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男性介護士とは

文字通り、男性の介護士のことを指します。

最近は男性の介護士も社会的に十分に認知されており、周りから偏見の目で見られることはほとんどありません。

女性がほとんどを占める業種だけに、男性介護士は施設でも大変重宝されている場合もあります。
力仕事や行事の準備、背が高いから助かる、などの意見も多く職場に自然に溶け込める場合がほとんどです。

ですが、男性介護士には様々な問題や将来についての不安が常に付きまとっているのも事実です。

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男性介護士の現実

職場では

上でも述べたように、男性にしかできないことも多く、職場でも役立てる場面は多いです。
介護に関しては技術でカバーできる部分もありますが、やはりどんな職種であれ力仕事が多いのも事実ですので、そういった意味では大きな戦力と言えます。

また、お祭りやおみこし等の地域の行事にも参加して、地域交流を深めるのにも一役買っている施設も多いようです。

ですが、当然男性ならではの問題点も出てきます。

まずは、異性への介護。
特に60~70代の利用者の方に多いのですが、

「男性に体を触れられたくない」

「裸を見られるのは恥ずかしい」

などの声はよく聞かれるため、そういった場合には女性のスタッフと変わるなどして他の仕事をこなす必要があります。

中には、「なんで男性がいるの!?」などと言って怒り出す方もいるため、そういった利用者に毎日会うことがストレスとなり、精神的なダメージを積み重ねてしまう場合もあります。

また、福祉の世界は女性社会であることが多く、その独特の社会に馴染むことができず、仕事をやめてしまうというかとも少なからずいるようです。

給与・将来性

しかし、上記のような問題をしっかりと施設や周りがカバーすれば、仕事を続けていくことはそう難しくはありません。

ですが、将来性はどうでしょうか?

介護施設などでは、その性質上どうしても出世できる人間はごく一部です。

一般的に介護士の出世・昇進は

  • フロアリーダー・ユニットリーダー
  • 介護主任
  • ケアマネージャー
  • 事務長

といったところです。

介護主任やケアマネージャーになれば自分の裁量が増え仕事が楽しくなってくるとともに、給与も増え生活も安定すると言われています。

ですが、フロアリーダーやユニットリーダーは違います。

施設によって違いますが、多くの場合これらは名称のみであり、業務は増えたのに給与や待遇はほとんど変わらないといったこともあります。

しかし、施設に1~2人程度いればいい介護主任・ケアマネージャー・事務長になるのは大変難しく、実力はもちろんですが、ポストが開くかどうかの運に左右される場合も大きいです。

施設を運営する法人や企業が大きい場合には、施設が展開していきグループホーム責任者、ケアハウス管理人(施設長)などのポストが増えますが、それでもわずかの椅子を大勢の職員で争うことには変わりありません。

その結果得られる給与を考えると、介護士としての出世はあまりに狭く、過酷な関門と言えるでしょう。

年収

男性介護士の平均年収は約330万円前後と言われています。
平均500~600万円と言われている他職種の平均年収と比べると、お世辞にも高い数字とは言えませんね。

当然、この数字はあくまで平均です。
資格手当などで前後しますので、資格をしっかりと給与に反映してくれる施設では、この額よりも数十万程上となる場合もあります。

しかし、逆に資格についてほとんど評価してくれず、夜勤もあまり入れないとなると300万円以下になる場合も多々あります。

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結婚は?

男性介護士の結婚についてよく取り上げられていますが、結婚自体はそれほど難しくないのではないでしょうか?

サービス残業などでほとんど自宅へ帰れない業種などかある中で、介護職だけが特別過酷な職場環境というわけではありません。

給与に関しては安いのは事実ですが、共働きをすれば普通に生活して幾分には十分ではないでしょうか。

いたずらに男性介護士は結婚できない、などという悪質な情報が出回っていますが、そこまで深刻に考える必要はないかと考えます。

生活に不安を感じるならば、資格を取得し、研修の講師などをすることをお勧めします。
研修にもよりますが、そのほとんどがかなり報酬はよく、例えばユニットリーダー研修では、一日の講師役で10万円前後の臨時収入が入るほどです。

終わりに

男性介護士が、今後どうなっていくのかはっきりとしたことはわかりません。

現在の政治の流れで行けば介護業界をもっと待遇をよくしてくれるようにも思えますが、それは不確実ですし、何より待遇が改善されるのはずっと先の話でしょう。

次の世代の介護士の方はそれでいいかもしれませんが、今働いている私たちはそれでは間に合いません。

私たち男性介護士がするべきことは、

  • 自分たちの主張を声に出していく
  • 内職・講演などで臨時収入を得る

ではないでしょうか?

どんなに現実に腹を立てても声に出さない限りは決して届きません。
署名を集めてもいいですし、ブログを立ち上げそういった声を世間に届けるのもありと思います。

方法を見つけ出し、自分たちの意見を国に届けていきましょう。

そして、この仕事を選んだのは、経緯はどうあれ私たちです。
今自分で選んだこの業種で働いている私たちが、給与の少なさや待遇面で不満を言うことは間違っていますし、何の解決にもつながりません。

もし生活や給与に不満があるなら、この状況をどうすれば改善できるのか、それについて考え、実行していくことこそが今求めれ荒れうことなのではないでしょうか?

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