イライラ

介護をしていると、どうしてもイライラする瞬間があると思います。
ですが、自己嫌悪に陥らないでください。

介護の専門家であっても人間です。
イライラするのは当然の反応といえます。

また、相手が大事な家族であっても、時には怒りに襲われてしまうこともあるものです。

大事なのは、その感情を相手にぶつけないことです。
今回は、介護福祉士の私が、介護中にイライラしてしまった時の簡単解消法をお伝えします。

スポンサーリンク

介護でイライラするのは自然なこと

介護の現場では、いつも笑顔を絶やさないことを重視する傾向にあります。

お取り寄りには優しく

利用者の方たちはお客様だから

なるほど、確かにその通りです。
これだけ見ると、高齢者の方たちに対してイライラするのは間違っている、悪いことのようにさえ感じてしまうでしょう。

ですが、考えてみてください。
ほかの仕事でいつも楽しいという感情だけをもって働いている方はいますか?

・・・おそらく、ほとんどいないでしょう。
どんなにその仕事が好きであっても、必ず腹が立つ瞬間というものは存在します。

にも関わらず、介護に携わる人間はイライラしてはいけないのでしょうか?

私は、違うと思います。

介護士も人間です。

何があっても優しい笑顔で接する

利用者のすべてを受け入れる

確かにそれは理想かもしれません。
ですが怒らない、怒りを感じないというほうが寧ろ人間としては不自然な状態です。

寧ろ、こういった感情の抑圧は、いずれ大きな怒りとなった自分も周りも傷つけてしまうことになります。

どんな時にイライラするの?

誰だって、イライラするときはあります。
介護施設でよく聞く腹が立つケースは、

介助中、抵抗にあって殴られた

介護していたら、暴言を吐かれて腹が立った

などがよく聞かれます。

また、家族介護の場においては

お義父さんがワガママばかりでうんざり!

用もないのにブザーで呼びつけて何がしたいんだ!

といった意見も。
これがいい悪いという話ではないのです。

大事なのは、

誰もが、介護中に怒りを感じてしまう時がある

ということです。
まずはこれを皆さんにお伝えしたかったのです。

まじめな人・優しい人ほど

こんなことを考えてはいけないのに・・・

と思い込んでしまいます。
ですが、先ほど述べたように、その考えは非常に不自然なものなのです。

私は、プロの介護士として働いています。
給料をもらって働いている私でも、時にはイライラしてしまう時があります。

それを悪いことだとは思いませんし、恥だとも思いません。

これは、多くの精神分野の専門家が著書にて述べていることですが、、感情が湧き出てくるのは自然なことです。
楽しい・うれしいといった感情はもちろんですが、怒りや不愉快といった負の感情すべて必要な感情だからこそ、私たちの中に存在しているのです。

それを無理やりせき止めるのは心身にとって害でしかないのです。

大事なのは、イライラを利用者の方・家族の方にぶつけないことです。
これさえ守れば、時には腹が立ってしまっても何の問題もないのです。

スポンサーリンク

イライラ解消法

とはいえ、怒りや不快な感情をいつまでもため込んでおくのは当然心身に悪影響です。
ストレスが溜まっていけば、いずれほかの人にぶつけてしまうことも十分に考えられます。

介護による虐待の原因の一つも、このストレスの爆発が原因といわれています。

そこで、ここからは介護福祉士として働く私が、現場で実際に用いられているストレス解消法についてご紹介していきます。

介護の現場において、イライラした状態での仕事はよくありません。
ストレスは集中力を低下させ、利用者の方たちへのあたりを強くしてしまいます。

そうすると、介護の質自体が低下してしまいかねません。

常に質の高いサービス提供が求められる介護現場においては、迅速かつ効果的なストレス解消法が常に求められているのです。
ここから紹介するのは、そういった環境下において実際に私を含む介護職員が使用しているストレス解消法です。

ストレス解消の方法にも当然相性があるので、

絶対に効果がある!

とはあえて断言しません。
しかし、一つ一つの方法がどれも簡単で、しかも実際に用いられているものばかりです。

介護をしている際、高齢者の方と接している際にイライラしてしまったとき、ぜひ一度試してもらえたらと思います。

自分の感情を認める

介護でイライラしたときに、必ず最初に行ってほしいのがこれです。
この作業だけは、すべての人に効果があると断言しておきます。

というのも、腹が立ったことに対して嫌悪感を覚えたとき、自分を責めてしまいます。
自分への嫌悪はまた新たなストレスを生み、そのストレスがまた自分を苦しめる・・・

最悪の悪循環になってしまいます。

自分が醜い感情を持っているのを認めるのは、少々つらいかもしれません。
ですが、それは誰しもが抱えている感情です。

怒りや不愉快といった感情自体に悪いところなど一つもないのです。
そういった感情を覚えるのは自然なことです。

まずは自分の感情を認め、そして自分を責めるのをやめましょう。

深呼吸

今度腹が立ったとき、自分の呼吸を確かめてみてください。
恐らく呼吸が浅く、短いものになっているはずです。

これは、太古の昔から人間のDNAに刻まれた闘争本能による影響が大きいそうです。
ここでは詳しい説明は省きますが、短く浅い呼吸がその状態になるスイッチのようなものと思ってください。

スイッチさえ押さなければイライラしません。
ですから、一度大きく深呼吸してください。

鼻から3秒息を吸い、口から7秒息を吐いてみてください。
このとき、

  • きれいなエネルギーを吸い込む
  • 怒りやストレスが口から出ていく

の二つをイメージしてください。
たったこれだけですが、数回行うだけで気分がかなりすっきりします。

作り笑顔

笑うことでストレスが軽減するのは多くの方が知っているところです。
ですが、作り笑顔にも同じ効果があるのは意外と知られていないようです。

これは、ストレス科学の分野ですでに明らかにされていることです。

腹が立った時には、無理やりでいいので笑顔を作ってください。
そして、その状態を一分ほどキープしてください。

笑い声も一緒に出せれば最高です。

驚くほどに自分の気持ちが晴れやかになっていくのを感じるはずです。
ちなみに私は、作り笑いしている自分がおかしくて、そのことにいつも笑ってしまいます。

腹が立ったことを人に話す

イライラしたことが悪いこと、と思っているとなかなか人に話せませんよね。
ですが、その感情は自然なことと思えばどうでしょうか。

話してみようかな?という気持ちになるかもしれません。

怒りなどの負の感情は、人に聞いてもらうことである程度発散できます。
もちろん、利用者の方などを卑下する言葉はいけませんが、

すごい腹が立ったけど、我慢した!

あー、もういや!!

という具合に、思っている感情をそのまま吐き出すことは時には必要です。
たまった感情を発散することで、気持ちをクリアにしていいサービスを提供していけるのです。

家族介護の場合は、同じ環境にある友達がおすすめです。
お互いに積もり積もったストレスを吐き出すことで、気分をリフレッシュしてご家族と向かい合うことができるようになります。

介護ストレス相談窓口

あまり知られていませんが、介護ストレスを聞いてくれる電話窓口があります。
電話番号がわからない場合でも、ネットで調べればすぐに出てきます。

どうしても他人に聞かせられないような内容も時にはあると思います。
誰を頼っていいかわからない時も出てくるかもしれません。

そんな時は、いっそ全くの他人に聞いてもらいましょう。
相手もお仕事だと思えば、遠慮なくたまったストレスを吐き出すことはできます。

誰かに弱音を吐いたり愚痴をこぼすことは、決して悪いことではありません。
むしろ、爆発する前に誰かに話すという選択をした方を私は尊敬します。

それはとても勇気のある決断だからです。

堂々と、電話して、イライラやストレスを満足するまで聞いてもらいしょう。

自分に合ったイライラの解消法を見つけよう

いかがだったでしょうか?
本日は、介護で感じたイライラの解消法について紹介させていただきました。

今回紹介したのは、簡単かつすぐに行えるものばかりです。
その場で深呼吸してもらうだけでもストレスの感じ方がかなり違いますので、ぜひ一度試してみてください。

ストレスの感じ方が人それぞれであるように、その解消法もまた人それぞれです。
この記事を読んでくれているあなたにも、きっとぴったりの解消法があるはずです。

今日説明したのはあくまで一例にすぎません。
今回紹介した5つのイライラ解消法を参考に、あなたに合った方法が探してみてくださいね。

関連記事

 辛いだけじゃない!介護の楽しさ、見てください♪

➡ あ、それ私も!共感できる介護のイライラ原因13個!!

➡ 介護の楽しさを知りたい??この記事をどうぞ!!

スポンサーリンク