになるのと、利用者がなるのとでは同じ病気でもその深刻度が全く違うのです。

高熱による体力の低下、それに伴う食事量の低下をはじめとした数々の症状が私たちを襲うそれよりもはるかに重篤なダメージとして利用者の方たちを襲うのです。

毎年インフルエンザによる死者が出ますが、その多くが体力のない赤子や高齢者であるのはこういった理由があるのです。

第二に、集団感染の危機です。
私たちが感染した場合、完治するまで自宅を出なければ、感染拡大の恐れはかなり低くなります。

ですが、施設ではそうはいきません。
施設は基本的に集団生活です

しかも、大規模な施設の場合100人を超える入居者の方が生活をしていることも・・・

そのため、一人感染した時点で、最悪の場合100人以上への感染及び命の危険があるのです。

職員が・・・

インフルエンザが施設で感染するということは当然職員もかかる可能性か高くなります。
いくら予防接種をして、手洗いうがいを徹底していても完全に防ぐことはかないません。

特に不規則な勤務体制にある介護士は、体調を崩しやすいものです。

そして、もし職員がインフルエンザインフルエンザにかかってしまった場合恐ろしいことが起こります。
それは、

介護士がいなくなる

のです。
皆さん承知の通り、介護施設は慢性的な人手不足です。

程度の差はあれど、ほとんどの施設で人材の補充を望んでいることだと思います。

ただでさえ人材不足に悩む介護施設において、インフルエンザによる職員の休みは大変痛手となってほかの介護職員を襲います。
そしてその痛手は、当然介護士の心身への疲労を蓄積していくことに・・・

そして、人数がいないとサービスの質が低下し、利用者の方へのケアも不十分なものになってしまうことも。
そうすると、利用者の方たちの健康状態も崩れやすくなり、そこに新たな病気が蔓延して・・・

と、考えるだけでも恐ろしいような負のサイクルが発生してしまうのです。
インフルエンザ一つで、ここまでの事態が発生しかねないのです。

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2次災害、3次災害・・・

そして、2次災害、3次災害の発生です。
先ほど述べたように、インフルエンザで職員が休んだ場合、残った少ない人員で利用者の方に毛を提供していく必要があります。

しかし、そんな過酷な環境では職員の疲労はたまる一方、ストレスもどんどん膨れ上がっていくことになるでしょう。
そうすると、いったいどうなるのでしょうか?

介護事故

そして、

虐待

の発生です。
どんなに集中していても、事故は完全には防げません。

まして、疲れている時なら猶更です。
介護施設で最も多くの事故が起こる時期と言われているのは、やはり疲れのたまる年末やインフルエンザやノロウイルスの感染拡大にて人がいなくなるこの時期と言われています。

虐待も同様です。
虐待という行為をのものをかばう気は全くありません。

ですが疲れたとき、ストレスが溜まっているときに、人は過ちを犯してしまう生き物なのです。
そして、介護士の働く環境はその間違いが最も起きやすい環境でもあるのです・・・

終わりに

いかがだったでしょうか?

インフルエンザの感染一つでここまで言うのは大げさなように聞こえたかもしれません。
ですが、これは事実です!

たった一つの病気が利用者の方の命を危険にさらし、職員の疲労を拡大し、最後には事故や虐待の発生要因にまで進展してしまう事態となるのです。

私は、この記事で

介護士は大変なんだ!

介護士は偉いんだ!

と言いたいわけではありません。
ただ、介護士の方たちはこの時期、誰よりも感染に注意し、利用者の方も自分の体も、すべての健康管理に気を使いながら働いてくれています。

どうか、そのことだけは覚えておいてください。
世間ではいろいろな評価が介護士にはあります。

ですが、介護士は立派に、高齢者の方の命を守り、そしてより良い第二の人生を提供していくために日々精いっぱいの努力をしていることだけは伝えておきたいと思います。

皆さん、どうか介護施設に面会に行く際には手洗いうがい、そしてマスクの着用をよろしくお願いします。

記事の最後に、高齢者の病気に関する記事をまとめたリンクを張っておきます。
もっと病気のことを知っておきたい!!と思った方は、ぜひ活用してください。

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