腕時計

介護士の方が腕時計をしているの、見たことありますか?
デイサービスの送迎サービスを利用している家族の方などだと、時々見るのではないでしょうか?

実はこれ、ものすごく危険な行為なんです。

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介護士の腕時計は危険

最近、デイサービスの職員の方などに見かける装飾品が

腕時計

です。

デイサービスは送迎の時間の遅れが許されないので、当然時間にシビアでなければなりません。
そういった意味では、腕時計は簡単に時間の確認ができるので便利です。

私も、大学院の講義や調査の際などには必ずお世話になっているので、その便利さは知っているつもりです。

また高齢者の方などでペースメーカーをはめ込んでいる方などは携帯の電波が影響する恐れもあるので、スマホなどでの時間の確認が危険な場合もあります。

そういった危険性も考慮すると、腕時計での時間確認はとても効果的といえます。

ですが、あなたがもし介護士ならば、腕時計をして高齢者の方と接することは決してあってはなりません。
何故なら、腕時計をしていることで、介護中、高齢者の方にケガをさせてしまう恐れがあるからです!

腕時計でケガが・・・

恐らく、腕時計が危ないといわれてもピンとこないことでしょう。
普段腕時計を使っていても、人にけがをさせるようなことはまずないからです。

しかし、私が言っていることは事実です。
腕時計による高齢者の事故は毎年全国各地で起きてしまっているのです。

現場で働く介護士の方は、ほぼ100%、腕時計に限らず装飾品の類は一切付けずに仕事をしているはずです。
もし介護士の方とっ接する機会があれば、ぜひ確認してもらえればと思います。

腕時計がいったいどんなけがを引き起こすのか。
介護士が腕時計をすることで、いったいどういった事故が起こってしまうのか・・・

いくつか事例を紹介していきたいと思います。

車椅子への移乗

高齢者の方を車いすに乗せる、介護と聞いて想像するシーンの一つではないでしょうか?
この車いすへの移乗が、腕時計装着による事故の中で最も多いものだといわれています。

介護士が介助を行い車いすに乗ってもらう場合、高齢者の方を抱えることがほとんどです。
その時、体は密着した状態となります。

転倒防止や介護士の体を守るためなどいくつか理由はあるのですが、とにかく密着した状態での介護が基本です。

この密着した際に、腕時計が高齢者の方の皮膚を切ってしまうのです。
また、腕時計が高齢者の方の皮膚を圧迫して、内出血を作ってしまうケースもよくあります。

当然ですが、腕時計は硬いく、そしてでっぱりも多くあります。
ただでさえ皮膚が弱い高齢者の方にそんなものを密着させたらどうなるのか、すぐにわかりますよね。

服に引っかかって

腕時計には、デザインを重視してギザギザのものや凹凸が目立つものもあります。
それ自体はファッションですので好みでつければいいのですが、介護の際にはそのデザインが事故を引き起こすことも・・・

腕時計が凹凸あるデザインということは、それだけ引っかかる場所が多いということ。
介護士の腕時計が高齢者の方の服に引っかかってしまうことがよくあります。

しかも、若い人なら多少引っ張られても踏ん張ることができますが、高齢者の方はそうはいきません。
腕時計が引っ掛かったせいで引っ張られた高齢者の方はどうなるでしょうか?

突然バランスを崩された高齢者の方たちは、そのまま立て直せず転倒してしまいます。
どんな些細な引っ掛かりであっても、高齢者の方たちにとっては大きな事故や大けがの元となりかねないのです。

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歩行介助中

高齢者の歩行の介助を行う際には、隣に立って歩くことが基本です。
この際にも、腕時計は危険を招きます。

高齢者の方は、バランスが崩れやすく、転倒の恐れも高いです。
それを支えるために、介護士は常に高齢者の方の歩行を気にしつつ近くを歩きます。

ですが、腕時計をしていた場合、支えようとした行為そのもののせいで高齢者の方を傷つけてしまうのです。

突然の転倒を支えようとしたとき、介護士は高齢者の体を支え、転倒の危機から守ることしか頭にありません。
そのため、腕につけている時計が高齢者の方に当たるなどと気にする余裕はないのです。

せっかく転倒を防いでも、そのせいでケガをさせてしまっては本末転倒というものです。

おしめ交換で

これはあまりないのですが、もししている方がいたらすぐに中止してください。

おしめ交換の際に腕時計をしている方が時々います。
事務職の方が現場へのヘルプできたときに、時折外し忘れていることがあるのです。

おしめ交換の際には当然腕を使います。
交換の際行うことは、

  • 体位変換
  • 体の移動
  • おしめの着脱

などです。
これらの行為は、すべて高齢者と介護士の手の接触が避けられません。

最も密着度の高く、腕時計装着による危険性も高いケースといえます。
絶対に腕時計をつけての介助はやめてください。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は介護士が腕時計をつけて仕事をするとどれだけ危険なのかということを説明させてもらいました。

ここで上げたのはあくまで一部です。
しかしこれだけでも、腕時計をつけての介助が高齢者の方にけがをおわす恐れが非常に高いことを理解していただけたのではないかと思います。

時間は確かに大事です。
デイサービスでの送迎に限らず、介護の場合でも服薬・点滴・ターゲスなど時間厳守での行動が定められる場合もたくさんあります。

そんな中では、腕時計の存在は非常に頼りになるものだと思います。

ですが、どれだけ便利であっても、絶対に腕時計をしての介助だけはしないでください!
そのせいで、多くの高齢者の方が傷ついてしまうかもしれないということを、どうか介護士の方は念頭に置いてもらえればと思います。

時間を守るのも、すべては高齢者の方のために行う行為のはずです。
高齢者のためにつけた腕時計で、高齢者の方をケガさせてします。

どうか、こんな悲しい事故だけは起こさないようにお願いします。

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