肺炎の初期症状、知っていますか?

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どんな病気でも、必ず初期症状というものがあります。
はじめはそこまで重くない、軽度な症状である場合がほとんどで、ここで病気を発見できるかどうかがその後の回復具合に大きく関係してきます。

早期発見・早期受診、そして早期治療につなげるためには、病気の最初に起きる異変をしっかり理解しておき、小さな違和感も見逃さないことが重要です。

今回は、高齢者の方にとって天敵とも言える病気、肺炎の初期症状について詳しく見ていきます。

肺炎の初期症状はどんなもの?

それでは、紹介していきます。
今回は、肺炎の初期症状についてです。

身近な病気の一つである肺炎ですが、あなたはこの病気になった時、まずどのような症状が襲ってくるかご存じでしょうか。

メディアなどでも取り上げられることが増えてきた肺炎。
ですが、その恐ろしさばかりがピックアップされているように思えます。

しかし、実際に私たちが最も知るべき情報や重度になったときの苦しさよりも、そうなる前に防ぐための情報のはず。

そしてその情報こそが、病気の初期症状についてなのです!

初期段階で異変に気づき、すぐに病院へ行く事が出来れば、現代医学ならほとんどの病気は完治が可能です。

しかも、入院日数なども少なくなるため、高齢者の方たちの体への負担もきわめて少ないものとなります。

  • 早期の回復
  • 医療費の軽減
  • 病後の生活
  • 体力の回復
  • 後遺症の有無

これらは全て、早期受診につなげることで得られるメリットです。
特に肺炎は、肺というにんげんが生活していく上で欠かせない重要な器官に影響を及ぼす恐ろしい病気です。

肺炎は、高齢者の方の死因トップ3に必ず名を連ねるほど危険な病気でもあります。
是非この記事で、あなたも肺炎の最初に襲ってくる異変を理解してもらえたらなと思います。

初期症状

それでは、肺炎の初期症状について見ていきます。
肺炎とは、文字通り肺に炎症が起こっている病気です。

重症化していくと

  • 呼吸困難
  • 38度以上の高熱

等、辛い症状が襲ってきます。
そのまま肺に水が溜まっていき、高齢者の方の場合死を招く恐れもあります。

いかに重傷化を食い止めるか、ここが最も重要なポイントです。

さて、そんな肺炎ですが、初期は当然そこまでひどい症状は現れません。
具体的なものを上げていきますと、

  • 咳が出やすい
  • 少しの運動で息切れがする
  • 痰の増加
  • 痰の色の変化(黄色・赤茶色)
  • 全身を襲う倦怠感
  • 食欲不振
  • 微熱

等があります。
・・・何か気づくことはないでしょうか?

そう、肺炎の初期症状は風邪の症状と非常に酷似しているのです。
そのため、多くの方は

「風邪を引いたかな・・・」

程度にしか考えず、市販の風邪薬を飲んで治そうとします。
しかし、これでは治りません。

そもそもが風邪の菌を殺すための薬です、肺の炎症を治すことはかないません。

いつまでも長引く風邪に疑問を感じつつ、風邪薬を飲み続ける。
そんな生活を続けていくうちに徐々に肺炎が重症化、激しい咳き込みや高熱に襲われるようになります。

寝ている最中も息苦しさで目を覚まし、24時間呼吸困難に襲われる。

「これはおかしい!」

と思い病院に駆け込んだところで、ようやく重度の肺炎になっていることが発見されるのです。

重症化した肺炎は、治すまでにかなりの期間を要します。
しかも、その間静養が必要であり、病院への入院や自宅で絶対安静が言い渡されます。

場合によっては、呼吸器が必要になるほど悪化しているケースも多数報告されています。

いかに早く肺炎の兆候を掴み、病院へ駆け込むか・・・
そこが重要な理由、分かっていただけたかと思います。

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初期症状に気づいたら

さて、上記したような初期症状に気づいたらどうするべきでしょうか。
答えは簡単です、一度病院へ受診してみて下さい。

  • 「風邪かもしれないのに?」
  • 「行って違ったら恥ずかしい」

等と考える方もいるでしょう。
ですが、その心配はありません。

多くの方が肺炎と風邪の症状の違いに気づいておらず、風邪だと思って病院を受診したところ肺炎だった方も多くいます。

また、仮にただの風邪であった場合でも、病院なら市販の物より遙かに効果がある薬を処方してもらえます。

風邪も長引かせれば、それこそ肺炎に発展する危険性があります。
また、長期にわたる風邪は体力の減退に繋がるため高齢者の方にとって歓迎すべき事ではありません。

風邪も肺炎も、初期の段階で正しい治療を行えばすぐに治ります。
ですので、体調不良を感じたら、まずは一度病院へ駆け込んでみて下さい。

ただの風邪だと思い一ヶ月間我慢して、あげく肺炎一歩手前まで行ってしまった私が言うので間違えありません(笑)
ちなみに、この時は副鼻腔炎も一緒に併発する羽目になりました・・・

あなたの症状が風邪であっても肺炎であっても、まずは一度病院へ行き、お医者さんに診察してもらいましょう。

風邪なら良い薬を処方してもらえばすぐ治りますし、肺炎なら適切な治療を行うことで重症化を防ぎ早期回復が望めます。

まさに良いことづくめですね(^^)

高齢者の方の場合注意すること

さて、ここで高齢者の方の場合に注意すべき2つの点を紹介しておきます。

若い世代の方には滅多にないのですが、高齢者の方のみに頻発する二つの肺炎があるのです。
その点を詳しく見ていきます。

無熱性肺炎

まず最初に注意しておきたいのは、高齢者の方の肺炎は、通常の肺炎と異なった症状が現れる場合があると言うことです。
その一つが、ここで紹介する無熱性肺炎です。

なんと、高齢者の方の肺炎は熱が出ない場合が多々あるのです!!

無熱性肺炎

こう呼ばれているのは、文字通り熱が出ない、あるいは微熱しか出ない肺炎です。
恐ろしいのは、熱が出ず、症状がわかりにくいため本人も周りの人間も病気だと思わないことです。

  • 「夏バテかな?」
  • 「ちょっと疲れたのかも・・・」
  • 「年が年だし、食欲無くても仕方ないか」

このように捉えてしまい、家で安静にしておくことで症状が治まるのを待ってしまうのです。
当然これでは治らず症状は悪化、病院へ受診したときには重度の肺炎で肺に水が溜まっているということは多いです。

実際、この無熱性肺炎からの高齢者の死亡は、毎年かなりの数発生しています。
それだけ危険な病気なのです。

こちらの初期症状も、熱が出ない以外は通常の肺炎と変わりません。

  • 食欲不振
  • 活気がない
  • 咳が出やすい
  • 痰が絡むことが増えた
  • 息切れがする

普段元気な方がこのような症状を見せたら要注意!
年だから・・・と片付けず、一度病院を受診して下さいね。

あなたの

「受診しよう」

という判断が肺炎の重篤化を食い止め、早期治療につなげるのです。

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誤嚥性肺炎

そしてもう一つ、高齢者の方にとって忘れてはならないのが誤嚥性肺炎です。

こちらも名前がそのまま症状を現している病気で、誤嚥、つまり食べ物が間違って食道から気管の方に流れてしまった場合に起きる肺炎を指しています。

高齢者の方の場合、気管が細くなり、飲み込む力も低下します。
その結果、食べ物が誤って気管に流れることが急増、そのままむせが生じてしまいます。

このむせ混みが肺炎を引き起こしているのです。
むせた際、唾液や食べ物に含まれている細菌が、なんと肺の中に侵入してしまうのです!

この細菌によって引き起こされてしまう肺炎のことを、誤嚥性肺炎と言います。
これを防ぐには

  1. ゆっくり良く噛んで食べる
  2. 少量ずつ口に入れる
  3. 食べながらの会話は控える
  4. 姿勢を正して食事を行う

の4つが有効です。
これは高齢者の方だけでなく、介護士の方たちも気をつけるべき事です。

「早く介助を終わらせたい」

この思いから、大量のご飯を一度に口に入れしまってはいないでしょうか?
焦りがあなたの目を曇らせ、介助の質を落とすことに繋がってしまいます。

そして、急ぐ余り口に詰め込みすぎてしまい高齢者の方がむせ、そこから肺炎を起こす・・・
実はこれ、介護施設内の高齢者の方たちが誤嚥性肺炎を引き起こすパターンの一つなんです。

  • 早く仕事を終えたい
  • 介助する人がまだまだ沢山いる

同じ介護士としてその気持ち、痛いほど分かります。
ですが、それはあなた個人の感情であり、高齢者の方には何も関係の無いことです。

あなたの感情一つで、高齢者の方の体調を壊すような介助をしてはいけません。
誤嚥性肺炎は

  • 高齢者
  • 介護士

双方が食事に注意することでしか防げません。
しっかり意識して、ゆっくり安全な食事を行うよう心がけましょう。

肺炎とインフルエンザの関係は?

実は、肺炎とインフルエンザには深い関連があるとされています。
インフルエンザを発症し、そのまま肺炎を併発してしまう方は少なくありません。

特に多いのは

  • 幼児
  • 高齢者

の世代です。
力が低く、免疫力も低い子供や高齢者の方は、インフルエンザによって体力が低下するとそのまま肺炎になってしまうのです。

具体的な流れとしては

  1. インフルエンザウイルスに感染・発症
  2. 気管支炎を併発
  3. 免疫力や体力が低下
  4. 体内の防衛システムが上手く働かなくなる
  5. 肺に細菌が侵入、肺炎を引き起こす
  6. 体力が落ちているためすぐに重症化してしまう
  7. 入院、最悪の場合死亡に繋がる

と言った流れです。
インフルエンザウイルスが肺に侵入し、そのまま肺炎を引き起こすケースもあります。

このような細菌やウイルスの侵入が原因で発症する肺炎をウイルス性肺炎と言います。

  • 激しい咳
  • 血が混じった痰
  • 高熱
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 嘔吐

が主な症状とされています。

通常、インフルエンザは一週間ほどで症状が治まります。
ですので、一週間経っても上記のような症状が起きている場合には、インフルエンザウイルスが原因で肺炎を発症したと考えるべきです。

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予防方法

最後に、肺炎の予防方法について見ていきます。

初期症状を見極め、早期受診につなげることが重要なのはここまで何度も説明してきました。
ですが、そもそも肺炎にならないというのがもっと重要なことではありますよね(^^)

そこで大事なのが予防です。
肺炎にならないようにするためには、一体どこに気を使う必要があるのでしょうか。

具体的な物をいくつか紹介していきますと

  • うがい・手洗い
  • 適度な運動
  • 歯磨き
  • マスクの着用
  • 禁煙

です。
なんだか、どれも健康を意識する上で当たり前のことのように思えますね(^_^;)

ですが、肺炎予防にはその当たり前こそが最も重要なのです。

手洗いうがいやウイルスの体内への侵入を防ぐためには欠かせない行為です。
また、歯磨きも口腔内に残っているウイルスを除去し、誤嚥した際などに肺にウイルスが侵入しない働きがあります。

マスクの着用は、特にインフルエンザなど肺炎に直接繋がる病気の予防です。

  • 風邪
  • インフルエンザ

この二つは、肺炎に発展する危険性が極めて高い病気です。
冬時期や人混みの中に行く際は、マスクの着用を行うのが無難です。

そして適度な運動は、体力の維持向上を助けてくれます。
体力は、ウイルスが体内に侵入した際にも負けない体作りには必要不可欠です。

体力が低下していると、ほんの少しウイルスが侵入しただけでも重度の肺炎を引き起こしかねません。
普段から散歩などを行い、体力の維持向上に努めましょう。

また、運動することで体内のウイルスに対抗する力=免疫力も高まります。
免疫力があれば、多少ウイルスが侵入しても病気になりませんし、仮に病気になっても症状の重篤化を食い止めることが可能です。

しっかり運動を行い、病気を食い止めましょう。

最後に禁煙ですが、これは絶対に行って下さい。
肺炎、つまり肺の病気な訳ですから喫煙は絶対に良い効果を及ぼしません。

肺の機能が落ちるため、ウイルスを体外に吐き出す力も落ち、細菌が体内に侵入しやすくなってしまいます。

タバコが好きな方にとっては辛いかもしれませんが、肺炎の予防や治療を考える際には、まず第一に禁煙から始めていく必要があります。

早期発見・早期受診につなげよう!

いかがだったでしょうか?
今回は肺炎の初期症状について色々とみていきました。

また、高齢者の方に多い肺炎、その中でも特に危険視されている

  • 無熱性肺炎
  • 誤嚥性肺炎

についても紹介していきました。

初期と言うだけあって、基本的に最初に現れる症状はどれもそれほど目立つ物ではありません。

「疲れかな」

と見過ごしてしまうことも多いです。
しかし、この時に異常を察知して、すぐに受診していれば病気をすぐに発見でき、早期の治療も可能です。

肺炎の初期症状を見極めることは、そのまま早期受診・早期発見・早期治療に繋がります。

少しでも早く病気を治すため、初期症状という体が発する小さなサインに、早く気づいてあげて下さいね(^^)

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