鏡餅の正しい食べ方

鏡餅といえば、正月飾りの定番ですよね。
これがあるだけでなんとなく華やかな気持ちになりますし、お正月だなと言う気分にもさせてくれます。

ところで皆さんは、このお正月の定番鏡餅をどのように食べているでしょうか?
いつまで飾っておくかわからず、気づいたらカビが・・・何て経験をされた方も多いかと思います。

今回は、そんな鏡餅の気になる疑問に答えるべく、鏡餅の美味しい食べ方や、そもそもいつまで飾っておくものなのかといった疑問にすべてお答えしていきます。

そして、鏡餅を襲ってくる恐怖のカビ
このカビが生えてしまった鏡餅の対処方法も合わせてお届けしていきます。

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鏡餅の食べ方の全て

それではさっそく鏡餅の食べ方、その気になる疑問について紹介していきます。
正月飾りの定番中の定番、まさに日本のお正月の象徴ともいえる鏡餅。

この鏡餅を美味しく食べるための知識をしっかりお伝えしていきます!!

鏡餅はいつまで飾っておくの

まず最初に考えなくてはならないのは、鏡餅はいつまで飾っておくのかということ。
そもそも、鏡餅は神様が宿る依代として遥か昔より飾られてきた大変ありがたいものなんです。

神様の依代である鏡餅を飾ることによって、神様と一緒に一年の初めを祝おうとする当時の人たちの思いがこの鏡餅には込められているのです。

ですので、あまりに早く片付けてしまうのも神様に失礼ですし、かといって飾りっぱなしにしてお餅を悪くするのも同じく神様への不敬になってしまいます。

一般的な正月飾りについては、松の内までを期限として飾ります。
松の内とは歳神様が家に来てくださっている期間を指しており、この期間の間は鏡餅に限らず他の正月飾りも飾っておくのが良いとされています。

松の内の期間については、関東と関西をはじめ、地方ごとに違いがあるのですか基本的には1月7日までとして定めているところが多いようです。

この記事で松の内やほかの正月飾りについても詳しく書いていますので参考にしてみてください。

➡ 正月飾りはいつまで飾る?松の内って?関東と関西の違いとは!

ですが、同じ正月飾りの中でも鏡餅だけは少し異なっていて、鏡餅は松の内が明けた後1月11日の鏡開きまでは飾っておくのがよしとされています。

鏡開きを行うことで、初めて鏡餅を食べることができるようになるのです。

日にちや食べ方を守った鏡餅を食べることで、その年一年間は無病息災で過ごせるといわれており大変ありがたい食べ物なんです。

鏡開きのやり方

正しい鏡餅の食べ方には鏡開きが必要不可欠なのはわかりました。
ですが、そもそも一体なぜ鏡開きを行うようになったのでしょうか??

実は、鏡開きはもともと武士の方たちの家=武家から始まった伝統行事なんです。
ゆっくり休んだお正月に一区切りをつけ、今日からまた仕事が始めるという意思表示も込めた物だったのです。

この日、

  • 武士は年末に片づけた武具をおさめた箱から再び自分の装備を取り出します。
  • 商人の方は商品をしまっている蔵のカギを開け再び開きます。
  • クワを置きくつろいでいた農家の方もこの日からまた畑仕事に精を出す。

全ての職業の方が、この鏡開きの日を1年の仕事始めの日と位置付けていたのです。

そんなすべての人の1年の始まりの行事ともいうべき鏡開きには作法があります。

それは、刃物を使ってはいけない。

これは、切腹を連想してしまうためです。
そのため、鏡開きには木槌を用いるのが一般的です。あるいは、手でちぎるのも良しとされています。

木槌を使って持ちを砕くのですから『割る』の方が正しい表現のように思えます。
ですが、この割ると言うのも昔の方たちにとって縁起の悪い表現だったこともありあまり好まれません。

そこで目を付けたのが『開く』と言う表現。
開くは末広がりの意味を盛り、大変縁起のいい言葉でもありました。

当時の人たちはこの『開く』と言う表現をとても気に入り、まさに新年の始まりにぴったりだと感じたのです。
こうして、縁起のいい開くを用いて

鏡開き

と名付けられるようになったのです。

今でも結婚式や新築祝いと言ったお祝い事や会社創業の際などに鏡開きが行われています。
これも、縁起の良い鏡開きを行うことでゲンを担ごうとするための行為と言うわけです。

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鏡餅の食べ方

ずいぶん遠回りしてしまいましたが、いよいよ今回の主題である鏡餅の食べ方についての説明に入っていきます。

神様の依代でもある鏡餅。
食べることで神様の力を授かり、その年一年無病息災で一家が過ごせると信じられているありがたい食べ物です。

  1. 年末に鏡餅を備え
  2. 1月11日に鏡開きを行い
  3. 最後に食べる

これが正しい鏡餅の食べ方であり、本来の役割とも言えるのです。

そしていざ食べるということになるのですが、鏡餅は長期間飾っていることもあって・・・

カチンコチンに硬くなっています(^^;)

ですが、料理方法次第では美味しく食べることも十分に可能です。
ここからは、カチコチに硬くなった鏡餅の二つの美味しい料理法をお伝えします。

揚げ餅

鏡餅の定番の食べ方と言えば、やっぱり揚げ餅です。
この揚げ餅、包丁を使わず木槌で割ってそのまま食べられるということもあり人気の料理方法だったようです。

ここでは一番シンプルな料理方法をお伝えします

  1. 神様へ感謝を胸に鏡餅を木槌で割る
  2. きつね色になるまで油で揚げる
  3. 塩コショウ・しょうゆなどお好みの味で食べる

これだけです。
ちなみに、カチコチ鏡餅になっていればいいのですが、部屋の湿度などによってはあまり固まっていないこともあるかと思います。

この場合、風通しの良い場所にしばらく置いておけば乾燥が早まり木槌で簡単に割ることができるようになります。

ところでこの揚げ餅、湿気るのがとても速いです(^^;)
ですので、3日以内に完食できるよう量を調整してあげるのがおすすめとなっています。

・・・去年沢山作りすぎた結果、私はぬれせんべい状態の揚げ餅を食べることになりました(´;ω;`)

ぜんざい

お餅の食べ方の定番の一つ、ぜんざい
鏡餅をぜんざいにする人って案外少ないみたいです。

ですが、こちらもとってもおいしいので、

揚げ餅は去年作ったな~

なんて方は、ぜひ今年はぜんざいに挑戦してみてください。

作り方は

  • 鏡開きを行い木槌で細かくする
  • 水に浸す
  • 充分に柔らかくなったところでぜんざいにする
    (大き過ぎる場合は手でちぎる)

これだけです。
包丁を使いたいところですが、グッと我慢して手でちぎってお餅の大きさを調整してください。

少し不格好な餅の形も、意外と味のある仕上がりのお手伝いをしてくれます。

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カビが生えていたら・・・

最後に一つお役立ち情報を。
皆さんも、鏡餅のカビが生えていて困って経験ありませんか?

そんな時、カビの部分だけをとってしまう方もいるのですが・・・これはいけません!!

何故なら、カビが生えている表面よりはるか奥まで菌が侵食していることが十分に考えられるからです。
少しもったいないですが、カビが生えている部分から見てかなり広めの範囲まで削って捨ててしまいましょう。

折角の縁起物を食べてお腹を壊してしまっては、正月早々悲しい気分になってしまいますものね(^^;)

鏡餅を美味しく食べよう

いかがだったでしょうか?
今回は鏡餅の由来や飾っておく期間、そして何より美味しい食べ方について解説していきました。

今回の情報を簡単にまとめておきます。

  • 鏡餅を飾っておくのは1月11日まで
  • 鏡開きを一年の始まりの行事であった
  • 鏡餅は神様の依代としての意味を持つ
  • 鏡餅に刃物を使ってはいけない
  • 鏡開きは木槌で行う
  • 鏡開きするまで鏡餅は食べてはいけない
  • 鏡餅を食べることで一年間の無病息災が叶うとされている
  • 鏡餅は揚げ餅やぜんざいがおすすめ

といった所でしょうか。
なんとなく飾っている鏡餅ですが、こうしてみると大変ありがたい飾りでありまた食べ物であることもわかります。

神様の力をたっぷり取り込んだ鏡餅。
木槌で行う本来の鏡開きを行い、美味しく調理して食べて上げてください。

今年も一年、皆様が鏡餅パワーで元気な一年を送れますように・・・

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