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高齢者の大敵【脱水】

高齢者は、年齢による身体機能の衰えからどうしても状態管理に気を付ける必要が出てきます。
その中でも、特に注意してほしいのは『脱水』です。

今回は、なぜ高齢者が脱水に気を付けなければならないのかについて書いていきます。

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【若い人よりも水分量が少ない】

一般に、人間の体の約3分の2が水分であると言われています。
ですが、実はこれは若い人たちのことを指すものであって、高齢者の場合は異なります。

なんと、60歳を超えると、体内の水分量はおよそ50%、つまり体の2分の1程度しか水分がない状態となります。

当然、水分量が少ない分若いころよりも脱水状態にはなりやすくなります。

しかし、若いころの考え方が抜けず、ついつい水分を取り忘れて…というのが高齢者の脱水に多い事例と言えます。

【腎機能の低下】

高齢者の方からよく「最近トイレが近くなった」というセリフを聞いたことがないでしょうか?
実はこれ、腎機能の低下が大きな原因の一つなのです。

腎臓は、人間の臓器の中でも特に重要な働きをしているものの一つです。

その働きとして、体にたまった毒素や老廃物を、尿と一緒に体外へと排出してくれる役割を果たしてくれています。

しかし、高齢になるにつれ、徐々にその大事な腎臓の働きも鈍ってきてしまい、一度に排出する毒素や老廃物の量が減少します。

体は、残った老廃物を何とか排出しようとします。
腎機能の低下を補うため体が頑張った結果として、尿の回数が増えていくのです。

【感覚機能の低下】

腎機能に限らず、高齢になると体のあらゆる機能が多かれ少なかれ低下するのが一般的です。
老化に伴って低下する機能の一つに、感覚機能があります。

感覚機能とは、大雑把に言えば自分の体調の変化に気づく能力です。
これが低下することで、ケガや病気など自分の体に何かあった時でも気づくのが遅れてしまうのです。

これにより、高齢者の方は自身の体に水分が不足していることに気づきにくくなります。
つまり、のどが渇いているのに気づかないのです。

これは、自分自身で気を付ける、あるいは周りの人が意識して水分摂取を促すしか対処法はないのかもしれません。

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【緑茶】

意外に思うかもしれませんが、緑茶にはかなりの利尿作用があります。

緑茶をよく飲む方は、それ以外の飲み物を飲んでいる方に比べると、どうしても尿の排出量が増えてしまいます。

その、結果として水分を取っているにもかかわらず脱水になってしまうことがあるのです。

高齢者の方で、水分補給として緑茶を飲んでいる方がいるかもしれません。
しかし、その水分補給が結果として脱水を引き起こしてしまう可能性があるのです。

【我慢する】

これは特に介護などを受けている方に多いのですが、高齢者の方の中には「自分は迷惑をかけているから」と思い、自分の思っていることを言わない人がいます。

そのため、本当はのどが渇いているのに、介護者に対してその事を伝えず、結果として重度の脱水になるまで発見が遅れてしまう…ということが多々あります。

特に、戦前戦後の厳しい時代を暮らしてきた方たちは我慢するということが習慣となってしまっている方も少なくありません。

そのため、自分が多少体調を悪かったとしても「これくらい大丈夫」と耐えようとしてしまうのです

【のどが渇く前に水分を】

いかがだったでしょうか?
『脱水』と一言で言っても、その原因は様々です。
また、高齢者の方の体調はとても繊細です。

普段通りに水分を取っていても、何かの拍子に脱水になってしまうことは少なくありません。

これを防ぐ一番いい方法は『こまめな水分補給』につきます。

一般的に、のどが渇いてから水分を取ったのでは遅いと言われています。
特に、感覚機能が衰えている高齢者にとって、のどが渇くと感じた時点でかなりの脱水状態である可能性があります。

そうなる前に、こまめな水分補給で元気を補充してくださいね。

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