足の付け根が

ある日ふと気づくと、足の付け根にしこりができている。
しかも、そのしこりがなんだか痛い・・・

原因はいったい何でしょうか?
7つの病気から、あなたのしこりの痛みの原因を探っていきます。

足の付け根にしこりが・・・

ある日足の付け根が痛むから見てみると、今までなかったはずのしこりが。
しかも、服や下着に触れるとかなり痛い・・・

こんな経験、皆さんもあるでしょうか?

足の付け根という場所が場所だけに、少し恥ずかしいという思いから病院に行くのを渋る人も多いかと思います。
また、

しこりは放っておけば消える?

という根拠のない思い込みで放置している方も意外と多いそうです。
ですが、何らかの病気が原因で発生したしこりはその病気が治るまでは決して消えることはありません。

病気を治すためには、まずはどんな病気なのか見つけることから入る必要があります。
そこで今回は、あなたを悩ます足の付け根のしこり。その原因を探っていきます。

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そもそもしこりって?

そもそも、しこりって何か皆さんっご存知ですか?
多くの方は、体にできた皮膚の下にある塊がしこりだとは知っていても、それが何なのかはご存じないと思います。

しこりは、今回紹介する足の付け根はもちろん、首や胸、耳たぶなどできる場所を選びません。
その正体は、私たち自身の体の一部なんです。

何らかの要因で私たちの筋肉や皮下組織が一部分だけ固くなってしまった状態をしこりと呼びます。

皮膚の一部が不自然に膨れ上がり、痛みが伴うこともあります。
そのため、基本的にしこりができるとすぐに気づく方が多いようです。

ただ、何が原因であっても見た目は同じしこりです。
そのため、病院などで医者に触診してもらわないと、仮に病気により発生したものであっても自分ではわからないのです。

しこりが痛む理由は病気?原因7つ紹介

今回紹介するのは、足の付け根にしこりができた際に考えられる病気についてです。

当然ですが、どんな病気でもしこりができるわけではありません。
足のしこりの原因は、そのほとんどがこれから紹介する7つの病気によるものだと考えれます。

そこで、あなたのしこりがどんな病気によるものなのかについて、一つずつ原因を詳しく見ていきたいと思います。

リンパ節の炎症

足の付け根には、首やわきの下などと同じようにリンパ腺が集まっています。
このリンパ腺がたくさん集まったものをリンパ節と呼びます。

リンパ節には、

  • 古い細胞や老廃物などをろ過してくれるリンパ液
  • 細菌やウイルスに対抗するための抗体を作り出してくれるリンパ球

の二つがあります。

このリンパ節、ウイルスや細菌感染により腫れあがることが結構あるんです。
これは、体内にあるリンパ球がウイルスを倒そうとして頑張っている証拠なので、何ら問題はありません。

ただし、足の付け根にできた場合には足のケガによる細菌感染が理由と考えられ、この場合はけがの痛みがそのまましこりの痛みとして感じることもあるようです。

腫れが小さい場合や、熱を持っていなければウイルス撃退とともに徐々に小さくなりそのうち自然に消えてしまいます。
ただし、しこりが徐々に大きくなっていく場合や熱を持っている場合は、悪性リンパ腫など危険な病気によるものだと考え得られるので要注意です。

悪性リンパ腫

今説明しましたように、通常痛みのないしこりが熱を持ち、徐々に大きくなっていく場合には悪性リンパ腫が原因と考えられます。

悪性リンパ腫は、細菌を倒すため頑張ってくれているリンパ球が何らかの要因でがんに変わってしまう恐ろしい病気です。
恐ろしいことに、悪性リンパ腫でできるしこりは痛みを伴わないことが多々あります。

そのため、ただのしこりと勘違いしてしまいがちです。
判断のポイントとしては、

  • しこりが急激に大きくなる
  • しこりの成長に伴い熱や痛みを持つようになる

この2点です。
これらの症状が見られたら悪性リンパ腫である可能性が出てきますので、一度病院で診てもらうことをおすすめします。

また、悪性リンパ腫の場合、

  • 体重減少
  • 体に付きまとう疲労感や倦怠感
  • 全身のかゆみ

などもその特徴の一つです。
これらの症状が見られた時点で病気がかなり進行している可能性があり、一刻も早い病院受診が必要となります。

脂肪腫

脂肪腫は、脂肪細胞からできた良性の腫瘍です。
わかりやすく言えば・・・脂肪の塊です。

おなかにつくと嫌な脂肪の塊ですが、足の付け根にできた場合には体への害は一切ありません。
なぜ脂肪がしこりとなって表れるのか、実はその詳しい原因はいまだ解明されてはいません。

ただ、40代~50代の女性に特によく見られる症状だということは明らかになっています。
痛みはなく、これにより何らかの体への不具合が生じるといったこともまずありません。

目立つ場所にできてしまった場合は手術で除去することも可能ですが、そうでないならば様子を見ておいても大丈夫です。

もし痛みが発生した場合には悪性リンパ腫へと変わった可能性がありますので、その場合はやはり一度病院へ受診することをおすすめします。

粉瘤

粉瘤(ふんりゅう)とは、脂肪腫と同じく良性の腫瘍で別名『表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)』と呼ばれています。
特に足の付け根にできやすいようです。

私たちの体は毎日細胞分裂を繰り返していて、皮膚も垢となってとれているのです。

粉瘤とは、この垢が表皮にできた袋の中に溜まって膨らんだ状態のことを指します。

時間の経過、すなわち体から出た垢が袋の中にたまっていくと徐々に大きくなっていきます。
ですが、基本的に健康面に被害は一切ありません。

しかし、何らかの原因でこの粉瘤が炎症を起こしたり細菌に感染してしまった場合には赤く膨れ上がり、痛みとともに膿が出てくるようになります。

元が垢ということもあり、匂いはかなりきついです。
しかも、大きくなることはあっても小さくなることはないので、気になる方は切除手術を行う必要があります。

粉瘤は他のしこりと違って一目で区別がつきます。
というのも、粉瘤の場合しこりの中心にへそと呼ばれる黒い入口のようなものがあるからです。

ちなみに、入口があるからと言って自分で中の垢を出そうとしてはいけません。
無理に出そうとしてしまった場合にはそこから細菌が入り込み炎症を起こしてしまうことも。

また、運よく炎症がなく垢を排出できたとしても、袋がなくなったわけではありません。
いずれその袋の中に垢が溜まっていき、再び粉瘤が出来てしまいます。

粉瘤を発見した際には自分で処理するのではなく、医療機関にて適切な処置を施してもらうことをおすすめします。

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股関節炎

当然ですが、しこりができる可能性は子供にもあります。
この股関節炎は特に子供がなりやすい病気です。

  • 子供がありの痛みを訴えてきた
  • 歩き方が極端ながに股になっている
  • カニのように横歩きをしている

これらの場合、股関節炎による足のしこりが原因と考えられます。
特に子供の場合は痛みを訴えることができても、具体的に説明することはまだ難しいです。

まして出血などがないため、語彙の少ない子供たちではしこりをどう表現したらいいのかわからないことも・・・

子供の足の付け根にしこりがある、あるいは今日書いたような異変を感じたら股関節炎かもしれません。

子供の身を守れるのは親だけです。
普段からしっかりと様子を観察し、変化があればすぐに病院へ連れていきましょう。

鼠径ヘルニア

脱腸という名前のほうが聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
本来はお腹の中にある腹膜や腸が飛び出てしまい、足の付け根の筋膜の隙間から出てきてしまう病気です。

立ち上がったり、おなかに力を入れた時など発生してしまいます。

この鼠径ヘルニア、実は患者の約8割が男性です。
特に50~60代の中高年がなりやすい病気と言われていますが、女性の場合には20~30代といった若い世代に多いのが特徴として挙げられます。

鼠径ヘルニアは手術を行うしか治療法がなく、自然治癒することはないです。

ですが、軽傷時の場合足の付け根にできるしこりは柔らかく、寝転がっていると自然に引っ込んでしまうため、ついつい放置してしまう人も多いのだとか。

このしこりが硬くなり、押しても戻ることがなくなったときは要注意!!
すでにかなり重症で、下手をすると命にかかわることに・・・

そうなる前に、すぐに病院へ駆け込みましょう。

梅毒

性病の一つである梅毒。
この梅毒の初期症状でも足の付け根にしこりができる場合があります。

ただし、梅毒によるしこりはおよそ2~3週間ほどできれいさっぱり消えてしまうことがほとんどです。
もし心当たりのある方、すぐに病院へ行ってみてもらうのがいいでしょう。

しこりが突然できて、突然消えたら要注意です。

自己判断はNGです

いかがだったでしょうか?
今回は、足の付け根にできるしこりと痛みの有無・その原因となる7つの病気について紹介していきました。

見ていただきましたように、ほぼすべてのしこりはどの病気によるものなのか自分で判断することはできません。
また、鼠径ヘルニアのように危険だと判断できたとしても、やはり医療機関で処置してもらう必要があります。

時折、痛みがあるしこり=病気という情報を見聞きしますが、これも間違えです。

しこりが伴う中でも最も危険な病気の一つである悪性リンパ腫において痛みがない以上、痛いかどうかだけを判断基準にするのはあまりにも危険です。

私は、不安なら必ず病院に行くべきだと思います。

最初に書きましたように、足の付け根という部位もあり、病院に行くのはやや恥ずかしく感じてしまう人もいるかもしれません。
思春期の学生さんなどはなおさらでしょう。

ですが、体に普段とは違う現象が起きているということは、かなりの確率で体に異変が起きているのです。
いわば、しこりはあなたの体が発しているSOSのサインなのです。

そのサインに一番最初に気づけるのは、ほかならぬ自分自身です。

  • しこりなどで病院に行くのは面倒
  • こんなとこみられるのは恥ずかしい
  • 病院ってお金がかかるし・・・

どの気持ちも、わかります。
私自身、病院に行くことを以前は面倒だと思い、体のSOS信号に気づいていながらも無視していました。

結果は・・・普通の椅子に座れなくなる今の状態を招くことになりました。

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私は、ほかの人に自分と同じような経験をしてほしくないです。
どんな病気であれ、早期発見さえできれば今の医療技術ならば治療できる可能性はかなり高いです。

ほんの少しの勇気と医療費と行動力で健康を買えるのです。
どうか、自分の体の発しているしこりというサイン、見落とさないでくださいね。

最後に、病気に関するこれまでの記事をまとめたものを紹介しています。
病気を予防するには、まずその病気を理解することから始まります。

この記事でぜひ様々な病気についての知識を身に着けてくださいね。

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