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介護に腰痛はつきもの?

介護、という仕事には一つの職業病ともいうべき病気があります。

それが、「腰痛」です。

介護の仕事は、ベッドから車いす、車いすからベッドなどの利用者の移乗をはじめ、入浴の介助や排せつ介助などの仕事がメインです。

そのため、どうしても腰に負担がかかり、腰痛は避けられないとまで考えられています。

ですが、本当にそうでしょうか?

介護の現場で働いていると、ひどい腰痛持ちの人の当然多くいますが、中には20年以上働いている超ベテラン介護士であるにもかかわらず、腰痛になったことが一度もないという人もいます。

一体、何が違うのでしょうか?

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腰痛は予防できる

調べてみてわかったのですが、介護の仕事をしているから腰痛になるというわけではないのです。

間違った介護の方法や介助を行っているからこそ、腰痛になってしまうのです。

例えば、介護における腰痛予防の一番の基本は姿勢です。

膝を軽く曲げて、腰をかがめないように介助を行う。

これだけで腰への負担は足が肩代わりしてくれるため大幅に減り、腰痛の症状は劇的に改善されます。

また、忙しいからといってついつい福祉用具やほかのスタッフの協力なしに仕事をしてしまう場合がありますが、これも腰痛の引き金となります

特に人手不足の現場では1分1秒が大事だし無理だ!という意見もあると思います。

ですが、腰を痛めてしまうとしばらくは仕事ができないだけでなく、復帰後も痛みは残り、常に腰に気を使う必要があるため作業ペースも大幅に落ちてしまいます。

そのことを考えると、目先の1分よりも、将来の時間のこと。そして利用者の安全のことまで考えて、余裕を持った介護を心がけてください。

腰痛を防ぐ5つの習慣

ここからは、実際に腰痛を防ぐ、あるいは症状を改善するために欠かせない5つの習慣について紹介していきます。

一つ一つは簡単なことなので、全部やろうとするのではなく、まずは一つずつでもこなしてもらえればと思います。

仕事の前にストレッチ

いつもより3分早く職場について、その時間でストレッチを行ってください。

特に重点的に行ってほしいのは肩甲骨と背中です。

肩甲骨を意識して介助を行うと、腕の力だけでやる場合と比べてかなり多くの力がプラスされます。

これは、背中という体の中でも最も多く筋肉がついている部位の一つを効率的に使用できているからです。

しかし、肩甲骨は普段意識して使用することはほとんどなく、そのためなかなか使われません。

ですから、ストレッチなどで背中と一緒にほぐすことで肩甲骨の存在を意識し、その日一日の介護に役立てていくというわけです。

膝を曲げる

介護の基本姿勢は、やはりこれに尽きると思います。

膝を軽く曲げることで、膝のクッションとばねが使用できるようになります。

すると、全身の力を効率よく動作に伝えることができるようになり、最低限の力で解除することが可能になります。

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福祉用具の活用

意外と多いのは、時間や手間を惜しんで福祉用具を活用せずに介助する人です。

上でも述べましたが、介護の仕事をそして人生を長い目で見たとき、わずかに仕事のスピードを上げることよりも、道具を活用して体をいたわることのほうが結果として効率的な仕事と、体の安全の両立ができるのです。

また、福祉用具を使う利点は介助を受ける側にもあります。

一つは無駄な力が体に伝わらないこと。

特に体重の重い方などを移譲する場合にはついついいらない力が入ってしまいます。

実際に体験したことがある人はわかると思うのですが、これは意外に介助される側にとって苦痛なのです。

やはり、無駄な力を体に入れられると痛いんですよね。

その点、福祉用具を使用すればほとんどお互いの体に負荷をかけることなく動作をサポートできます。

そしてもう一つが安全・安心です。

やはり、専門の方が作った用具を使うことは安全です。

介助される側も、道具を適切に使ってもらっての介助は不安も少なく、安心して受けることができるそうです。

ストレスをためない

関係ない、と思うかもしれませんが、実は腰痛とストレスはとても密接な関係にあります。

何も異常がないにもかかわらず強いストレスのせいで腰痛に悩まされている人もいれば、反対にヘルニア等になっているにもかかわらずノンストレスの生活を続けているおかげで痛みが全くない人もいるのです。

家族の介護であれ、仕事であれ、介護は心身ともに疲れます。

そして、疲れはストレスを生み、ストレスが体を痛めつけそれがまたストレスに…という悪循環になっている人が大勢いるのではないでしょうか?

まずは、自分のストレス要因は何なのか把握し、それをなくすことから始めてみるのもいいかもしれません。

仕事後の体のケア

これも当たり前なのですが、仕事の後は体をほぐしてあげることで腰痛は軽減し、また予防にもつながります。

風呂上がりの5分間のストレッチを取り入れるだけで体のダメージは大きく変わってきます。

毎日5分で腰痛を防げると思えば、安いものではないでしょうか?

腰痛のない介護の実現へ向けて

介護には、いつも腰痛という悩みがついて回ります。

しかし、これは同時に腰痛の悩みから解放されたとき、介護は大きな問題を一つ解決できたということにほかなりません。

今日上げたことを実践するのはそのための第1歩と思っていただければと思います。

皆さん、介護=腰痛は絶対ではありません。

体をいたわり、正しい姿勢で、正しいスキルを身に着ければ必ず腰痛は防げます。

どうか試してみてくださいね。

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