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高齢者は頑固だというイメージが強いですよね。
ですがその頑固さ、本当に性格のせいでしょうか?

もしかしたら、病気なのかもしれません・・・

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高齢者は頑固?

うちのおじいちゃん頭が固くて!

うちの旦那、年を取ってから頑固で困ってるんです・・・

お家でよく聞く言葉ですよね。
一般的なイメージとして、

  • 高齢者=頑固
  • 年を取ると頑固になっていく

というものが言われています。
思い当たる方も多いのではないでしょうか?

確かに、これは昔から言われている事です。
高齢者の方は、長い人生経験の中で、自分なりの考え方が確立しています。

そのため、

これが正しい!

と思うと、人によっては、とにかく自分の意見を押し通そうとします。
その姿が、頑固に見えるのかもしれません。

また、医学的な観点から見ると、脳の老化に伴い情報もインプットが難しくなっていきます。
新しい情報が、段々と入りにくくなっていくのです。

そのため、話し合いの場などで新しい意見が出た時に、柔軟に新たな意見を取り入れることができない場合があります。

新しい情報を吸収するのは、私たちが思っている以上に脳は疲労します。
高齢者の方は、この脳の疲労を避けるために新しい情報を受け入れるのではなく、もともと持っている自分の意見を正しいと考える事があるそうです。

頑固は性格?

一方で、

あの人の頑固さは昔から!

という高齢者の方もいると思います。

高齢者の方の頑固さは性格だという意見も多いです。
これは、頑固というよりも自分の意見をしっかりと持っていることからそう見える事のほうが多いみたいです。

私たちは、良くも悪くも周りの意見を受け入れ、場を荒立てることを嫌う傾向にあります。
そのため、話し合いなどでもめた場合には

じゃあ、そちらの意見を採用しましょう

私もそうだと思っていたんです

等のように相手の意見を受け入れます。
特にもめ事を嫌う現代人に多い傾向と言えます。

しかし、高齢者の方達は長い人生経験の中で意見の対立には慣れっこです。
また、意見を戦わせることでこそよりよい意見が生まれていくという事実も実経験から知っているのでしょう。

そのため、今でいう『場の空気を読む』といったことはせず、最後まで自分の意見を貫き通そうとするのです
この姿が理解できない人からすれば、高齢者の方の態度は頑固そのものに見えてしまうようです。

ここまで述べてきたのは、高齢者の頑固さが老化、あるいはもともとの性格によるものだとした時の意見です。
では、ここからは別の視点から頑固さを見ていきたいと思います。

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頑固は病気の傾向!?

性格による頑固さは、日常生活において大きな問題はありません。
色々な性格の人があふれているこの社会です。頑固さも一つの個性であり、それをいい点と取るか悪い点ととらえるかは人それぞれでしょう。

ですが、もし高齢者の方が急に頑固になったなら要注意!!

それは、性格からくるものではなく、病気の初期症状と言えるかもしれません・・・

うつ病からくる頑固さ

うつ病の方に当てはまる特徴の一つに頑固さがあります。
何か一つのことに執着したり、自分の意見を曲げない、といった傾向が強くなって来たらもしかしたらうつ病の初期状態かもしれません。

高齢者の方のうつ病といえば、老人性うつ病が一般的で、その症状は体の不調の訴えなどから始まります。
他にも、記憶力の低下を訴えることがあります。

こういった症状は高齢者に多いうつ病として徐々に知られるようにはなっていますが、一方で高齢者の方も普通のうつ病になりえることは忘れられがちです。

『最近頑固になってきた』は、もしかしたら、うつ病のサインかもしれません。

脳の病気からくる頑固さ

急に人が変わったように頑固になった、という場合にはさらに要注意!
急激な性格の変化は、病気により起こっている可能性が極めて高いです。

例えば、脳が内出血を起こしている状態の慢性硬膜下血腫や、脳にできものができた状態の脳腫瘍。
これらは、性格を構成している脳に影響を及ぼす大変危険な病気です。

そのため、とても穏やかだった人が、急に頑固で人の話に一切耳を貸さなくなったなどの大きな性格の変化が生じた沢山の事例が報告されています。

肝硬変による性格の変化

なんと!脳への影響が一切なさそうな肝臓の病気も、頑固な性格を構成する要因になっている場合が・・・

肝臓は体内のろ過機関ともいうべき大事な臓器です。
アルコールなどの体に毒となる物質を解毒し、体に無害なものへと変換してくれるのです。

しかし、肝硬変になると、大事な肝臓の機能も低下してしまいます。
そのため、本来無害な物質となるはずのものが、解毒しきれず体内に残ってしまうことも。

アンモニアもその一つで、本来はおしっことともに体外に放出されるはずが解毒できず体内に。
すると、そのまま血流にのり、最後には脳まで到達してしまうのです。

アンモニアの毒が脳に回ってしまうと、脳は正常な働きができません。
そのせいで、普段では考えられないような性格の変化(頑固になる、急に怒り出す、攻撃的になる等)が発生してしまうのです。

頑固を年のせいにしないで

いかがだったでしょうか?
今回は、頑固さは性格か、それとも病気によるものなのかという記事を紹介させてもらいました。

年を取ると、人間が必ず頑固になるというのは迷信です。
脳の老化に伴い、そういった傾向にあるのは事実ですが、全員に当てはまるわけではありません。

三つ子の魂百まで、という言葉があります。
いくら年を重ねても、急激に性格が変化したり、頑固になったりすることはまずありません。

急激な性格の変化、頑固になって人の話を聞かなくなった・・・
これらは、もしかしたらその方の発している病気のサインかもしれません。

高齢者だから仕方ない

と見過ごさず、是非一度病院に受診してみてくださいね。

記事の最後に、高齢者の病気に関する記事をまとめたリンクを張っておきます。
もっと病気のことを知っておきたい!!と思った方は、ぜひ活用してください。

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