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介護士をしていると、たくさんの失敗を経験すると思います。
失敗することにより、高齢者の方・そのご家族、同僚の方、色々な人に迷惑をかけてしまいます。

ですが、失敗こそが人を一番成長させてくれることもまた事実。
今回は、私も含め7つの介護の失敗談を乗せようと思います。

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介護失敗談

どんな人でも、残念ながら失敗はします。
沢山の失敗の中でこそ、学び、それを糧により良いケアを高齢者の方に提供していけるようになるのです。

今回の記事は、

  • 介護の仕事で失敗をして落ち込んでいる人
  • 失敗続きで自分に自信が持てない人
  • 成長してない、嘆いている人

にこそ見てほしいと思います。

これから紹介する失敗談の中には、私が体験したものや聞いたもの、つまり実際にあったものばかりです。
どの事例も少しの気のゆるみで現実に起こってしまうようなものだということです。

それでは、さっそく紹介していきます。
実際に、自分が当事者になったつもりで読んでもらえればより内容が頭の中に入ってくるのではないかと思います。

ベッドからの転落

オシメ交換を終え、片づけようとしているとホールから声が。
利用者の方たちがけんかしているのが目に入ってきました。

急いで仲介し、何とかケンカはケガなく収まりました。
しかし、片づけに戻ると先ほとオシメ交換をした利用者の方がベッドの下に転落しています。

安全確保のためのベッド柵を、急ぐあまり上げ忘れていたのです。

幸いベッドの高さが低かったため、その方のけがは奇跡的に軽傷で済みました。

声かけの距離感

長年その施設で暮らしている男性利用者のAさん。
いつも温和で、誰に対しても笑顔で接していました。

少し認知症があるものの、職員との関係性も良好で、毎日穏やかに過ごしていました。

ある日、Aさんに対してお風呂の声掛けを職員が行いました。

Aさん、お風呂沸いたから行こう。

しかし、Aさんは虫の居所が悪かったのか珍しく断ります。

職員はいつも従ってくれる方の拒否に焦ったのか、ついつい

いいから早くお風呂入って!わがまま言わないで!

と言ってしまいます。
それをきいたAさんは、

ワシを馬鹿にしとるんか!!そんな口の利き方するやつの言うこと誰が聞くか!!

と激怒。
お互いに慣れすぎたがゆえに、相手への敬意を忘れていたのです。

服薬ミス

朝の忙しい時間、スタッフは一人しかいませんでした。
何人もの薬を出さなければならなかった職員は、薬の確認を怠り、名字だけ見て次々と服薬介助を進めていきます。

残り数人の介助というところで、少し心に余裕ができた職員は薬を確かめます。
すると、先ほど薬を飲んでもらったはずの方の薬がまだ手元にあります。

・・・同じ苗字の違う方に、薬を渡してしまったのです。

先輩の看護師の方に教わった、服薬介助をするときの間違えない方法は

  • 最低3回は薬が間違っていないか、渡す方は間違っていないかをチェックする

だそうです。

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かかとを踏んでいた利用者

施設内を、靴のかかとを踏んで歩いている高齢者の方がいました。

いつも声をかけて靴を履きなおしてもらうのですが、この日はとても忙しくその数秒の手間も惜しいほどです。
気づいた介護士は、

いつもあれで歩いているし、今日もこけないだろう

と思い、ほかの仕事にとりかかりました。

すると、すぐ後ろでドンっ!!と大きな音が。

さっきの方が、転倒した音でした・・・

薬の塗り忘れ

足に毎日化膿止めを塗っている方がいました。
塗る時間は決まっていないのですが、忙しくない時、一日一回塗るようにとの医師からの指示です。

その日の担当の介護士は、

後で塗ればいいか

と思い、何度か塗れるタイミングがあったのですが後回しにしていました。
そして、そのまま薬を忘れ、さらに申し送りも行わないままに帰ってしまいました。

翌日、ほかの介護士がその方の足を見ると酷く化膿していました。
皮膚の周りは紫色になり、中心は赤黒くなっていました。

これが昨日の薬の塗り忘れによるものか、それとも昨日の時点で悪化していたのかはわかりません。
ですが、昨日の時点で見ていれば、ここまでひどくなる前に気づくことができたはずです。

キッチンのお湯

職員がキッチンで鍋に湯を溜めていました。
水道からお湯を出している際に、ほかのスタッフより介助を手伝うように言われました。

ハイ、すぐ行きます!

すぐにお湯を止め、手伝いに行ったスタッフですが、湯のほうにひねった蛇口を水に戻すのを忘れていました。
スタッフが戻ると、手をおさえた利用者の方がキッチンに座り込んでいました。

お湯が出ることに気づかず、水道を利用した利用者の方が手をやけどしてしまったのです。

食事の片づけを忘れて

目の前の食べ物をすべて食べてしまう認知症の利用者のBさんがいました。
この方は、嚥下状態が悪く、ソフト食・ミンチ食以外は食べれない方でした。

そのため、食事を終えるとすぐにほかの人の食器は片づけ、常に食事の際にはスタッフが近くで見守りを行っていました。

しかし、ある日の食事中、片づけを忘れてほかの方の食事をBさんのすぐそばに置いたままでした。
当然Bさんの手はその食事に伸びます。

そして、食べてしまいます。
Bさんはのどの食べ物を詰まらせ、大きくむせこんでしまいます。

これが原因で、Bさんは肺炎に。
実に2週間もの入院生活を強いられることになったのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
介護士の失敗は、時にとんでもない事態を引き起こすこともあります。

転倒事故・薬の飲み間違い、ベッドからの転落・・・

いずれも、命にかかわりかねない大事故につながりかねません。
私たちは、絶対にそのような事故を避けるよう最善の努力を尽くす義務があります。

今回の事例は、是非教訓にしてもらえればと思います。

うわっ、怖いな~

と感じて終わりにして欲しくないのです。

実際に自分がした失敗だと考え、読み込んでもらえればうれしいです。
そうすればきっと、これらの事例が皆さんの成長の糧になってくれるはずです。

失敗は私たちを成長させてくれます。
ですが、避けられる失敗は当然避けなければいけません。

今回紹介した事例が、少しでも皆さんの成長のプラスになれば幸いです。

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