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人間なら誰しも体にあるのが【ほくろ】です。

『愛嬌ぼくろ』『泣きぼくろ』等のように、その人の魅力の一つとしても取り上げられるほくろです。
しかし、ほくろには病気が潜んでいるかもしれないことを、ご存じでしょうか?

ほくろって何?

そもそもほくろとは何なのでしょうか?
ほくろは、皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞が集まってできたものです。

現代の美容技術の発達により病院などで切除も可能ですが、通常人体には一切害はなく、放っておいても特に問題はありません。

女性の魅力を増す魅力的な体の一部として、目の下にあるほくろを【泣きぼくろ】の愛称で呼ぶなど、私たちの生活にも意外と深く浸透している体の一部です。

ちなみに、体のある場所にできていたほくろが、年月とともに徐々に移動することもあるそうです。

そんなほくろですが、高齢者の方にとっては特に重篤な病気のサインとして現れる場合が…

その病気とは【皮膚がん】です。

何故、本来安全なはずのほくろが、皮膚がんと関係しているのでしょうか?

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かゆいのは危険信号

まず、大前提として覚えておいてもらいたいことが一つ。

【ほくろがかゆいということは普通の状態ではありません】

ほくろがかゆいということは、その時点で何らかの皮膚トラブル、あるいは皮膚病に罹っている可能性があります。

では、どういった要因でほくろがかゆくなってしまうのか。
大きく分けて

赤ほくろ

メラノーマ

の二つが考えられます。

赤ほくろ

赤ほくろは、名前の通り赤いほくろを指します。
「ほくろは黒いでしょ?」と思うかもしれませんが、実は赤いほくろも存在します。

しかもこの赤ほくろ、高齢者の方に多く発生するものなのです。

正確には、この赤いほくろには老人性血管腫という病名がついています。

紫外線を多めに浴びてしまったり、肌が白い人にも発生するのですが、老人性、というだけあって加齢に伴う発生が最も多いようです。

血管腫というと危険な病気のように思えますが、じつはこれ毛細血管が増殖しすぎてしまい皮膚の上にまで出てきてしまっているだけの状態です。

元が毛細血管なので、かきむしってしまうと出血する恐れはありますが放っておいても特に害はありません。

かゆみが止まらず、どうにかしたいという場合には皮膚科もしくは美容化を受診すれば、薬の処方やレーザーによる除去手術を受けることもできます。

ただし、高齢者の方は皮膚が若い人よりもかなり弱いので、少しかいただけで出血することも。

大きな病気ではないとはいえ、出血は出血です。

かゆいからと言ってむやみにかいてしまわないように気を付けましょう。

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メラノーマ

ほくろがかゆくて、しかも赤ほくろではない場合、皮膚がんの可能性が出てきます。

この場合、ほくろのように見えているできものは皮膚がんの一種【メラノーマ】、あるいは【悪性黒色腫】と呼ばれるものです。

メラノーマは、がんの中でも特に進行が早く、すぐに対処しなければ大変危険です。

また、転移する速度も速いため、放置しておくとあっという間に体のほかの部位に転移してしまう恐れも…

この病気は、特に高齢者の方の多く発生するものです。
男性では60代、女性では70代頃よりメラノーマによる死亡率が増加します。

さらにメラノーマは、ここ20年ほどでその発生率が2倍に膨れ上がっている恐ろしいがんなのです。

メラノーマの見分け方

メラノーマか普通のほくろかの見分け方として先ほど挙げたかゆみ以外には

  • 左右非対称の形
  • 色ムラがある(黒いところと、茶色のようなところがある等)
  • ふちがギザギザの形をしている
  • 症状の進行に伴い大きくなっていく

等があげられます。

最後の、徐々に大きくなっていくという症状で見分けるのが一番わかりやすいとは思います。

ですが、異変に気付くほど大きくなっている場合には、かなり症状が進行している可能性があります。

できるなら、色や形などから早めに異変を察知し、まずは一度皮膚科に受診してみることをお勧めします。

メラノーマの発生場所

発生場所としては、皮膚がんというだけあって皮膚のいたる所に発生する可能性があります。

しかし、その中でも特に多いのは足の裏です。
足の裏はなかなか自分では見えない場所なので、どうしても発見が遅れがちです。

足の裏を洗う時などに、時々見ておいたほうがいいかもしれません。

そのほかにも、手のひら、顔面、つめ、などに突然現れた場合には「何か変だな」と疑問を持っていただけたらと思います。

ちなみに、専門家の話では、ほくろに見えるものの直径が5~6ミリ以上にまで大きくなった場合には、それはほくろではなくメラノーマであると疑ったほうがいいそうです。

怪しいほくろを見つけたら

ほくろと一言にいっても、危険なものもあることがわかっていただけたでしょうか?
ですが、考えようによってはメラノーマは【発見しやすいがん】ともいえます。

通常のがんと違い皮膚にはっきりと症状が現れてくれるため、医学の知識が全くなくても発見することができます。

また、ヘルパーや介護士が介助をしている際に見つけることもよくあるそうです。

どんな病気も、早期発見、早期治療こそが最も大事なことです。

「こんなところにほくろあったかな?」

「なんかこのほくろ、大きくなっているような…」

等と気づいた際には、注意深く観察してみてください。

そして、上にあげたメラノーマの色や形に酷似していた場合にはすぐに一度皮膚科を受診してみてください。

受診して何も異常がなければ一安心、これで終わりです。
ですが、病院に行かなければほくろかがんかの区別すらつかず、不安な毎日を送らなければなりません。

日々を健康に、そして心穏やかに過ごすためにも、怪しいほくろを見つけたら迷わず病院へ向かいましょう!

記事の最後に、高齢者の病気に関する記事をまとめたリンクを張っておきます。
もっと病気のことを知っておきたい!!と思った方は、ぜひ活用してください。

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