イライラする

介護をしていると、イライラしてしまうことありますよね。

だめだと思っても、そこは人間。
嫌な気持ちになってしまうのは仕方のないことです。

今回は、どんな時についカッとなったりイライラしてしまうのかについてその原因を探ってみました。

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あえて原因を探る理由

今回、この記事を書いたのは、イライラする原因を探して

介護ってむかつくよな!!

こんな仕事最悪だよ!

などと言いたい訳ではもちろんありません。
というか、それを言いたいのなら介護士以外の仕事もたくさんあるわけで・・・

ではなぜこの記事を書いたのか。
それは、

介護でイライラしてしまうのはあなただけではない

ということを分かってほしいからです。

イライラする・腹が立つ・何でこんなことしてるんだ
このような負の感情は、人には打ち明けにくいものです。

こんなこと思うの、私だけなんじゃ・・・

介護士失格だよ

等思い詰めてしまい、介護うつ、あるいは虐待に走ってしまうケースは数え切れないほど存在しています。
今回は、あえて介護中様々な原因でイライラしている人はいるんだと紹介することで、自分だけではないんだと分かってもらうために書かせていただきました。

イライラする原因

それでは、早速紹介していきます。
ただし、これはほんの一部であることを覚えておいてください。

私の考え方はここにないからおかしいんだ

なんてことはありません。
以前の記事にも書きましたが、人がイライラするのは自然なことなのです。

関連記事 ➡ 介護のストレス解消法とは!?イライラして何が悪い!

寧ろ、そういった感情を持つほうが人間らしいとさえ言えます。

自分以外にも同じような考えを持っている方がいるんだな、と思いながら読んでもらえたらと思います。

暴言を吐かれた

介護中に

アホ

うっとうしい

触るな!

等の暴言を吐かれると、ついついイライラしてしまいます。
認知症の方などの場合、病気だと分かっていても、感情はきれいにコントロールできるものでもありません。

暴力を振るわれた(介護抵抗)

介護中によくあるのが

顔を殴られた

皮膚がむけるほどの力で引っかかれた

などです。
時には青あざができたり、皮膚が切れて血が出てしまうことも・・・

痛みに対しては、人間はついつい怒りの感情で返してしまうものです。
まして、悪いことを何もしていないのに、ただただ暴力を振るわれる。

我慢できない怒りがこみあげてくるのもわかります。

唾を吐かれる

介護抵抗と似ていますが、これも多いです。
いきなり唾を吐きかけられてうれしい人なんていませんもんね・・・

単純なものほどイライラの原因になりやすいもの。
顔に唾を吐かれたとき、本当に何とも言えないような悲しい気持ちになるんです。

セクハラまがいの行為

高齢者の方の中には、女性のお尻を触ったり卑猥な言葉を投げかけてくる方も少なくありません。
特に若い女性の方の場合には、大変ストレスになってしまいます。

何でこんなことされないといけないの・・・

優しい女性や、おとなしい女性ほどこういった性的な行為には嫌悪感を示す傾向にあります。

待遇の悪さ

これは介護とは関係ないように思えますが、かなり重要です。

休みが取れない

毎日のようにサービス残業

人手が全然足りない・・・

このような待遇で、ストレスをためるなというほうが無理な話です。

待遇の悪さが、介護の質を低下させます。

介護の質の低下は、高齢者の方たちの介護抵抗が増す要因になります。

それが原因で職員が離職し、さらに環境は悪化・・・

悪夢のような負の連鎖が発生してしまいます。
待遇が原因と分かっていても、改善されない現状にまた腹を立ててしまうんです。

大声による騒音

認知症の方などに多いのが、この大声です。
一日中叫び続けていることも珍しくなく、疲れて眠るまで続きます。

耳をふさいでいても頭が痛くなるほどの大声に

もうやめてくれ!

うるさい!!

という苦痛とともにストレスがどんどん増していきます。

弄便

排泄物を弄る行動を指す言葉です。
便を手に持って投げつけてくる方、壁一面に塗りたくっている方などバリエーションは様々です。

特に家族介護をしている方は精神的なダメージが大きく、

何でこんなことするの!!

汚い!

と叫んでしまうことも珍しくありません。

自分の良く知る身内が、信じられないような行動に走っている。
その姿を見ると、イライラが止まらなくなるのも無理はないかもしれません・・・

徘徊

認知症の方が、歩き回っている状態です。
施設の場合には、必ず誰かの目があるので、ストレスも少ないのですが家族介護の場合にはそうはいきません。

常に見ておかなければ、いつの間にか出かけて迷子になってしまう。
仮に発見できたとしても、大勢の方に迷惑をかけたという思いは、介護者の心身に重くのしかかります。

常に不安が付きまとう在宅介護において、徘徊はトップレベルのストレス要因といえるでしょう。

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泥棒扱い

あいつが物を盗んだ!

盗んだ財布を返せ!!

さっきまであったのにどこに隠した!!

物盗られ妄想といわれるこの症状。
なくしたもの、置き場所を忘れたものを他人に盗まれたと感じてしまうものです。

特近い関係者ほど犯人として疑う傾向にあるため、標的になりやすいのは介護をしている身内や介護職員です。

  • いわれのない罪を着せられ、毎日ののしられる
  • 身内に泥棒扱いされ、恨まれる
  • 介護しようにも目も合わせてくれないほど嫌われる

こういった状態に追い込まれたとき、イライラするなというほうが酷な話ではないでしょうか?

家族対応

モンスターペアレントが一時期話題になりましたが、施設利用者のご家族にもいろいろな方がいます。
中には、対応が悪いからといって毎日のように文句を言ってくる方も。

お前らの対応が悪い!

口の利き方がなってない!

それでもプロかお前ら!?

これはあくまで一例です。
ここでは乗せられないような罵詈雑言の数々も飛んできます・・・

介護士だって人間です。
言われたい放題で、ストレスを感じないはずありません。

食事介助

程度の差はあれど、食事を拒否する方はかなりいます。
中にはまったく口を開けてくれない方も。

一対一ならゆっくり時間をかけて対応するのですが、人数不足の施設では数人で3~40人の食事介助を行わなくてはならない場合も。

そんな時、食べてくれない利用者の方についつい

早く食べてよ!

とイライラしてしまうこともあるようです

上層部の理解のなさ

なぜか、現場から事務所の仕事にうつると、現場の意見を聞き入れない方が多いようです。
また、事務には介護現場を経験していない人も多くいます。

そういった方たちにとって、現場の苦労は一切理解できるものではありません。

高齢者の方ですから、急に体調が悪くなったりするのは日常茶飯事です。

  • 病院搬送
  • ご家族への連絡
  • 緊急処置

など等しなければならないことはいくらでもあります。
そうなると、定時で帰れるはずもなく・・・

しかし、上層部が言うのは

なんで定時で上がれないの?

ちゃんと仕事できない人に残業代なんて払わないよ

という冷たい言葉。
現場と上層部との温度差、現場への理解のなさについては、本当に多くの施設職員の間でストレスの元として取り上げられています。

上司が原因で仕事を辞める人、介護業界にはかなり多いんです。

職場の人間関係

これは介護施設に限ったことではありませんが・・・

人間関係は非常に重要です。
特に、ユニット型(10人の利用者を数人の職員で見る施設体系)や、グループホーム(同じく9人の利用者を見る施設体系)では、少人数のスタッフで共同生活を行います。

そのため、人間関係が悪い場合でも、嫌な人物から離れることも難しいのです。

毎日一緒にいたくない人と近い距離で仕事をこなす必要があります。
これはかなりのストレスですよね・・・

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は、介護でイライラする原因について紹介させてもらいました。

もう一度言わせていただきますが、今回の記事は決して介護の仕事も悪いところを見つけるための記事ではありません。

ただ、介護に携わるストレスを抱えている人たちに

あなただけではない

イライラしていいんだよ

というのを分かってもらうための記事です。

とはいえ、イライラをためてばかりではいずれ爆発してしまいます。
そうならないように、早め早めに対処していきましょう。

この記事の最後に、介護ストレスを解消する方法を紹介した記事を載せていますので、よかったら参考にしてみてください。

介護はつらい仕事です。
上にあげたことはほんの一部、もっと精神的に追い詰められるような事例もたくさんあります。

ですが、同時に素晴らしい仕事でもあります。
介護や高齢者の方たちとのかかわりを通して得るものも本当にたくさんあります。

どうか悩みを抱えて、嫌な面ばかりに目を向けないでください。
どんな物事にも、悪い面もあれば必ずいい面もあります。

このサイトが、あなたにとって介護のいい面を見つける手助けになることを願います。

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